学芸員の1日のスケジュール・生活スタイル
学芸員の業務スケジュール
学芸員は、どのような一日を過ごしているのでしょうか。
まず、朝は開館の一時間前程度の時間に出勤し、開館前の下準備を行うことからスタートします。
施設や役職によって多少は異なりますが、美術館・博物館の開館時間は10時頃が多いので、9時前には出勤していることが多いです。
施設内の簡単な整理整頓や清掃を行って、メールの返信をしたりホームページを更新したり、パネル製作や書籍の発注をしたりと、さまざまな事務的な雑用があります。
植物や動物などがいる施設では、植物の水やりや手入れ、標本作りや、生き物の餌やりや世話などの仕事もあります。
展示期間中は展示品の見回りやチェック、変更などがある場合は、開館時間に間に合うように調整していきます。
開館した後は来館者への対応などの業務を行い、閉館時間になれば片付けや反省会をして退勤します。
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美術館で働く学芸員の1日
国公立の美術館で働く学芸員の場合、美術館が開館している朝から夕方までの時間帯に勤務をするのが一般的です。
開館時間中は来館者への対応をしながら、自分の担当している企画を練ったり、マスコミの取材に対応したりします。
毎日定時であがれるわけではなく、自分が担当している展示会が始まる前の忙しい時期には残業が続くこともあります。
ときには仕事を自宅に持ち帰ることもあるそうです。