サービスエンジニアのつらいこと、大変なこと、苦労

サービスエンジニアのつらいこと・大変なこと

深夜作業がある職場は体力が求められる

サービスエンジニアはクライアントが利用している設備や機械のメンテナンスです。

クライアントによっては、営業時間内の作業を嫌うこともあり、早朝や夕方以降といった時間帯に作業が入ることがあります。

場合によっては夕方から作業を始め、深夜にまで及ぶこともあり、眠気や疲れとの戦いになります。

サービスエンジニアには体力や自己管理能力も求められます。

自分のコンディションの悪さはミスのいいわけにはなりません。

感謝されずにクレームを言われることがある

サービスエンジニアの仕事は技術的なサービスの提供であり、クライアントからのクレーム対応ではありません。

「コピー機が壊れて資料の印刷ができないけどどうしてくれるんだ!」「空調が故障して室温が上がって仕事にならない」など、クレーム交じりの修理依頼も少なくありません。

メンテナンスを行っても、感謝されずにむしろ「ちゃんと仕事してくれ」「もっと早く対応して」と厳しいコメントをされることもあります。

勉強し続けないといけない

サービスエンジニアが必要な理由は、機械や機器の扱いは専門的な知識が必要だからです。

しかし、専門的な知識を必要とする機器はどんどんアップデートされていくため、エンジニアも新しく知識を身につける必要があります。

新しい機能の追加や、インターネットとの接続機能、自動化されたさまざまな機能は、エンジニアに多くの知識を要求します。

研修や技術書、マニュアルなどを通して専門的な知識を常に学び続ける必要があることで大変だと感じる人も多いです。

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サービスエンジニアの悩み

自分の扱っている分野の製品が気になる

サービスエンジニアをしている人は、自分の扱っているジャンルの製品が気になって仕方ないという人も多いです。

たとえば、空調設備を担当している人なら、建物の空調の音が気になったり、配管がどのようにされているかが気になったりしてしまいます。

せっかくの家族や友人との楽しいひとときでも、つい気になってしまうことで気まずい雰囲気になることもあるようです。

覚えたことが残らないことも多い

サービスエンジニアは、特定の機器、製品に絞って対応を行っていることが多いです。

そのため、製品のバージョンアップがあったり、製造中止になってしまったりした場合には、せっかく覚えた知識やスキルの多くが役に立たなくなることもあります。

そのため、自分のスキルを問われたときに「何があるんだろう」と悩んでしまうという人も少なくありません。

サービスエンジニアを辞める理由で多いものは?

キャリアのビジョンがあまりない

サービスエンジニアをしている人の中には、キャリアに関する悩みをもつ人も多いです。

ずっとサービスエンジニアであり続けたいという人は多くなく、ほとんどの人がいずれは管理職や他の職種になりたいと思っています。

これは、サービスエンジニアとしてのキャリアパスが整備されておらず、スキルアップの方向性も不明確な場合が多いからです。

将来を考えたときに「このままでいいのかな」と悩む人も多く、人材が流出する原因となっています。

心身の限界を感じる

サービスエンジニアは、体力や精神力が削られる現場もあります。

時間が不規則だったり、クレームが多かったりといった企業では、たとえ報酬がよかったとしても、心身の限界を感じ、退職を希望する人が後を絶ちません。

一度心身のバランスが崩れると、回復に多くの時間を要することから、早めに対処を考えることが大切です。