フードコーディネーターの有名な人・人気のブログ・インスタ
フードコーディネーターは幅広い世代の人が活躍中
フードコーディネーターは、「食」の楽しみ方、おいしさを伝えるだけでなく、飲食店のコンサルティングや料理演出など、クライアントの利益も含めてトータルプロデュースする仕事です。
テレビ出演や本の出版など活躍の場も広いですが、年代層も20代から50代以上と年齢に関係なく活躍しています。
また、最近では男性のフードコーディネーターも活躍しており、メディアなどで人気を集める姿を見かけることも増えてきました。
この記事では、フードコーディネーターの有名な人や、人気のブログ、インスタを紹介しますので、ぜひ将来の参考にしてください。
20代で正社員への就職・転職
フードコーディネーターの有名な人
フードコーディネーターの地位を確立した第一人者をはじめ、別の職業から転身した人まで、有名な人を6人紹介します。
フードコーディネーターとして有名な人は、どのような活動をしているのか見ていきましょう。
江上 栄子(えがみ えいこ)
江上栄子さんは、1935年生まれ・佐賀県出身で、江上料理学院院長として日本食文化の普及やフードコーディネーターの地位を確立した第一人者です。
江上料理学院では家庭料理を教えるだけでなく、フードコーディネートを専門とする、株式会社ラボラトワール・エガミを設立し、クライアントのニーズに応える人材教育にも力を入れています。
フードコーディネーター3級認定コース、食育インストラクター養成コース、食空間コーディネーターコースなどがあり、多くのプロを育ててきました。
現在、名誉フードコーディネーターでもある江上さんですが、青山学院大学文学部米英文学科を卒業後に渡仏し、コルドンブリュー料理学校最終課程を修了しています。
日本テレビの「キューピー3分クッキング」に講師として出演し、作りやすいレシピや穏やかな語り口で人気を博しました。
食育や世界の食文化など、食に関する講演も積極的に行い、幅広い分野で活躍中です。
<主な実績>
・2015年:アメリカ合衆国農産物貿易の殿堂入りを授与
・NPO食育インストラクター協会理事
・フランス農事功労賞シュバリエ受勲 ほか多数
飯島 奈美(いいじま なみ)
飯島奈美 さんは、1969年生まれ・東京都出身で、フードスタイリストの肩書で活躍しています。
2005年に映画『かもめ食堂』に携わったのをきっかけに、以後、映画やテレビドラマのフードスタイリングを数多く手がけるようになりました。
フードスタイリストとして料理に合う食器やカトラリーをピックアップするなど、スタイリングのみにとどまらず、フードコーディネーター同様に料理監修やレシピ制作なども行っています。
飯島さんの家庭料理レシピは簡単に作れておいしいと定評がありますが、保育園の給食の先生をしていた母親からの影響だそうです。
<主な実績>
・リクルート ゼクシィキッチン レシピ動画 監修
・「ONE PIECE」サンジのレシピ本 料理監修
・著書「深夜食堂の料理帖/ビッグコミックススペシャル」 ほか多数
浜田 陽子(はまだ ようこ)
浜田陽子さんは、1976年生まれ・徳島県出身のフードコーディネーターです。
幼いころから料理の世界に憧れを持ち、学生時代に板場修行を経験したほか、栄養士の国家資格も所持しています。
株式会社Studio coody(スタジオコーディー)を設立し、生活習慣病や食育、ダイエット、妊産婦栄養などを専門分野とし、企業や行政機関、メディアなどで活躍中です。
また、2児のシングルマザーでもある浜田さんですが、学校や幼稚園でのボランティア活動、セミナー、講演会を行うほか、大学の栄養学講師も務めています。
<主な実績>
・フジテレビ「めざましテレビ」など多数テレビ出演
・サントリー「梅酒にしませんか」レシピ広告
・「かんぽの宿 料理コンテスト」審査員 ほか多数
五十嵐 豪(いがらし ごう)
五十嵐豪さんは、1986年生まれ・東京都出身で、株式会社フードクリエイティブファクトリー代表取締役です。
専修大学経済学部に進んだものの、企業への就職には向いていない性格であることを自覚し、在学中にフードコーディネーターの資格を取得。
