セキュリティエンジニアに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
セキュリティエンジニアに向いている性格・適性
セキュリティエンジニアには、さまざまな人がいます。
そのなかでもセキュリティエンジニアに向く性格には、以下のようなものが例としてあげられます。
・細かい点を見逃さない人
・自ら積極的に学ぶ人
・負けず嫌いな人
・困難にくじけず、最後までやり抜く人
企業がセキュリティの攻撃を受けると、社会や取引先からの信用が失われます。
加えて、多額の被害をこうむる場合もあります。
そのため細かい点を見逃さず、企業のニーズに沿って機器の設定などを正確に行うことが求められます。
またセキュリティ対策は、さまざまなネットワーク攻撃者との技術的な知恵比べともいえます。
このため受け身の姿勢では、攻撃者に負けてしまいます。
したがって自ら積極的に学び、攻撃者に勝つという意欲が求められます。
さらにセキュリティのトラブルが起きた際には、解決するまで仕事は終わりません。
なかなか解決方法が見つからない場合もしばしばありますが、その場合でも困難にくじけず、最後までやり抜く姿勢が必要です。
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セキュリティエンジニアに必要なスキル・能力
セキュリティエンジニアに必要なスキルや能力は、以下の通りです。
・インフラに関するスキルがある
・ネットワークに関するスキルがある
・クラウドに関するスキルがある
・情報システムの全般を見渡し、適切な判断と提案ができる
セキュリティエンジニアは、情報システムをセキュリティという面から広くチェックする業務を担っています。
またシステムにおいてはソフトウェアだけでなく、サーバーなどのインフラやネットワークも重要な役割を果たしています。
これらに対して適切な設定を行うためには、インフラやネットワークに関するスキルが欠かせません。
加えて設定を行う際には、システムを使う利用者にできるだけ影響を与えないように配慮することが必要です。
さらに2010年代後半からはクラウドサービスも広く普及するようになり、積極的に活用する企業もあります。
そのためセキュリティエンジニアには、クラウドに関するスキルも必要です。
セキュリティエンジニアに向いていないのはどんな人?
セキュリティエンジニアに向いていない人には、大きく2つのタイプがあげられます。
1つは、いいかげんな人です。
セキュリティエンジニアの仕事は迅速さも重要ですが、それ以上に確実であることが求められます。
外部からの攻撃を防ぐ対処にもれがあると、お客さまのITシステムに損害を与えてしまうおそれがあります。
もう1つは、新しい技術を勉強しない人です。
セキュリティをおびやかす外部の攻撃者は、日々技術を向上させています。
このためセキュリティを守るためには、エンジニア自身も日々積極的に勉強し、新しい技術を身につけなければなりません。
もし現状維持でよいと考えてしまうと、あなたの持つ技術では攻撃者の前に歯が立たなくなり、仕事に役立てなくなってしまいます。