【2021年版】モデルの仕事内容・なり方・年収・資格などを解説

「モデル」とは

ファッション雑誌やショーなどで被写体となり、商品を身につけてその魅力をアピールする。

モデルとは、ヘアメイクの雑誌やジュエリーのカタログ、ファッションショーなどで被写体となり、商品を身につけて、その魅力をアピールする役割を担う人のことです。

オーディションでの合格やスカウトなどを経てモデルとなり、芸能事務所やファッション雑誌の専属モデルとなったり、ショーに出演したりします。

手や脚などの「パーツモデル」として活躍する人もいます。

常に人から見られ、人気や知名度が重視される厳しい世界ですが、流行の最先端を追いかけることができたり、さまざまな人との出会いがあったりと、モデルならではの魅力もたくさんあります。

近年では、一般の学生やOLがモデルとして誌面に登場する「読者モデル」が注目を集めており、憧れる人が増えています。

「モデル」の仕事紹介

モデルの仕事内容

企業の広告塔として、商品やサービスをアピールする

モデルとは、企業の商品やサービスの広告塔として活躍する職業です。

一般的によく知られているのが「ファッションモデル」で、ファッション誌やファッションショーなどにおいて、企業がPRしたい商品を身につけてその魅力をアピールします。

企業側は、各ブランドや商品イメージに合ったモデルに仕事を依頼し、効果的な伝え方ができるようにデザイナーやカメラマンなどと相談しながら、世界観を作り上げていきます。

ファッションモデル以外にも、身体の一部分(手・脚・目など)をアピールする「パーツモデル」、美術家が絵画を描くときにポーズをとる「絵画モデル」、学生や会社員として働きながら雑誌などの撮影に参加する人は「読者モデル」などがいます。

知名度向上、プロポーションを保つための努力が必要

モデルの多くは会社員として働くのではなく、個人の名前を全面に出して仕事をしていきます。

このため、仕事を続けていくには人気や知名度を高める必要があり、多くのモデルは個性を磨いたり、SNSなどで積極的に情報発信をしたりしてファン獲得に努めています。

美しいプロポーションや肌、髪の毛を保つための日々も地道な努力も欠かせません。

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モデルになるには

モデル事務所に応募やオーディション受験など、さまざまな道が

モデルになるにはさまざまな方法がありますが、そのひとつがタレント事務所に「スカウト」されることです。

輝く個性や美貌が光る人であれば、街を歩いているだけで声をかけられる可能性があります。

しかし、スカウトを待つ方法は運任せの側面があるため、主体的に行動することも重要です。

たとえばモデル事務所に応募し、面接などの試験を受けて合格すれば、その事務所の所属モデルになる道が開けます。

このほか、ファッション雑誌などで開催される「モデルグランプリ」や「専属モデルオーディション」を受け、受賞を目指してデビューする道もあります。

モデルに求められるものは?

人前に立つモデルには、身長や体型などのスタイルをはじめ、髪の毛や歯、口元、顔立ち、肌の美しさなど、それなりの容姿が求められるのは事実です。

しかし、それらに加えて、人を惹きつける人間性や個性、内面から出る魅力も必要とされます。

また、モデルは自分一人だけで仕事をすることはなく、事務所のスタッフ、撮影現場のカメラマン、クライアントなど、多くの人と関わりながら働きます。

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モデルの学校・学費

モデル養成スクールで基礎的なスキルを身につけられる

モデルになるために、特別な資格を取得したり、専門的な学校で学んだりする必要はありません。

人目を引くルックスや個性があって、チャンスを掴むことができれば、未経験者が突然モデルデビューすることもあり得ます。

ただし、運任せだけではなかなか成功できない厳しい世界であるため、主体的にモデルになれる可能性を高めていく努力も必要といえるでしょう。

モデルとしての基礎的なスキル(ポージング、ウォーキングなど)を身につけられる場が、モデル養成スクールです。

モデル養成スクールは民間企業が運営しており、東京や大阪などの大都市に多数存在しています。

カリキュラムや学費はスクールによって異なるため、よく情報を調べて比較してみましょう。

日常的なレッスンの受講のほか、モデル事務所のオーディションや仕事の情報まで得られるのも、スクールに通うメリットです。

関連記事モデルになるためにはどんな学校や養成所に行けばいい?

