声優は何歳まで活躍できる? 引退後の生活は?

声優にとっての引退とは?

一生働ける仕事

声優は一般的な会社員とは異なり、「定年」という概念がある職業ではありません。

本人の人気や実力、体力、気力さえあれば、何歳まででも声優として活躍し続けることができます。

もちろん声優として成功することが大前提ですが、現役声優として一生を終える、といったことも無理な話ではないのです。

引退は自分で決める

声優が引退する時は、基本的に自分で見切りをつけなくてはなりません。

事務所に所属している場合、声優として芽が出ずに事務所から声を掛けられたり、契約が更新されなかったりする場合もありますが、多くの場合は自らが引退を宣言したり決意をしたりしてこの世界を去っていきます。

声優の引退理由

声優の引退理由はさまざまですが、一番多いものは人気が落ち仕事がなくなって続けたくても続けられないといったケースです。

声優として一旦はデビューしたものの、その後仕事をもらえずに収入がなく、泣く泣く声優をあきらめてしまうという人は非常に多くいます。

そのほか、結婚や出産、介護といった家庭の事情や、業界や事務所内でトラブルを起こしてしまい、実質的に業界から追放となってしまうようなこともまれにあるようです。

また、年齢を経たベテラン声優の場合、ギャラが高くなりすぎて仕事が徐々に減ってしまったり、加齢に伴って思うような声が出なくなったと引退を決意したりする人もいるようです。

全く別な理由として、声優の仕事はほとんどが東京または大阪に集中しており、都市部でしか働くことができないということがあげられます。

アニメや映画の吹き替えなどの大きな仕事は東京で行われることが多く、家族の事情などで東京を離れなくてはならない場合、声優を続けていくのは難しいという現状があります。

ただし近年は、ナレーションやキャラクターボイスなど一人でもできる仕事であれば、自宅に収録機材をおけば東京でなくても仕事ができることが増えています。

声優の引退後

声優の引退後は、大きく「芸能界に残る人」と「残らない人」に分けることができます。

芸能界に残る場合、その後は歌手タレントモデルや舞台俳優として活躍するなど、もともと声優業の傍でこうした活動をしていた人が、声優以外の仕事を本格的にスタートさせることも少なくありません。

また声優として表舞台には出なくなってからも、声優事務所やプロダクションに所属し後輩の指導に当たったり、専門学校で教鞭をとったり、自ら声優事務所を開設するなどこれまでの経験やスキルを生かして裏方として働く人もいるようです。

一方、まったく芸能界とは関係のない仕事に就く人もいます。

アニメなどで活躍する声優の櫻井智さんは、一度引退を宣言した後に復帰した珍しい声優ですが、彼女も引退中は飲食店でアルバイトをしたり、声の仕事とは全く関係のない仕事をしていたことで知られています。