ファッションデザイナーで有名な人は? 人気のブログや・インスタも紹介
お金の話はさておき、服やファッションに興味がある人であれば自分独自のブランドを立ち上げたいと思うことも多いでしょう。
ファッションデザイナーの世界は一見華やかに見えますが、下積みの期間も必要です。
そこで、ファッションに興味がある中高生や将来ファッションデザイナーを目指す人々のために、成功したファッションデザイナーや人気のブログ、インスタグラムアカウントを紹介します。
日本と世界に影響を与えるファッションデザイナーを目指す
日本のファッションデザイナーとして、三宅一生さん、川久保玲さん、高田賢三さんなどが有名ですが、それ以外にもたくさんの才能あるデザイナーが活躍しています。
有名なファッションデザイナーたちは、ファッションセンスだけでなく、商品の企画、制作、生産、販売にまで関わっています。
つまり、ただ独自性を持つだけではなく、人々が求める服をどれだけ生み出せるかが鍵となります。
自分の独自性と多くの人が魅了されるファッション性を組み合わせ、コンテストでの評価なども取り入れて、有名になることができます。
実力と不断の努力を通じて、日本だけでなく世界に影響を与えるファッションデザイナーを目指しましょう。
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ファッションデザイナーの有名な人
世界中から注目され、日本人がパリコレに進出する道を切り開いた大御所ファッションデザイナーの中から、6人をご紹介します。
これらの有名なファッションデザイナーは、自身の独自のファッションセンスや世界観を鮮やかに表現しています。
彼らのデザインには共感を呼ぶ力があり、その演出やスタッフへの配慮も見事です。
また、ファッションデザイナーにおいては性別はまったく関係なく、才能が求められます。
それぞれのデザイナーはどのように活躍し、どんな影響を与えているのか、その詳細もご紹介します。
三宅一生(みやけいっせい)
三宅一生さんは、広島県出身の有名なファッションデザイナーで、『ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)』の創始者として知られています。
彼は中学と高校時代、美術部に所属し、広島平和記念公園や平和大橋のデザインに強く感銘を受けました。
その後、多摩美術大学のグラフィックデザイン科に進学し、学生時代から新人デザイナー向けのファッションコンテストで賞を受賞するなど、才能を早くから発揮していました。
1965年に大学を卒業し、ファッションの基礎を学ぶためにパリのモード・ファッション専門学校に進学。
その後、ジバンシィで働いていた1968年に、「多くの人々が自分らしくいられて心地よい服を作りたい」という決意を抱きました。
彼は4年間のパリでの修業を経て、ニューヨークに渡り、既製服の経験を積みました。
そして1970年に帰国し、三宅一生デザイン事務所を設立。翌年、『ISSEY MIYAKE』ブランドとしてニューヨークでコレクションを発表しました。
彼のデザインは1枚の布から生まれる画期的な服や、プリーツ仕立ての服などが話題となり、世界中で高い評価を受け、現在の地位を築き上げました。
1977年 1976年度毎日デザイン賞(毎日新聞社)
1985年 第1回オスカー・ドゥ・ラ・モード最優秀外国人デザイナー賞(パリ)
1999年 フランスリヨン大学より名誉博士号授与
2016年 フランス レジオンドヌール勲章最高位コマンドール受章 ほか多数
川久保玲 (かわくぼれい)
川久保玲さんは、1942年に生まれ、東京出身の有名なファッションデザイナーで、『COMME des GARCONS(コムデギャルソン)』の創始者として有名です。
彼女は慶応義塾大学文学部哲学科を卒業した後、株式会社旭化成宣伝部で3年間働いた後、フリーのスタイリストに転身した経歴を持っています。
1969年に『COMME des GARCONS』を設立し、その後、1981年、1982年、1997年にはパリコレに進出し、ブランドは国際的に広く認知されました。
特に、彼女の西洋とは異なる直線的なデザインは、ファッション界に大きな衝撃を与え、後にはDCブランドの先駆者として高く評価されました。
2017年には、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された「川久保玲/コムデギャルソン」展が実現し、ファッションデザイナーとしてはイブ・サンローラン以来2人目の展示者として注目を浴びました。