モデルの給料・年収

実力や人気によって収入が大きく異なる

モデルの仕事は「出来高制」であり、そのモデルの人気度や、案件の内容によって報酬が決まるのが一般的です。

モデルの働き方は多様であるため、給料・年収に関して正確な統計データを出すのは難しいですが、人によって数十万円程度から数千万円程度までと大きな幅があります。

新人であればゼロ円に近いこともありますし、誰もが名を知るような人気モデルになると、1回の撮影だけで何十万円以上の報酬を手にする人もいます。

「人気商売」の要素が強いことを理解して、地道にオーディションを受け、経験を積みながら、厳しい世界を生き抜いていく力をつけていく覚悟が求められます。

アルバイトをしながら生活している人もいる

全体的に見ると、モデルの仕事のみで生計を立てている人は限られており、なかには副業(アルバイト)をしている人もいます。

事務所に所属しているだけで固定給の月給がもらえたり、生活が保障されるようなことはまずないと思っていたほうがよいでしょう。

ただし、雑誌の専属モデルになれば、雑誌の出版社と専属契約を結ぶため、それなりに安定した給料を得ることができます。

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モデルの現状と将来性・今後の見通し

活躍の場は広がっているが、人気を保つ努力が必要

従来のモデルの主要な活躍の場である雑誌やファッションショーに加え、最近ではオンライン上の広告など、仕事の種類や規模を問わなければ、モデルの活躍の場は広がっているといえます。

また、芸能界にはモデル出身者の俳優や女優が多々いるように、モデル業を通して表現力や演技力などを磨くことで、将来的にマルチに活躍できる可能性も高まります。

若いモデルには若いモデルなりの魅力があり、年齢を重ねても、その年代ならではの美しさや魅力を備えたモデルになれれば、長年にわたって最前線で働き続けることができます。

ただし、モデルの世界は人気が落ちれば仕事がもらえない競争社会です。

自分の目指す将来像をしっかりと描きながら、向上心を持って努力し続ける姿勢は欠かせません。

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モデルの就職先・活躍の場

ファッション系の雑誌や広告、ショーなど多様な活躍の場

多くのモデルは、会社員としてどこかの企業に就職するわけではありません。

モデル事務所などに所属し、事務所を経由してクライアントから依頼のあった案件に携わるのが一般的なスタイルであり、あくまでも「個人事業主」として活動をします。

モデルが活躍できる場は多岐にわたり、ファッションやヘアメイクの雑誌、CM、ショーなどがその代表例です。

また手や脚など、体の一部分を魅せる「パーツモデル」として活躍したり、美術家が絵画を描くときにポーズをとる「絵画モデルなどになったりする人もいます。

自分の個性や特徴を生かせる場で活躍するモデルが多いです。

モデルの1日

仕事の内容によって1日の流れが異なる

モデルの仕事は、一般的な会社員のように「朝9時に出社して18時に退勤する」というような固定のスケジュールはありません。

どのような仕事をするかはモデルによって異なりますし、また日によっても違います。

ここでは、ファッション誌の撮影がある日のモデルのある1日を紹介します。

6:00 起床
7:00 朝食
8:00 現場へ出発
9:00 現場入り後、着替え・ヘアメイク
10:00 撮影スタート
13:00 昼休憩
13:30 午後の撮影スタート
16:00 撮影終了
17:00 スポーツジムへ
19:00 帰宅
22:30 就寝(翌日は早朝からの仕事)

