言語聴覚士の資格は通信や夜間でも取得できる?

通信教育のみでの資格取得はできない

言語聴覚士の国家資格を、通信教育のみで取ろうとすることはできません。

仕事や家庭の都合などで昼間に時間を確保することができず、学校に通う時間がないという場合には、夜間課程のある学校を探してみるとよいでしょう。

夜間課程であると、1日の講義の時間数は昼間の課程よりも限られてしまいますが、カリキュラムは国家試験の受験資格が得られるものとなっているため、言語聴覚士になることは十分に可能です。

とくに専門学校では夜間課程を置くところも多くあるため、複数の学校から進学先を選ぶといったこともできます。

ただし夜間課程の学校に通うことができても、実習については昼間に行われるため、この点は事前に気を付けておく必要があります。

昼間に仕事をしている人にとっては、実習が勉強を続けるうえでの大きな障害になってしまうかもしれません。

実習の期間も、1日や2日で終わるものではなく、長ければ8週間程度続くことになるため、昼間に仕事をしている人は職場での理解がなければ、働きながら実習をしていくのはかなり難しくなるでしょう。

勉強をする時間を確保することが大切

夜間の学校でも国家試験の受験資格を得ることができますが、国家試験に合格するためには、計画的に勉強をしていくことが重要です。

仕事で勉強ができない状況になってしまうと、せっかく学校に通ったにもかかわらず試験に受からずに、言語聴覚士として現場に出ることができないという状況になってしまうこともあります。

そのようにならないためにも、勉強する時間をどう確保するかはきちんと考えておく必要があります。

実習や本格的な勉強が始まる時期に仕事を辞める人も多く、決して仕事と勉強の両立が不可能というわけではありませんが、目標を達成するためには、自らの強い意志と努力が求められます。

社会人から言語聴覚士になるには

言語聴覚士としての就職先を探す

社会人から言語聴覚士になるには、まず指定された養成校に通い、言語聴覚士の国家資格を取らなければなりません。

しかし、国家資格を取ればそれだけですぐ言語聴覚士として働けるわけではなく、さらに就職先を探していくことが必要です。

社会人を経験している言語聴覚士は、社会経験で得たものを強みに活躍することができるため、学生から言語聴覚士になった人よりも有利となる点も多く、言語聴覚士のニーズは一定数あるため、求人を出している病院や施設は見つかるはずです。

すぐに受け入れてもらえる先が見つかるとは限りませんが、簡単に職場探しをあきらめないことが、社会人から言語聴覚士になっていく場合には必要です。

前職の習慣を引きずりすぎない

社会人を経験している人の場合、ときにデメリットが大きくなってしまう場合もあります。

医療業界には医療業界ならではの決まりごとがありますが、なかには他の業界の習慣が抜けず、その決まりごとを守ることを苦痛に感じたりどうしても違和感をもってしまったりする人もいるようです。

医療現場で働いていた経験を生かすことは大切ですが、言語聴覚士として新しい職場に赴任する時にはその職場のやり方にあわせ柔軟に対応していくことも求められます。