セキュリティエンジニアの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

セキュリティエンジニアを目指すきっかけで多いものは?

セキュリティエンジニアを目指すきっかけとして多いものの1つに、社会貢献があげられます。

企業が持つ情報を守ることで安心して事業を行えることはもちろん、個人情報を守ることで社会の安心を得られることが、セキュリティエンジニアが活躍するメリットといえるでしょう。

このように社会的意義の高い職業で活躍できることは、セキュリティエンジニアを目指す主なきっかけです。

また最新の技術を追い続けることができる点も、セキュリティエンジニアを目指すきっかけの1つにあげられます。

ほかにも「自分自身がセキュリティの被害を受けたので、見返したい」といったことも、セキュリティエンジニアを目指すきっかけとなります。

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セキュリティエンジニアの志望動機の考え方

セキュリティエンジニアの志望動機をつくる上では、考慮したい点がいくつかあります。

そもそもセキュリティエンジニアには、職務上以下の特徴があります。

・攻撃者が持つ技術は日進月歩であるため、これを上回るスピードで新しい技術を身につけることが必要
・セキュリティだけでなく、ネットワークのスキルも必須
・決してあきらめない粘り強さが求められる
・技術を不正に利用せず、倫理観をもって仕事に臨む姿勢が必要
・顧客企業への説明能力も欠かせない

したがって志望動機は、上記にあげた特徴を踏まえて考える必要があります。

またセキュリティの業務内容は企業により大きく異なります。

そのため企業研究も十分に行い、応募先企業の特徴をつかんでおきましょう。

セキュリティエンジニアの志望動機の例文×3

新卒でセキュリティサービス企業に応募する場合

「私は大学において、暗号化技術に代わる「秘密分散技術」について研究を進めています。

この研究を進めていく過程で、技術を研究するだけでなく、世の中に役立てたいと思うようになりました。

数あるセキュリティ企業のなかで御社を選んだ理由は、常に技術の最先端を追求し、多くの企業に安全なセキュリティサービスを提供する上で役立てると考えたためです。

入社がかないました際には、より一層技術を磨き、高い技術で役立てるように努めてまいります。」

SEから、セキュリティを含むSIサービスを行う企業の場合

「私は業務SEとして5年間、主に通信の業界に携わっています。

現場でセキュリティに関するトラブルを幾度となく目にした経験から、セキュリティを全面に押し出したサービスにより顧客に安心を与えたいと考え、セキュリティの業界を志望するようになりました。

そのなかでも、御社はセキュリティを重視したSIサービスを提供していることが特徴です。

このため、私のプロジェクトリーダーの経験を生かせると考え、応募させていただきました。」

インフラエンジニアから転職する場合

「私はインフラエンジニアとして5年間、顧客先やデータセンターなどにおいて、設計や構築、保守に携わって参りました。

セキュリティエンジニアを志望する理由は、これまでよりも高いスキルを求められる職務に挑戦し、顧客に対してより高い満足度を提供したいことがあげられます。

そのなかでも貴社はセキュリティサービス専業であり、これまでのインフラエンジニアの経験を生かしつつ、より鍛えられる環境で成長できると考え、応募いたしました。」

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セキュリティエンジニアの面接で聞かれること・注意点

セキュリティエンジニアの面接においても、基本的な質問は他の職種と変わりません。

自己PRや志望動機、長所と短所、大学生の場合は研究テーマなどがあげられます。

この他に、セキュリティエンジニアで聞かれる可能性がある質問には、以下のものが考えられます。

・残業は多い(場合によっては、終電までに帰宅できない)ですが、大丈夫ですか?
・5年後にどうなっていたいか、教えてください
・最近のセキュリティに関する話題について教えてください。またその話題について、あなたはどう考えますか?

このため日ごろから新聞やニュースなどを見て、セキュリティに関する情報をチェックしておきましょう。

もちろんわからない場合は、正直に「わかりません」と答えることが最善です。

セキュリティエンジニアの自己PRのポイント

自己PRには、以下の内容を取り入れるとよいでしょう。

・自分自身の将来像(どんなセキュリティエンジニアになりたいか)
・セキュリティやIT技術について学んだこと(資格を持っている場合は、あわせてアピールする)
・大学でセキュリティについて専攻している場合は、研究テーマ
・インターンやアルバイトでセキュリティに関わった場合は、その経験と実績
・実務経験のある方は、業務実績や得意なこと

とりわけ上の2つにあげた、将来像とセキュリティを学び続ける姿勢は重要です。

業界研究や企業研究をしっかり行った上で、自己PRの内容を決めましょう。

また自己PRの内容は応募先にあわせて、変える工夫も必要です。

セキュリティエンジニアの履歴書で気をつけるべきことは?

セキュリティエンジニアに応募する際には、履歴書においても気をつけるべき点があります。

志望動機や自己PR欄は、セキュリティに関係する内容を主体として書くようにしましょう。

応募先企業の業務内容により志望動機でアピールすべき内容も変わりますから、注意が必要です。

また業務の実績や資格においても、セキュリティやITエンジニアに関するものを優先して書くことが大切です。

加えて経験者の場合は専門的なスキルのアピールと、わかりやすさの両立も求められます。