4年次には料理研究家として起業し、フードコーディネーターとして広告やテレビ番組を担当してきました。
人気商店のプロデュースや官公庁・大学での講演、著述、レシピ制作と活動範囲は広く、いくつものウェブサイトに料理動画などを提供しています。
<主な実績>
・サントリー金麦スタイル イメージキャラクター
・農林水産省 日本食PRサイト レシピ開発および動画制作
・著書「ヤマサ醤油の醤油合わせ米麹レシピ/世界文化社」 ほか多数
平尾 由希(ひらお ゆき)
平尾由希さんは、1978年生まれ・長崎県出身のフードコーディネーター、料理家です。
お茶の水女子大学卒業後はNHK報道局に10年在職し、同時に日本酒のきき酒師やフレンチワインマスターなど、食に関する様々な資格を取得しました。
料理専門学校エコールエミーズの、プロフェッショナルコースディプロマを取得して独立。
2013年からはフリーのフードコーディネーター、料理家として、WEBや雑誌のレシピ連載、企業の商品開発、食のブランディング、テレビ出演にと、精力的に活躍中です。
<主な実績>
・AllAbout 家飲みおもてなしレシピ掲載
・農林水産省主催 米粉料理コンテスト審査委員
・著書「季節でいただく まいにち薬味/主婦の友社」 ほか多数
小田 真規子(おだ まきこ)
小田真規子さんは、1998年にスタジオナッツを設立したフードコーディネーター、料理家です。
女子栄養大学短期大学部卒業後、香川調理製菓専門学校で製菓を学び、料理家のアシスタントを経て独立しました。
栄養士の資格を保有する小田さんは、健康的で簡単に作れる家庭料理をテーマにし、高齢化社会や多様化するライフスタイルに役立つ活動を続けています。
テレビの料理コーナー出演、雑誌・企業PR誌へのレシピ提供をはじめ、家電や調味料メーカーとのタイアップによるメニュー開発や商品開発なども手がけています。
<主な実績>
・オレンジページ レシピ掲載
・NHK きょうの料理 定期出演
・著書「まいにち湯豆腐 ぽかぽか小鍋の絶品レシピ/ダイヤモンド社」 ほか多数
フードコーディネーターの人気のブログ
みなさんは、フードコーディネーターのブログはチェックしていますか?
ブログに写真や文章などを掲載し、自分の活動やキャラクターを発信することで、新しい仕事が依頼されることもあります。
フードコーディネーターの人気ブログから、活動内容や感性、視点などを学びとりましょう。
料理研究家・寺田真二郎の日記
愛知県出身の寺田真二郎(てらだ しんじろう)さんが運営するブログです。
服部栄養専門学校にて調理師免許を取得後、食品会社勤務やカフェ店長などを経て、2009年に料理研究家として活動を開始しました。
フードコーディネーターの資格は、カフェでメニュー考案や調理担当をしている際に取得したそうです。
現在は、人気料理家として料理本の出版や、料理教室・イベント開催、企業とのレシピ開発などを手がけています。
ブログには、テレビ出演予定やイベントのお知らせをはじめ、自身の著書紹介などが綴られており、具体的な活動内容を見ることができます。
料理芸人・クック井上。の『ようこそブログへ クック クック♪』
ソニー・ミュージックアーティスツ所属のお笑いコンビ“ツインクル”のツッコミ担当で、明るいキャラクターが印象的なクック井上。さんこと、井上義博(いのうえ よしひろ)さんのブログです。
もともと趣味で料理をしていたクック井上。さんは、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食育インストラクター、BBQ インストラクターと、食や料理に関する資格を多数保有しています。
芸人らしい軽妙な語り口で料理コラムを執筆し、料理教室の講師や食関連のイベントなどにも引っ張りだこです。
ブログでは、プロデュース商品や飲食店のPR動画出演情報をはじめ、日常生活の様子などを発信しています。
ブログには仕事を依頼する企業などに向けての連絡先もあり、ブログを自身の広告媒体としていることがわかります。
クック井上。オフィシャルブログ「料理芸人・クック井上。の『ようこそブログへ クック クック♪』」
宮前真樹 オフィシャルブログ