また、2019年にはコムデギャルソンとバカラのコラボレーションによるシャンデリア、グラス、Tシャツなどの販売も手掛け、多岐にわたる活動で彼女の才能と影響力を示しました。
1986年 ファッション・グループ・インターナショナル・アワード受賞
1993年 フランス芸術文化勲章のシュバリエ位受章
2000年 ハーバード大学デザイン大学院による優秀デザイン賞受賞
2019年 イサム・ノグチ賞受賞 ほか多数
高田賢三(たかだけんぞう)
高田賢三さんは、1939年に生まれ、兵庫県出身の著名なファッションデザイナーで、『KENZO(ケンゾー)』の創始者です。
彼は男性にも門戸を広げる文化服飾学院に在学中、ファッション界の登竜門である「装苑賞」を受賞しました。
1964年、フランスに渡り、「ビューロードスチール」に勤務しましたが、1970年に独立し、1973年に『KENZO』ブランドでパリ・プレタポルテ(既製服)のデビューを果たしました。
高田賢三の作品は、着物からのインスピレーションを基に、平面と立体の裁断を融合させた独創的なデザインで、特にフランスのファッション界に大きな衝撃を与えました。
1980年代の日本のバブル期には、彼は三宅一生さんや川久保玲さんと共に、DCブランド(デザイナーズ・コレクション)の大ブームを巻き起こし、日本のファッションを国際的に知らしめました。
1984年 フランス芸術文化勲章シュヴァリエ位受章
1999年 紫綬褒章を受章
2004年 アテネオリンピック日本選手団公式服装をデザイン
2016年 レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ位受章 ほか多数
森英恵(もりはなえ)
森英恵さんは、1926年に島根県で生まれ、『ハナエ・モリ』ブランドの創始者として知られ、ファッションビジネスを切り開いた先駆け的存在のファッションデザイナーです。
森英恵さんのお孫さんであるファッションモデル・タレントの森泉さんも有名です。
彼女はドレスメーカー女学院で学んだ後、1951年に新宿に洋裁店「ひよしや」を設立しました。
その後、多くの日本映画の衣装を手がけ、1954年には銀座に『ハナエ・モリ』をオープンしました。
1965年にはニューヨーク・コレクションに参加し、その後もパリ・コレクションに進出。
特に、品と華やかさがある蝶をモチーフにした作品は高い評価を受けました。
彼女は日本のファッション界において、洗練されたスタイルと独自のセンスで多大な影響を与えました。
1992年 バルセロナオリンピック日本選手団公式服装をデザイン
1994年 リレハンメル冬季オリンピック日本選手団公式服装をデザイン
2002年 レジオン・ドヌール勲章オフィシエ受章
2004年 毎日ファッション大賞特別賞受賞 ほか多数
コシノヒロコ
コシノヒロコさんは、1937年に大阪府で生まれ、『HIROKO KOSHINO』ブランドの創始者として著名です。
また、妹のコシノジュンコさんとコシノミチコさんも、日本を代表するファッションデザイナーとして活躍しており、その家族の様子はNHKの朝ドラ「カーネーション」のモデルとなりました。
高校時代に美術部で絵画を学んでいましたが、母親の反対に遭い、卒業後に文化服装学院に入学しました。
しかし、休学中に胃潰瘍を患いながらも、スタイル画の原雅夫氏に師事した経験が、彼女のファッションデザイナーとしての才能を育みました。
卒業後、銀座小松ストアーの専属デザイナーを経て、大阪心斎橋にオートクチュールの店を開店。
1978年には、日本人として初めてローマの「アルタ・モーダ」に参加し、その後1982年から1993年までパリコレに出展し、国際的な地位を確立しました。
また、水墨画や絵画のアーティストとしても活動し、この時に本名の小篠弘子を使用しています。
コシノヒロコさんと妹たちは、日本のファッション界に多大な影響を与え、国際的な評価を受けています。
1997年 近鉄バファローズのユニフォームをデザイン
2005年 愛・地球博COOL BIZ Collection総合プロデューサー
2007年 阪神タイガース交流戦用ユニフォームをデザイン
2018年 神戸ファッション美術館の名誉館長に就任 ほか多数
山本耀司(やまもとようじ)
山本耀司さんは、1943年に東京で生まれ、『Y’s(ワイズ)』ブランドの創始者として知られています。
彼は慶応義塾大学法学部を卒業後、母親がオーダーメイドの洋装店を経営していた影響で、文化服飾学院を卒業しました。
