刑務官の志望動機・例文

志望動機の心構え

刑務官は民間の営利企業とは違い、公務員として公共のために働く役割を持っています。志望動機でもそうした人間としてやっていけるかどうかを見られます。

仕事の内容は遵法意識が重視され、時には勤務がハードで精神的にもきつい面があります。そのため、すぐに辞めずに続けていける人材かどうかが問われいます。志望動機が重視されたり、面接でもよく聞かれるのは、そこに刑務官として貢献してくれる人材なのかも現れてくるからです。

志望動機は人によってさまざまです。たった一つが正解ということはありません。言葉を飾ったり上手く言う必要はありません。「なぜ刑務官か」というテーマに、強く対応できるような理由を書きましょう。

「こうしていきたい」という目標を掲げて、なりたい理由を突き詰めて率直に、心を込めて伝わるように書けば良いでしょう。

志望動機の例文

刑務官を志望したきっかけは父が法務関係の仕事をしていて、非行に走る少年や犯罪についてよく話を聞いていたからです。「生まれつきのように言う人もいるが、犯罪は家庭環境に問題があったり社会的に追い込まれた人間も多い。誰かが手を差し伸べていたら違っていたかもしれない」と聞かされました。

また私も施設の慰問活動や職業訓練の支援ボランティアなどにもたずさわったことがあるのですが、実際に接した経験からも、全員が根っからの悪い人とは思えませんでした。反社会的とされることに手を染めた人たちも、止むにやまれぬ理由があったり、心の中では支援を必要としていたのではないか、誰かが手をさしのべれば立派に社会活動を営める人だって多いのではないか。そう思いました。

刑務官として手助けをすることができ、更生する人が増えればその分社会もより暮らしやすくなっていくと思います。自分の身近な小さな手助けが、将来的には大きな社会貢献へとつながっていけるかもしれない。そう考えたのが刑務官を志望した理由です。