保育士の苦労、大変さ(体験談)

保育士の苦労とは?

保育士という仕事にどんな印象を持っていますか?

子どもと遊んで楽しそう。子どもが好きなら誰にでもできそう。などという声が聞こえてきそうですが、どんな仕事でも、良いことばかりではありません。

保育士の苦労・デメリットなど、シビアではありますがお話ししていきます。

待遇があまり良くない

まず、誰もが気になる給料ですが、一言でいうと「安い」です。地域や保育園、年数などにより多少の差はありますが、だいたい手取りにすると10万〜14万くらいではないかと思います。

その割に仕事が多く、持ち帰りの仕事やサービス残業が毎日のように山積みです。

休暇の面ではあまり休みが取れないのが現状です。

夏休みは園により異なりますが、1週間も取れないと思います。年末年始は3、4日でほとんど休むことができないため、旅行等は諦めていました。

人間関係での苦労

保育園=女の世界です。これがなかなかの厄介なところでもあります。聞く話によると、派閥がある園が多いようです。

上手く上司や同期の保育士と付き合わないと、仕事上でも不都合な点が出てきます。

私の友人は上司と上手く付き合うことができず、仕事の流れやその日の連絡事項等教えてもらえずにとても困ったということを言っていました。

必ずしもこのようなことがあるわけではありませんが、女の世界というものは何かしらあるものです。

おしゃれができない

他には身だしなみ等です。やっぱり、若いうちは髪の毛やネイル、化粧などは気になりますよね。保育士はあまりネイルや化粧等はできません。

子ども第一の仕事になるため、装飾品は邪魔になったり、傷つける可能性もあります。カラーやパーマ等、周りから見てのイメージも重要になります。これらを全面禁止している保育園もあるほどです。

このような点から見ても楽しいだけの仕事ではないということがわかっていただけたでしょうか。それでも、子どもが好きでこんな苦労なんて全然平気!!という人には保育士はぴったりの仕事だと思います。