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モデルのやりがい、楽しさ

流行の発信者となり、多くの人に注目されること

モデルにとってのやりがいのひとつは、自分の活躍が認められ、多くの人に注目されることです。

それまで知られていない商品でも、人気モデルが身につけたことでお客さんの購買意欲をそそり、一気に売り上げが伸びるという現象はよく起きています。

そうなると、モデルとしては「自分自身が世の中の流行を作り出している」という喜びを感じられます。

また、モデル個人として人気が出てくれば、名前も憶えてもらえ、SNSで話題になったり、ファンレターが届いたりすることが増えます。

「人前で輝きたい、目立ちたい」という思いが強い人にとって、こうした毎日は大きな刺激とやりがいを感じられるでしょう。

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モデルのつらいこと、大変なこと

個人の人気や実力で評価される厳しい世界

モデルが生きる場所は実力勝負の世界であり、人気や知名度がある人のところに、たくさんの仕事が舞い込んできます。

新人時代はオーディションを受けたり、プロデューサーやデザイナーのもとへ挨拶周りをしたり、パーティーなどで人脈を広げたりして積極的に動かなければ、いつまでたっても仕事にありつけません。

なかなか芽が出ないときに地道に頑張り続けられるかどうかが、モデルとして一人前になれるかどうかの分かれ道といえます。

仕事が増えてからも、常に周囲と比べられたり、自分よりも活躍していたりするモデルの存在が気になったりして、自信を無くしそうになってしまう人もいます。

メンタルを保ち続けることも、モデルとして活躍し続けるためには大切なことです。

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モデルに向いている人・適性

向上心があり、美を追求するためにとことん努力できる人

モデルは、多くの人に見られる職業です。

洋服やアクセサリーや化粧品を身につけることで「こんなふうになりたい!」と世の中の人たちの気持ちを動かさなくてはなりません。

そのような、多くの人に憧れられる存在になるには、やはり「美」や「健康」に対する高い意識は不可欠です。

華やかに見える裏で、モデルは自分自身をしっかりと律して、上手にコントロールしています。

常に見られている意識を持ち、規則正しい生活やダイエット、肌質改善などに地道に取り組み続けられるような人が、モデルには向いています。

また、新人時代のオーディションでは何度も不合格になることもあるため、ちょっとしたことではへこたれない強い心、チャレンジ精神があることも大事な要素です。

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モデル志望動機・目指すきっかけ

ファッションやメイクが好きな気持ちがきっかけに

「モデル」や「タレント」は華やかに見える職業であり、とくに10代や20代の女性が憧れる職業のひとつです。

モデルを目指すきっかけとしては「子どものころから洋服が好きだからファッションモデルになりたい」「美容に関心があるからヘアメイクのモデルになりたい」といったものが多いです。

