女性のファッションデザイナーのキャリアパス・結婚後の生活

女性のファッションデザイナーの強み・弱み

ファッション業界は、多くの女性が活躍している業界です。

世界的に有名なファッションデザイナーの中にも女性は多く、日本ではコシノヒロコさんやその姉妹、森英恵さん、桂由美さんが有名です。

男性と女性を比較すると、女性のほうがファッションやショッピングへの興味関心が強い傾向がありますし、女性ならではの豊かな感性や芸術性を生かしやすいという側面があるのは間違いないでしょう。

また、女性が着る服をデザインするのであれば、女性のほうが同じ目線で考えられるというメリットもあります。

デザイン全体についてはもちろんのこと、スカートの広がり方や丈の長さ、ボタンの位置など、細かい部分において自分の経験やアイディアを生かせることがあるのです。

「自分がどんな服を着たいか」から発想してデザインにつなげることができるのは大きな強みといえるでしょう。

ファッションデザイナーの結婚後の働き方・雇用形態

ファッション業界でも制度が充実してきている

女性のファッションデザイナーとして働くのであれば、結婚や出産を経ても働きやすい環境が整っている企業を探すと長く働き続けることができます。

最近ではファッション業界においても産休や育休などの制度が充実してきているので、就職の際によく確認しておくことが大切です。

フリーランスになる道も

若いうちにたくさんの経験を積んで人脈を広げておき、いずれはフリーランスになるという道もあるでしょう。

フリーランスのデザイナーの場合、信頼関係があるアパレルメーカーやデザイン事務所などの企業から案件ごとに依頼を受けることになります。

仕事量が不安定になるという厳しさはありますが、自分のペースで働くことができるので家庭との両立はしやすくなるようです。

ファッションデザイナーは子育てしながら働ける?

出産や育児のためとはいえ、長い間修行をしてきたファッションデザイナーとしてのスキルを捨てなくてはならないということは女性にとってつらいことです。

企業勤めのファッションデザイナーの場合、その会社に育児休暇などの育児支援制度があると、仕事を続けていきやすいです。

独立しているファッションデザイナーやフリーのファッションデザイナーの場合は特に固定のファンを持って、そのお客さまを接する機会もあるだけに、ファッションデザイナーという仕事を続けていきたいと考える人も多いでしょう。

ただしファッションデザイナーという仕事はどうしても不規則な生活になりやすいため、仕事を続けていくためには周囲の協力が不可欠で、それがどのくらい得られるかにも大きく左右されます。

出産や育児などで一時的に仕事を休んでも、状況が落ち着いたときに復帰できるよう休んでいる間にも勉強するなど、ファッションデザイナーを続けるための努力も必要です。

ファッションデザイナーは女性が一生働ける仕事?

30歳前後で転職する人も

ファッションデザイナーは仕事が不規則なため体力的に厳しいだけでなく、納期に追われて精神的にも厳しいものがあります。

そのためせっかく就職してスキルを積んでも途中で挫折する人も少なくありません。

また企業デザイナーの場合、デザインをするだけでなく、営業などさまざまな仕事に関わることがあるため、気がついたら自分自身はファッションデザイナーではなく、営業や広告の担当者になっていたというケースも少なくありません。

企業デザイナーの場合、男女問わず30歳前後で将来のことを考える人が多く、転職したり他の職種へ異動したりするひともいるようです。

ファッションデザイナーとして現役で活躍するために

ファッションデザイナーは、時代の流行に敏感でなくてはならないため、若い世代の活躍が目立ちますが、一流といわれるファッションデザイナーは若い人ばかりではありません。

むしろ一流といわれるファッションデザイナーは経験を積んだある程度の年齢の人の方が多いくらいです。

企業で働くファッションデザイナーも、40代や50代で活躍する人が増えてきました。

これは高齢化により、40代や50代、60代以上のファッションの需要が大きくなったためです。

こうした事情を考えると、消費者の高齢化にあわせてファッションデザイナーの仕事も多様化しており、一生続けることに対する有望性は以前より高くなっているといえます。

また経験を重ねていけば、第一線で活躍するだけでなく若いデザイナーをとりまとめるポジションで仕事を続けていくことも可能です。