1969年、彼の卒業年には、装苑賞と遠藤賞を受賞するなど、実力派のファッションデザイナーとしての才能を発揮しました。
1972年に『Y’s』ブランドを設立し、その後、1977年には東京コレクションにデビューしました。
山本耀司は1981年のパリコレで国際的に名前を知らしめましたが、黒ずくめのボロスタイルという斬新なスタイルには、賛否両論の論争が巻き起こりました。
その後、山本耀司はオペラ衣装や映画衣装の制作にも携わり、日本や世界のファッションデザイナーに多大な影響を与えました。
彼の斬新なアプローチと芸術性は、ファッション界に革命をもたらし、多くのファッション愛好者に感銘を与えています。
1993年 坂本龍一によるオペラ「LIFE」の衣装担当
1994年 フランス芸術文化勲章シュヴァリエ位受章
2005年 フランス国家功労勲章オフィシエ受章
2016年 「サイボーグ009」の新作アニメとのコラボ服 ほか多数
ファッションデザイナーの人気のブログ
ファッションデザイナーのブログは、ファッション愛好者やファッション業界関係者にとって、インスピレーションを得るための貴重な情報源です。
ファッションデザイナーは、ブログを通じて自身の作品やコレクションに関する事を発信します。
また、ファッション業界の裏側やトレンドについての情報も提供されることがあり、ファッションに興味を持つ人々にとって非常に魅力的です。
ファッションデザイナーのブログをチェックすることで、作品に込められた思いや感性を理解し、新たな視点を得ることができるでしょう。
中村真里オフィシャルブログ
中村真里さんが運営する「中村真里オフィシャルブログ」は、ファッションデザイナーとしての活動やライフスタイルを紹介する貴重な情報源です。
中村真里さんは1990年に生まれ、長崎県出身で、新たなブランド『RIM.ARK(リムアーク)』のプロデューサーとして知られています。
彼女は以前は福岡で美容師として働いていましたが、ファッションへの情熱から上京し、アパレル販売員として経験を積みました。
彼女のファッションデザイナーとしてのキャリアは、夢を叶えるコンテストでグランプリを獲得したことから始まり、新ブランド『RIM.ARK』を成功させる道を切り開きました。
25歳でブランドを立ち上げ、その発売前からインフルエンサーの注目を浴び、有名ファッションデザイナーとしての地位を確立しました。
彼女のブログには、最新の作品やコレクションの紹介のほか、自身のスタイリングや私服の写真も掲載されており、彼女のファッションセンスやスタイルに触れることができます。
また、プライベートで訪れたスポットや日常の写真なども共有され、中村真里さんの素顔を垣間見ることができるブログとなっています。
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神田うのオフィシャルブログ UNO Diary
神田うのさんが運営する「神田うのオフィシャルブログ UNO Diary」は、多彩な活動とファッションに関する情報を提供するブログです。
神田うのさんはファッションモデルやタレントとして有名であり、さらにファッションデザイナーとしても注目を集めています。
毛皮メーカーとのコラボによる「コスタ・モーダ・ウノ」ブランドや、グンゼとのコラボストッキング「Tuche(トゥシェ)」の大ヒットなど、ファッション界での成功を収めています。
2008年にはオリジナルブランド『UNO KANDA』を立ち上げ、ウェディングドレスや振袖、ランジェリーのデザインを手がけています。
そのブランドでのデザインや制作過程、彼女自身がモデルとして着用するドレスの写真などがブログに掲載されています。
さらに、神田うのさんのブログでは、彼女と娘さんが訪れた場所や、彼女がデザインしたドレスを着用した様子など、プライベートな一面も垣間見ることができます。
また、趣味である海外旅行についても詳しく紹介されており、多彩な活動やファッションに対する情熱が伝わってきます。
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ウエディングドレス デザイナー エマ理永 「エマリーエ」♡
エマ理永さん(旧名 松居エリ)が運営する「ウエディングドレス デザイナー エマ理永「エマリーエ」♡」は、ウェディングドレスデザイナーとして知られる彼女の作品や活動を紹介するブログです。
エマ理永さんは、ドラマ「花より男子 リターンズ」などで、ヒロイン役のウェディングドレスを手がけたことで有名です。
