女性の声優のキャリアパス・結婚後の生活

妊娠・出産を希望する声優には、それら大きなライフイベントを経て仕事をどうするかという問題がつきものです。

本記事では、女性の声優の現状や結婚後の働き方などを紹介します。

女性の声優の現状

女性声優も男性声優と同様に活躍することができますし、この業界は実力さえあれば女性だからと言って差別されることはほぼありません。

男女問わず、結婚後も育児をしながら働く声優は大勢います。

女性の声優の強み・弱み

女性の強みは、やはり女性キャラクターの演技ができることです。

男性が女性を演じることもまれにありますが、男性が女性の声を出すのは至難の業です。

また、子ども向けや高齢者向け番組などのナレーションでは女性声優の活躍が目立ちます。

この業界では男性も女性も同様に働くことができるため、仕事をする上で男性声優との差を意識することはないでしょう。

声優の結婚後の働き方・雇用形態

結婚への不安

「恋愛や結婚をによってこれまでのイメージが失われる」「ファンを失望させるのでは」という不安を抱える人が多いようです。

こういった悩みは女性特有のものではなく、とくに人気のある男性声優なども抱くものです。

結婚後の活躍

結婚したとしても声が変わるわけではありませんので、これまでと同じように活躍することは十分可能です。

家族を持つ、子育てをするなど新たな経験をすることで演技にも幅が出るかもしれません。

声優は子育てしながら働ける?

産休や育休を取得する人は増えている

産前・産後休業や育児休業を取得する声優は非常に増えています。

2018年には、レギュラーを多く持つ人気声優の沢城みゆきさんが産休・育休を取得したことで話題になりました。

女性の声優が産休や育休を取り、代役を立てるということはこれまでにも行われてきました。

人気声優の林原めぐみさんが産休を取った際には、レギュラーとして声を当てていたアニメ『ポケットモンスター』の代役を平松晶子さんが、岡村明美さんが産休を取った際には、アニメ『ONE PIECE』の代役を山崎和佳奈さんがそれぞれ務めています。

また産休・育休を取得することを見込んで、あらかじめその役のセリフやナレーションだけを先に収録するなど、代役や後任を立てずに続投できる配慮をする企業もあるようです。

とはいえ、他の職業に比べると不安定な仕事であるため、休業明けに仕事はあるのか、もともと持っていた仕事に戻れるのかと悩む人も少なくありません。

休業前と同様に活躍できるのかという不安から比較的短期間で仕事に復帰する人が多いようです。

声優は女性が一生働ける仕事?

声優は男性も女性と同様に一生活躍できる仕事です。

また、アニメや映画ではお年寄りのキャラクターもいますし、年齢を重ねた落ち着いた声でのナレーションを求める番組もあるため、加齢を理由に仕事がなくなることはないでしょう。

定年はありませんし、ベテラン声優ともなれば、声優としてだけでなく後進の指導にあたるなど仕事の幅も広がります。

女性の声優のキャリアパスのまとめ

声優業界では、男性も女性も同じように活躍しています。

女性声優の強みは、男性には出せない女性特有の声で女性キャラクターを演じることができる点です。

妊娠・出産の際は産休・育休の取得に協力的な事務所もありますし、代役を立てて番組を続行する方法もあります。

年齢を重ねた声にもまた魅力があり、加齢を理由に仕事がなくなることはないでしょう。

声優として表舞台を去ったあとも経験を生かして後進の指導にあたることができます。