俳優・女優の語学力・英語力

求められる語学力

昔は、俳優や女優に語学力が必要だとは考えられていませんでした。きちんとした日本語さえ話せれば、仕事をする上で特別に困ることはなかったのです。

しかし、近年ではグローバル化が進み、演劇の世界においても他国と共同で作品を作ったり世界中から作品を集める授賞式を行ったりすることが珍しくありません。

こうした場では、役者も日本語以外の言葉で演じたりスピーチをしたりということが求められるようになります。

そこで、最近では世界で活躍するチャンスをつかむために語学力を磨こうと努力している俳優や女優も多いようです。

語学力と言っても、何カ国語も話せるようになる必要はありません。やはり世界中どこに行っても話せる人が多い「英語」ができるようになれば、ある程度のコミュニケーションを取ることが可能だからです。

読み書きする能力よりも圧倒的に聞く能力や話す能力のほうが求められるので、英語のヒアリングやスピーキングに力を入れるのが一般的です。

英語を習得するために

俳優や女優の学歴はさまざまです。難関大学を出ている人もいれば、子どものころから子役をしていて小学校や中学校も欠席が多かったという人もいます。

学校で英語を習得できた人は良いのですが、まったく勉強できなかったという人は、仕事の傍らでしっかり勉強をしなければいけません。

学習の方法としては、語学学校に通う、語学の家庭教師をつける、オンライン上の語学のレッスンを受ける、などの選択肢があります。

テキストを買って独学で勉強する方法もありますが、発音を身につけるためには、できるだけ第三者に聞いてもらったほうがよいでしょう。

また、まれにではありますが、語学習得を目標に掲げて、短期間の海外留学をする人もいます。

海外留学をするためにはしばらく仕事を休まなければいけないので、スケジュールの調整が大変です。

しかし、本格的な海外進出をめざしている役者にとっては、ステップアップのための大切な一歩になることもあるようです。