女性の宇宙飛行士

これまで2人の宇宙飛行士

宇宙飛行士の仕事に男女の違いはありません。現在、船外活動を行うには「身長165cm以上」の定めがありますが、それはあくまでも業務上必要な条件であって、「女性だから」という理由で差別をしているものではありません。

日本では過去に2人の女性宇宙飛行士が誕生しています。そのうち、すでに引退した山崎直子さんは宇宙飛行士に認定された後に出産し、育児休暇の取得も経験しています。また、初の日本人女性宇宙飛行士であり、現在も活躍中の向井千秋さんも既婚者です。

もちろん、宇宙飛行士になれば訓練や飛行などで日本や家を離れる期間も長り、家事や育児に関する課題は多々出てくるでしょう。それに向けて、パートナーや周囲の協力を仰ぎながら、自分の生活をどうマネジメントするのか考えていくことが大切です。

NASAではもっと一般的な存在

限られた人だけがなれる宇宙飛行士。ましてや女性の宇宙飛行士ともなれば、まだまだ珍しいと感じる人が多いはずです。しかし、NASAでは宇宙飛行士の2割程度が女性と言われています。

ここでは子どもの有無が飛行メンバーの選出に影響することはありませんし、妊娠中に影響を及ぼす可能性のある一部の訓練の実施に関しても、個人と医師が相談して決めるそうです。

宇宙開発の先進国である米国のNASAが「女性だから」「子どもがいるから」という理由で差別しない以上、世界と対等な立場を目指す日本でも、女性が男性と対等に活躍しやすいフィールドは整いつつありますし、この先さらに女性が活躍しやすい職業になっていくと考えられます。

マルチタスクに対応できる女性は強い

宇宙飛行士の仕事では、いくつものことを同時にこなさなければならない場面が多くなります。そのため、一般的にマルチタスクが得意と言われる女性が活躍しやすい職業という声も挙がっています。

女性が活躍すれば、多くの人々に夢と希望を与えることができるでしょう。簡単な気持ちでなれる職業ではありませんが、本当に宇宙に行きたいのであれば、自信を持って目指してほしいものです。