細胞検査士の年収はいくら? 給料についてくわしく解説

平均年収

細胞検査士の平均年収は、400万円前後がボリュームゾーンといわれています。

ただし、勤務先の種類や雇用形態によっても違いが出てきます。

病院に勤務する場合は契約社員やパート・アルバイトが多く、検査センターに勤務する場合はおおむね正社員採用となっているものの、給与水準はやや低めとなっているようです。

大学などの研究機関や製薬会社で正社員勤務となる場合は、給料は比較的高めでしょう。

当直が入る場合には、別途それに関する手当が支給されます。

なお、病院や検査センターに勤務するパート・アルバイトの給料は、「時給制」と「単価出来高制」があります。

時給制の場合は時給1,200円~1,800円程度からスタートすることが多く、一般的なアルバイトのなかでは高時給となっているようです。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

年収に差が出やすい

細胞検査士は専門性を求められる仕事ですが、勤務先や雇用形態によって年収に大きく差が出ています。

大学病院で正社員として働く場合は年収500万円程度を得ている人も少なくないですが、民間の総合病院では非正規雇用の採用も多く、それほどの年収に届かないケースもしばしばあるようです。

なお、出産後に育児をしながらパートで限られた時間だけ働く女性も少なくないことから、全体の平均年収がやや低めになっているといえそおうです。

資格手当がつくことも

細胞検査士の資格は、臨床検査技師として働く人が、プラスアルファのスキルを身につけるために、あるいはさらなるキャリアアップのために取得することが多くなっています。

したがって、現場では臨床検査技師として働く人も多くいますが、病院によっては細胞検査士の資格を持っていると資格手当が基本給に上乗せされることもあるようです。

また、細胞検査士とならんで「超音波検査士」という認定資格も、臨床検査技師のプラスアルファの資格として位置付けられています。

これらの認定資格を取りながら経験を積んでキャリアアップしていくことで、昇給が期待できるかもしれません。