愛読していたファッション誌で活躍する憧れのモデルがいて、その人のようになりたいという思いからモデルを目指す人もたくさんいます。

しかし、モデルは実力勝負の厳しい世界であり、ミーハーな気持ちではとてもオーディションに合格できません。

本気でモデルを目指すのであれば、ウォーキングやポージングなどの練習を重ねつつ、どのように活躍したいのか真剣な思いを語れるように考えておきましょう。

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モデルの雇用形態・働き方

モデル事務所に所属し、個人事業主としての活躍が一般的

モデルとして仕事をする場合、一般的にはモデル事務所やエージェンシーに登録をし、そこを経由して仕事をもらう形になります。

事務所に所属するメリットはいくつかあり、たとえば事務所が仕事を紹介してくれたり、クライアントとの交渉事や事務作業を代わりに行ってくれたりすることが挙げられます。

ただし、この形は会社員ではなく、あくまでも「個人事業主」となります。

会社員のように毎月固定給がもらえたり、生活が保障されたりするわけではありません。

事務所のサポートを受けながらも、個人でどのように生きていきたいかをよく考えることが必要です。

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モデルの勤務時間・休日・生活

決まった生活パターンに当てはめにくい仕事

モデルの生活は、会社員のように「朝9時に出社して18時に退勤する」というような固定のスケジュールにはなりません。

活躍の仕方は人によって異なりますし、撮影などの案件によっても現場での流れはまちまちです。

あくまでも1日ごとに、自分のスケジュールを確認しながら生活していきます。

人気モデルの場合は、ほぼ毎日撮影が詰まっていることもありますし、ときには海外や地方都市に出向いて仕事をする機会もあります。

撮影やショーの合間には、雑誌やテレビのインタビューなどの取材に応じることもあり、忙しくも充実した日々を過ごすことになるでしょう。

一方、仕事があまりとれない新人モデルの場合、毎日が休みのような状態になることもあります。

モデルの求人・就職状況・需要

モデルの募集は常に行われている

モデルの募集は年間を通じて行われています。

事務所やエージェンシーによってはいつでも応募を受け付けているため、思い立ったらすぐに応募することが可能です。

一方、雑誌などのコンテストやオーディションは年に1回開催されることが多いため、募集要項をしっかりとチェックしておく必要があります。

オーディション情報は、オーディション情報サイト、芸能系雑誌などにまとめて掲載されています。

なお、モデルは10代や20代の女性の志望者が多く、採用数に対して応募数が圧倒的に多い状況が続いています。

どれだけモデルになりたいと思っても、活躍のチャンスを掴み取れるのは一握りの人だけであるため、自分を磨きながら、根気強く応募を続けていく姿勢も必要です。

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モデルの転職状況・未経験採用

誰でも目指せる可能性はあるが、主体的に行動することが重要

モデルは、行動力と実力さえあればどんな人でも目指すことができる職業といえます。

特別な資格や学歴も求められないため、前職の内容や経験は関係なく、転職によってモデルになることも可能です。

とはいえ、モデルになって活躍するには、まずオーディションを受けることが必要です。

もしくは、まず読者モデルに応募し、一般人としてモデルの仕事をしながら、人気が出て本格的にプロとして活動できるようになるのを待つという方法もあります。

どちらの方法も「主体的に動く」ことが非常に重要です。

街でスカウトされる確率は非常に低いため、自分から行動しない限り、モデルになるのは難しいと考えておくべきでしょう。

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モデルになるにはどんな努力が必要?

ポージングやウォーキングの練習、自分を美しく魅せる努力

モデルには特別な学歴や資格が求められませんが、活躍し続けるためにさまざまな努力が必要です。

モデルがやるべきことのひとつは、ポージングやウォーキングなど、モデルに欠かせない動作の練習です。

撮影現場でカメラを向けられたときには、即ふさわしいポーズを決め、表情をつくらなくてはなりません。

また、ショーやイベントなどに出演するために、モデルらしい歩き方や立ち方、ターンの仕方などを習得しておく必要もあります。

こうした練習は個人的にもできることですが、プロのレッスンを受けてスキルを磨いていく人が多いです。

また、ボディメイクやヘアメイクについて研究したり、実践できるように練習したりすることも大事になってきます。

モデルは、いつでも「自分自身を美しく魅せる方法」を考え続けること、そしてセンスや個性を備えていく意識をもつことも大切です。

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モデルの身長・体重・体脂肪率

どのような場で活躍するかによっても異なる

一般的に「モデル」というと、抜群のプロポーションをもち、スラリとした体型をイメージする人が大半でしょう。

たしかに、世界的なショーモデルを目指すのであれば、身長は最低でも175cmほどは必要とされています。

また、海外ブランドの洋服はサイズが大きいこともあり、体型はヒョロヒョロとしていると着こなせず、ある程度の厚みが求められてきます。

しかし、日本国内のファッションモデルであれば、身長は170cm程度、場合によっては165cm程度でも活躍できるチャンスは十分にあります。

小顔で手足が長く、すらりとした体型の人がモデルとして活躍しやすくなっています。

体脂肪率は一概にいえるものではありませんが、一般人の平均よりはやや低めをキープしていることが多いです。

ただし、女性が体脂肪率を落とし過ぎると、正常なホルモン分泌が行われずにさまざまな不調をきたす恐れがあるため、慎重に考えていかなくてはなりません。

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