ドッグトレーナー(犬の訓練士)の現状と将来性

ドッグトレーナーの現状

「一般社団法人 ペットフード協会」の調査によれば、2013年度における日本全国の犬の飼育頭数は、約1087万頭と発表されています。

現代のペットブームにともなって、ペットを飼う人の数は大きな伸びを見せてきたものの、ここ数年はその勢いも止まりつつあるようです。

それでも、「犬を飼う」ということが決して珍しいことではなくなっている今、この先も犬を飼育する人が大きく減少することは考えにくいでしょう。

最近ではペット専門の洋服店、トリミングサロンなども続々とオープンしていますが、一方で、犬のしつけを行う企業の数はそこまで増えていないようです。

現時点で、ドッグトレーナーの正社員の求人はあまり多くはないですが、契約社員、アルバイト・パート、あるいは独立など、多様な働き方が望める職業です。

これからドッグトレーナーを目指す人にとっても、チャンスはまだまだ残されているといえるでしょう。

ドッグトレーナーの将来性

最近のトレンドとして、ペット可のマンション普及率が高くなっているということがあります。

かつては「マンション住まいだからペットが飼えない」という人が多かったものの、首都圏におけるペット可のマンション普及率はだいぶ高い数値になっています。

この先も、ペットを飼いやすい時代になってくることが予想されるため、ペットのしつけをするドッグトレーナーの仕事は将来性があるといえます。

ペットのしつけをどこまで行うかは飼い主の考え方によるところもありますが、とくにマンションは他の住人と同じ建物に住んでいますから、無駄吠えなどを防ぐために、積極的にペットトレーニングを望む人も増えていくかもしれません。

犬のしつけに対する確かなスキルを持っていることはもちろん、一人ひとりの飼い主のニーズにしっかりと応えられる能力を持ったドッグトレーナーの活躍が予想されます。

また、犯罪捜査や災害時の救助活動など、警察犬や盲導犬、災害救助犬といった特殊な訓練を受けた使役犬が求められる場面も多くあります。

スキルを身に付けた犬の訓練士の需要も安定してあると考えられます。