サービスエンジニアの一日のスケジュール・残業時間や休日についても解説
サービスエンジニアの業務スケジュール
サービスエンジニアの主な業務は、客先に納入した製品のメンテナンスです。
そのため、一日のスケジュールも客先への訪問・作業が主になっています。
相手企業の事情に合わせて動く必要があり、また予定通りに作業を進めていかなければ予定した件数の訪問を行うことができません。
十分な準備をして現場に臨んでも、思わぬトラブルで予定が狂うことも少なくありません。
また、急を要するトラブルがあれば、他の予定を調整してすぐに駆けつける必要があります。
基本的な勤務時間は一般的な企業と同じで、退社の時間も定時が多いですが、予定をしっかり管理し、臨機応変な対応が求められる仕事です。
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空調設備のサービスエンジニアの1日
コピー機のサービスエンジニアの1日
フレックス制の企業もある
サービスエンジニアの勤務時間は、朝8時半~夕方19時頃が一般的です。
朝出勤し、社内で必要な事務処理やミーティングなどを済ませ、その後はメンテナンス用の道具類を準備して客先に向かいます。
扱う機器類や道具、担当エリアによっては、社用車やマイカーで直行直帰が可能な場合もあります。
担当するクライアントの幅が広い場合、相手に合わせやすいように働く時間帯を自由に調整できるフレックス制を導入している場合もあります。
サービスエンジニアは業務量に波があるため、残業が頻繁に発生する時期もあればまったく残業のない時期もあります。
しかし一方で「空調が故障した」「コピー機から異音がする」などトラブルで呼び出され、急に忙しくなるケースも多いです。
企業の扱う製品によっては、客先に一定期間と駐在して作業する場合もあり、同じ会社でも担当企業や製品によって勤務時間がまちまちになることもあります。
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サービスエンジニアの休日
サービスエンジニアは基本的には土日や祝日が休日となっています。
しかし、顧客の都合によっては、企業が営業していない土日や祝日にメンテナンスを依頼してくることもあり、その場合は休日返上で仕事をします。
その分の代休はもちろん取得できますが、多くの企業は平日の作業を依頼するため、スケジュールをしっかり調整しないといけません。
何もない場合は一般的な会社員のような休日が過ごせますが、緊急のトラブルで呼び出される企業もないわけではありません。
突発的な仕事はありますが、チームでエリアを担当しているような場合は、交代で休日対応ができますし、長期休暇も取得しやすいです。
サービスエンジニアの残業時間
点検や修復を担当する場合、作業が終わるまで帰ることができません。
そのため、必然的に残業も多くなります。
そういった前提の仕事ですので、その分、残業手当や深夜手当はしっかりと支給されています。
残業は比較的多いですが、終電までかかるようなケースはほとんどなく、一日に1~2時間ほどの残業が多いです。
夜遅くの作業が見込まれている場合は、出勤時間を遅らせるなど、時間調整の利く企業もあります。
サービスエンジニアは忙しい? 激務?
サービスエンジニアは激務というほど忙しい仕事ではありません。
現場に行って作業を実施するため、相手企業や施設の都合であまり遅くまでは作業できないことが多いです。
そのため、連日のように遅くまで働くといったことはほとんどできません。
また、体力仕事でもあるため、健康管理の観点からも連日の残業で激務となるケースは少ないです。
定められた時間内にしっかりと責任を果たすことが求められるため、過剰な仕事量が割り振られることもあまりありません。
サービスエンジニアの休日の過ごし方
サービスエンジニアは基本的に休日は自由に過ごすことができます。
組織がしっかりしている企業なら、休日に当番の人以外に呼び出しが入ることはほぼありません。
スケジュールの調整を自分である程度行うことができ、先の予定も見えやすいことから、長期休暇の取得もしやすいです。
そのため、趣味やレジャーなどをじゅうぶんに楽しめます。
外回りをしながら見つけた、気になるお店やレジャースポットに足を運ぶ人も多いです。