ローディーのやりがい、魅力

音楽の生まれる空間で

ローディーをめざす人はもともと音楽が大好きだという人ばかりです。

自分自身も楽器の演奏をしていた経験がある人が多いですし、日頃からコンサートやライブに足を運んだり毎日のようにCDショップに通って新譜をチェックしたり音楽雑誌は一通り目を通していたりするようなコアな音楽ファンも珍しくありません。

音楽が大好きな人にとって、音楽業界でアーティストやミュージシャンをサポートするローディーの仕事に就けることは何よりも幸せなことといってよいでしょう。

好きなバンドの非公開の練習風景を見ることもできますし、新曲のレコーディングに立ち会って誰よりも早く曲を聴くこともできます。

コンサートやライブも、リハーサルから本番、ときには打ち上げにまで参加することができるのです。

体力を必要とする仕事なので大変な一面もありますが、音楽が好きな人にとってはそれを乗り越える価値がある魅力的な仕事なのです。

技術を磨き抜く面白さ

ローディーの仕事は非常に奥が深いことで知られています。

たとえば機材の運搬をする際、ワゴン車の限られたスペースの中にどのように荷物を積み込むのかがローディーの腕の見せ所です。

機材ひとつひとつの重量や形状、耐久性を考えながら積み上げる順番を決めなければいけないのはもちろんのこと、振動への強さや磁気の影響を考えて積み込む位置を決めることも重要なポイントになります。

また、楽器のチューニングをしたり弦を張り替えたりするのは細かい手作業を伴いますし、音程の違いやノイズを聞き取ることができる耳の良さも求められます。

ローディーとして活躍するためには、楽器や機材に関することだけではなく音楽そのものへの理解も重要になるのです。

ベテランのローディーともなればアーティストやミュージシャンから絶大な信頼を得られるようになり、指名での仕事も増えてくるようです。

技術を磨き抜く面白さがあるのが、ローディーの仕事の大きなやりがいといえるのではないでしょうか。