宇宙飛行士に必要な学歴

大卒以上の学歴が必要

宇宙飛行士になるには、JAXAが実施する宇宙飛行士候補者選抜試験を受けて採用される必要がありますが、この試験の応募条件の一つとして「大学(自然科学系)卒業以上であること」が掲げられています。

つまり、四年制大学に進学することは必須であり、その中でも理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部等で所定の単位を修得し、卒業しなければなりません。

応募時点で出身大学名は特に問われませんが、これまでに誕生した宇宙飛行士の学歴を見ると、東京大学、九州大学、慶應義塾大学など一流大学の卒業生ばかりで、大学院の修士課程や博士課程まで修了している人も少なくありません。

研究者としてどれだけ情熱を持てるかが大切

このように、宇宙飛行士になる人は、まさにエリート中のエリートと言えるでしょう。しかし、彼らはただ有名な大学を出ているから宇宙飛行士になれたわけではありません。

選抜試験のもう一つの応募条件には、「自然科学系分野における研究、設計、開発、製造、運用等に3年以上の実務経験を有すること」があります。

修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験とみなされますが、このことからも宇宙飛行士になるためには、おのおのの専門分野で深い知識を身につけ、研究者としてどれだけ熱心に研究に取り組んでいるかが、重要視されることがわかります。

積極性や協調性、リーダーシップ、状況把握能力など、宇宙飛行士に求められる要素は多々あり、学歴だけで選ばれることはないでしょう。

しかし、それだけ向学心が強く、高い志を持った人のみが宇宙飛行士になれることは間違いありません。