通訳案内士の資格

通訳案内士の資格とは

通訳案内士になるには、「通訳案内士試験」に合格し、資格をとらなければいけません。語学の分野では、唯一の国家資格となっています。

以前まで、海外からの観光客を案内する人は、おもに「通訳ガイド」と呼ばれていました。2005年に法律が改正され、それまでの免許制度から、資格者の登録制度に変わり、名称も「通訳案内士」に統一されました。

より正確で、くわしい知識を持つプロのガイドとして、国家試験にパスしなくてはいけません。合格には、語学力はもちろんのこと、日本の地理や歴史、産業、文化など、ありとあらゆる幅広い知識が必要とされます。

試験の基本情報

通訳案内士試験は、年に一度おこなわれています。受験するにあたり、学歴や年齢、性別は問われません。国籍も不問なので、外国籍の人でも受験が可能です。

外国語は、「英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・イタリア語・ポルトガル語・ロシア語・韓国語・タイ語」のいずれか一つを選択します。

二つ以上の言語で資格をとりたい場合は、それぞれ違う年に試験を受ける必要があります(ただし、一度ほかの言語で合格した場合、試験の一部が免除になります)。

また、英検1級などの保有資格によっても、試験の一部が免除されるシステムがあるので語学の資格を持っている場合には確認してみましょう。

一次試験は筆記テスト、二次は面接による口述試験です。面接は、ガイドとしての人格や適性も考査される場となっています。

通訳案内士試験の難易度、合格率

一生の資格として

通訳案内士は、語学の分野における唯一の国家資格であり、取得するにはかなりの知識量を必要とします。この資格を持っていれば、外国語を使うほかの仕事にも役立つことがあるでしょう。

また、一度取得すれば生涯有効なのも、資格の大きなメリットです。実際、結婚後のアルバイトや、定年後の新たなチャレンジとしても需要が高まっています。