食の検定・食農2級や食育インストラクターなど、多くの資格を取得してフードコーディネーターとして活躍する、宮前真樹(みやまえ まき)さんのブログです。
「美味しく食べて太りにくい食事作り」を目指し、料理教室や企業ブランドのプロデュース、フードショーでのトークなど、多方面で活躍しています。
宮前さんは16歳のころ、1989年乙女塾1期生「CoCo」のメンバーとして歌手生活を過ごしていました。
当時、食事制限によるダイエットを試みたものの、不規則な生活や大好きなスイーツがやめられず、10キロも太ったそうです。
ブログには、企業とのコラボによる商品開発の経緯や、料理教室開催のお知らせのほか、「美養料理レシピ」のカテゴリ内に愛犬用のご飯レシピなども掲載。
2019年現在46歳となった宮前さんですが、ブログには美しいロングヘアーをドネーションする予定と記載されており、自身の生き方をも伝えています。
20代で正社員への就職・転職
フードコーディネーターのインスタ
フードコーディネーターとして活躍する3人のインスタを紹介します。
ブログ同様インスタも、自分の活動内容や魅力をPRできる魅力的な媒体です。
フードコーディネーターのインスタを参考に、将来は情報発信できるフードコーディネーターを目指しましょう。
SHIORI
フードコーディネーター、料理家として有名な、SHIORIこと岡田史織(おかだ しおり)さんのインスタです。
料理教室L'atelier de SHIORIを主宰し、森永や紀文、資生堂など大手企業50社以上との取引実績を持っています。
1984年生まれ・埼玉県出身のSHIORIさんは、短大卒業後に料理家アシスタントを経て独立。
2007年8月出版の「作ってあげたい彼ごはん」は、400万部を超えるベストセラーとなりました。
2019年初秋に第一子を出産したというSHIORIさん。インスタの更新頻度は高くないものの、フォロワー数は5.2万人を超える人気ぶりです。
インスタには、2017年にオープンした、100%VEGANファラフェルスタンド『Ballon』のフェア開催予告や、スタッフの卒業・募集への想いなどが綴られています。
ほかにも、冷蔵庫内の食品を一掃して作った料理もアップされており、フードコーディネーターと素人が作った料理の違いを感じとることができます。
こころのたね?Yasuyo
ナチュラルフードコーディネーター、発酵食スペシャリストの肩書で活躍する、こころのたね。yasuyoさんのインスタです。
テレビ出演や雑誌・WEBメディアでの料理紹介をはじめ、企業とのコラボによる商品デザイン開発や執筆活動などをしています。
これまでに料理に関する数多くの賞を受賞したこころのたね。さんの腕前は、インスタを見れば一目瞭然です。
フォロワー数22万越えのインスタには、光を上手に取り込んだ明るい印象の料理がたくさんアップされています。
食器メーカーとして有名な、たち吉の器に盛られた日本食料理の数々は、おいしさと同時に美を感じさせてくれます。
フードコーディネーターは、できあがった料理を美しくみせる技術も必要なので、こころのたね。さんのインスタはとても参考になります。
柏原 歩(かしわばら あゆみ)
HappyLifeフードコーディネーターとして活躍中で、ukiuki caféや料理教室を運営する、柏原歩さんのインスタです。
1989年生まれ・長野県出身の柏原さんは、幼いころから食の世界に魅了されていたとのこと。
美容師やアイドル活動時代の経験と料理教室で身に付けた技術により、「毎日の食卓をもっとうきうきに」をテーマにして魅せる料理を演出しています。
2.3万人を超えるインスタでは、柏原さんが作った料理や日常風景、テーブルコーディネートした様子などを見ることができます。
撮影時に自然光がないときは、簡易照明フォトラを使うと、料理にツヤや立体感が出て「美味しく」撮れるそうです。
フードコーディネーターは料理を作るだけでなく、おいしさをいかに表現するかといったテクニックも求められることがわかります。
フードコーディネーターの資格を取ることで、料理教室運営や企業とのコラボ、著書出版など幅広く活動できるので、この機会にスクールを探してみてはいかがでしょうか。