フラワーコーディネーターのやりがい

世界で一つだけの花束を

フラワーコーディネーターにとってやりがいがあるのは、自分にしか作ることのできない「世界で一つだけの花束」を作り出すことです。

花束全体のイメージを思い描き、色や形、香りのバランスを想像しながら一本一本花を組み合わせて美を追求していくフラワーコーディネートは、非常に奥の深い世界です。

そしてその花束は、ただ見た目が美しいだけではいけません。

お客さんが花を買い求める目的をよく理解した上で、飾る場所や贈る相手の特徴に合わせたものを作ることができなければ、一番大切な「お客さんを喜ばせる」という目的を果たすことができないからです。

ですから、フラワーコーディネーターは、依頼の一件一件と毎回真剣勝負で向き合っています。

植物の豊富な知識はもちろんのこと、優れた色彩感覚やお客さんへの細やかな心配りをしながら作品を作り上げていくのですから、ハードルが高いぶん、どこまでも挑戦のしがいのある仕事といえるでしょう。

花束で大切な想いの代弁を

フラワーコーディネーターの使命は、花を通して人々の大切な想いを代弁することです。

母の日のカーネーションギフトには「いつもありがとう」という感謝の気持ちがこもっていますし、プロポーズのための薔薇の花束にはたくさんの愛情がこめられています。

お客さんが日頃なかなか言葉にして伝えられない気持ちを、花を通して表現したい。そんな願いを胸に抱きながら、フラワーコーディネーターはひとつひとつの花束を制作しているのです。

花束を買っていくお客さんにその後どんなドラマがあるのか。想像するだけでも、とても楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

ときには実際に「先日の花束、母がとっても喜んでくれました!」「おかげさまでプロポーズが成功しました!」と笑顔で報告をしてくれるお客さんもいます。

そんなときが、フラワーコーディネーターの仕事をしていて良かったと思える瞬間なのです。