彼女はウェディングドレスデザインの才能を発揮し、多くの花嫁たちに特別な日のドレスを提供しています。
彼女は武蔵野美術大学短期大学工芸デザイン科染織コースを卒業後、アメリカに渡りファッションデザインを学びました。
その後、ウェディングドレスデザイナーとしてのキャリアを築いてきました。
エマ理永さんのブログには、彼女が手がけたウェディングドレスを着た花嫁たちの写真が多く掲載されており、デザインの魅力と花嫁たちの幸せが伝わってきます。
また、ブライダルフェアの告知なども行っており、彼女のウェディングドレスを着て式を挙げたい方にとって、非常に役立つ情報源となっています。
20代で正社員への就職・転職
ファッションデザイナーのインスタ
ファッションデザイナーのインスタグラムは、ファッション愛好者やファッション産業に興味のある人々にとって、インスピレーションと情報の宝庫となっています。
以下は、ファッションデザイナーの中から3人を紹介しますので、フォローしてファッションの世界に触れてみてください。
桂由美(かつらゆみ)
桂由美さんの公式インスタグラム、"Yumi Katsura Wedding"は、ウェディングドレスデザインやブライダルファッションに関する情報を提供しているアカウントです。
桂由美さんは、東京で生まれ、世界的に有名なブライダルファッションデザイナーとして知られています。
大学卒業後、パリでウェディングドレスの専門デザイナーとしてのキャリアをスタートさせました。
インスタグラムには、彼女のシグネチャーであるクチュール作品や、レンタルドレスなどが数多く投稿されており、花嫁さんの美しさを最大限に引き立てるウェディングドレスのデザインについて紹介されています。
また、桂由美さんは世界30ヶ国以上でファッションショーを開催し、日本や世界にサロンを出店するなど、国際的に活躍しています。
彼女のインスタグラムをフォローすることで、ブライダルファッションの世界に触れ、彼女の情熱と真心が伝わってくることでしょう。
ウェディングドレスに興味がある方には特におすすめのアカウントです。
尾花大輔(おばなだいすけ)
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尾花大輔さんの公式インスタグラムは、彼が手がける有名ブランド『N. HOOLYWOOD』や日常生活に関する写真を通じて、ファッションと彼の活動について洞察を得ることができるアカウントです。
尾花大輔さんは、メンズファッションの専門学校を退学後、古着屋での経験を積み、独自のファッション視点を築きました。
『N. HOOLYWOOD』ブランドの創設者であり、東京オリンピックの聖火ランナーユニフォームデザインなど、さまざまなプロジェクトに携わっています。
さらに福士蒼汰さんや木村拓哉さんなど、著名人とのコラボレーションも行っており、彼のブランドが多くの有名人から支持されていることがわかります。
インスタグラムは、日常生活や旅行、飲食店での写真が中心で、彼の趣味や興味が垣間見えます。
三浦大知(みうらだいち)
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三浦大知さんは、ファッションデザイナーとしての活動だけでなく、イラストレーターやアートディレクターとしても幅広く活躍しているマルチな才能を持つアーティストです。
三浦大知さんは自身のドレスブランドである『DOSQA』を設立し、ファッションデザイナーとしての創造性を発揮しています。
また、『PEACH JOHN』のクリエイティブディレクターとしても知られ、ファッション業界で重要な役割を果たしています。
三浦大知さんのインスタグラムには、愛犬ダロンとの写真が頻繁に登場します。彼は愛犬家としても知られ、その愛情深い一面がファンに支持されています。
またジムでのトレーニングやフィットネスに取り組む写真が見られ、彼自身がアドバイスを提供することもあります。
その多才な才能とバラエティ豊かなコンテンツは、ファンにとって魅力的な情報源となっています。
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ファッションデザイナーになるために、日々の自己磨きと情報収集は非常に重要です。
有名なファッションデザイナーの経歴やブログ、インスタから学ぶことは、ファッション業界に進む際にポイントとなることが多いです。
彼らの日常生活から視点や創造性を学び、インスピレーションを得ることも大いに役立つでしょう。