海運会社社員として働くには(大学・学歴・学部など)

総合職か、海運職か

海運会社の仕事は、大きく「陸上総合職」と「海上職」の2つの職種に分けることができます。

社員として働くには、各社が実施する採用試験を受ける必要がありますが、新卒採用についてはだいたいどの企業でも上記の2職種に分けて試験が実施されています。

それぞれ応募資格などが異なり、基本的に併願はできないため、事前にどのような仕事に就きたいかをイメージしておく必要があります。

陸上総合職を目指す場合

陸上総合職の仕事は、さらに細かく分けると「事務系」と「技術系」のものがあります。

事務系は、船舶の運航管理、営業、また管理部門における財務・法務・企画・人事などが挙げられます。

技術系は、新造船や改造船の計画・契約、船体・機関・電機設計の計画・立案、設計図の査定、建造監督、技術研究開発・調査などが挙げられます。

応募時に、事務系と技術系のいずれかを選択するか、あるいは陸上総合職として一括での採用を行うかどうかは、企業によって異なります。

陸上総合職の場合、ほとんどの企業で4年制大学もしくは大学院卒業(見込み)の人を対象者としています。

基本的に文系・理系は問われませんんが、技術系は船舶工学、機械・電機などを中心に学んだ人の採用が中心となっているようです。

海上職を目指す場合

海上職とは、航海士や機関士といった海上職員として働く人のことを示します。

航海士の仕事

採用試験は、すでに船員教育機関(三級海技士取得のための学部/学科、大学院、高専専攻科等)で学んでいる人を対象とするものと、船舶職員候補生として自社で養成するものの2つの区分に分けて実施されるケースが一般的です。

自社養成コースでは、基本的に4年制大学もしくは大学院卒業(見込み)であることが条件となっています。文系・理系が問われることはほとんどありません。

海上職に就くにあたって必要な資格は特にありませんが、船員法に定める健康検査に合格する必要があります。