哲学者の給料・年収

哲学者の平均年収・給料の統計データ

哲学者は、どのような働き方をするかで給料に大きな差があります。

大学教授や教員となれば、安定した収入が得られる一方、非常勤講師やポスドクの場合は、不安定な生活を強いられることになるでしょう。

哲学者の平均年収・月収・ボーナス

哲学者に関する給料のデータはありません。

どのような場所で勤務し、どのような立場で働くのかによって大きく異なるためです。

大学に勤める場合、教授など大学教員になれば高い収入が得られることが多いです。

一方で博士号を取ったばかりの大半の人は「ポスドク」といわれる立場で働き、平均年収は200~300万円程度、月収にすると16~20万円程にとどまることもあり、生涯賃金で考えると決して高いとは言えません。

ポスドク時代の生活は決して楽なものではなく、大手企業に就職した新卒の学部生よりも、低い年収になることもあり得ます。

比較的待遇がよい大学だと、ポスドクでも年収500万円程度は得られるようですが、それくらいもらえる人は一握りと考えていたほうがよいでしょう。

哲学者の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

哲学者の手取りの月収に関しては、勤務形態や勤務年数によっても異なります。

東京の大学に所属し、年間1000万円稼いでいる人もいれば、ポスドクとして年収200~300万円に収まっている人もいます。

公立の中学・高校教師として働く場合、身分は公務員なので、各地方自治体で給料は公開されています。

現在教員の平均年齢はまだまだ高く、給与体系が年功序列な部分が多いため、一般のサラリーマンと比べて、高額な給与となる場合が多いです。

厚生労働省の令和元年度賃金構造基本統計調査によると、高校教師の平均年収は43.7歳で710万円となっています。

哲学者の初任給はどれくらい?

ポスドクとして採用された場合、初任給は15万円~25万円程度です。

教員としての初任給は、東京都採用で都内に勤務する場合、平成29年度高等学校教育職のでは大学卒採用が約247,500円、短大卒が約226,100円です。

哲学者の福利厚生の特徴は?

大学教授や学校の教員などになれば、一般的な福利厚生が与えられます。

一方、ポスドクや非常勤講師などの場合、健康保険や通勤手当などがないケースもあります。

ボーナスや昇給がない場合も多く、一般的なサラリーマンの収入には及ばないと考えておいたほうがよいでしょう。

多くのポスドクはアルバイトをしながら生活を支えることになり、中学や高校で非常勤講師を務める人も多いです。

これらの収入を含めてやっと生活ができるようになるというぐらいの覚悟が必要です。

哲学者の給料・年収の特徴

副業をして収入を補填

大学教員として勤務している場合、副業を許されていることが多い傾向にあります。

著書の出版を始め、各種講演会での講話やコメンテーターとしてテレビに出演するなどすらば、より収入を伸ばすことが目指せます。

自腹の部分も多い

哲学は目に見える成果が出づらいことも有り、研究費が十分にもらえている研究室も研究室も多くあります。

研究に必要な資料や書物などは自ら研究費を負担することも珍しくないため、収入が高いからといって決して潤沢とはいえません。

哲学者の勤務先別の給料・年収

大学教授の場合

大学で教えるにしても、勤続年数や実績などにより年収には大きな差があります。

2019年の大学教授の平均年収は、57.7歳で1100万円とされており、平均の月収は66万円、これにボーナス年間290万円などがつきます。

また准教授の場合は47.8歳で872万円、大学講師の場合は43.7歳で719万円となっています。

大学教授の給料・年収

高校教師の場合

高校教師の平均年収は43.7歳で710万円となっています。

公立の場合も私立の場合も、あらかじめ給与体系が決められているため、基本的には年功序列で給料が上がっていきます。

高校教師の給料・年収

哲学者が収入を上げるためには?

勤続して実績を積む

大学教授になるにしても、高校などの教育機関で働くにしても、基本的には年功序列で給料がアップしていきます。

大学の場合は助手、非常勤講師、常勤講師、助教授、教授と位が上がっていくにしたがって給料も上がります。

勤続し、実績を積み上げていくことが年収アップにつながります。

また、できるだけ早く助教授や教授へと昇進することを目指せれば大幅な給料アップが見込めますが、ポストの空きなどの要素もはらんでくるため、簡単な道ではありません。

ただし、優秀なポスドクには他大学からヘッドハンティングがかかり、良い給料で転職する人もいます。

研究の成果をあげる

研究で大幅な実績を上げた場合、研究成果を上げた場合は、収入アップにつながる場合もあります。

一方で、研究予算が増えたり人員が増員されたりすることもあまりないのが現状です。

哲学はほかの分野のように大きな発見をしたり、新たな技術を開発したりすることはまずありません。

そのためどうしても評価されづらく、どれだけ論文を書いたとしても、各種学会が設置する賞を受賞するなど、研究で功績を修めなければ大幅に給料がアップすることは少ないです。

著書を出版したり、講話や講演などを行うなどして地道に研究の成果を発表する人が多くなっています。