セキュリティエンジニアになるためにはどんな学校に行けばいい?(大学・専門学校)
セキュリティエンジニアになるための学校の種類
セキュリティエンジニアになるための学校には、大きく分けて大学と専門学校があります。
もしあなたが大学に進学するなら、必ずしも情報系の学部・学科を選ぶ必要はありません。
大学卒の場合は、文系学部からでもセキュリティエンジニアを目指すことはできなくはありません。
しかし情報系の学部や専門学校なら、授業で専門的な内容を学べるぶん、他の人よりも有利になります。
したがって将来の職業としてセキュリティエンジニアを目指すつもりでいるなら、情報系の大学や専門学校を選ぶとよいでしょう。
またセキュリティエンジニアを募集する企業では、応募に際して大学卒以上など、学歴が指定される場合があります。
このため就職活動においては大学を卒業しておいたほうが選択肢が広がり、より希望に近い進路を選びやすくなります。
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セキュリティエンジニアになるための大学
大学は研究機関の1つという特徴があります。
このため大学を選んだ場合のメリットには、以下のようなものがあげられます。
・理論的な部分をきちんと学べる
・多くの大学で卒業論文や卒業研究が必須となるため、論理的な考え方を身につけられる
・社会人として必要な教養を身につけられる
一方でデメリットには、以下の内容があげられます。
・卒業まで4年かかる
・セキュリティエンジニアにおいて、実践的な内容を学べるとは限らない
年間の学費の平均額は、株式会社日本政策金融公庫が毎年公表しています。
「平成30年度 教育費負担の実態調査結果」によると、以下の通りです。
・国立大学の場合:115万円
・私立大学理系:185万円
また情報系の学科を置く学部は、大学によってまちまちです。
このためセキュリティエンジニアをめざす方は、学部よりも学科に注目して大学を選ぶとよいでしょう。
セキュリティエンジニアになるための専門学校
専門学校は、最先端かつ即戦力のある技術を学べることが特徴であり、魅力です。
1日中セキュリティに関連した講義が行われますから、大学生よりも短い期間で、社会に通用する技術を身につけることができます。
一方で幅広い教養を身につけにくい点や、基礎をじっくり身につけるという点では、大学よりも劣ります。
さきに紹介した「平成30年度 教育費負担の実態調査結果」によると、専門学校の学費は年間で129万円です。
また専門学校のなかには、夜間コースを開設する学校もあります。
このため昼間通学できない社会人や、ダブルスクールを目指す大学生にとっては、セキュリティを学ぶ選択肢の1つにあげられます。
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セキュリティエンジニアの学校選びのポイントは?
セキュリティエンジニアになるためには、情報系の学校を選ぶことがおすすめです。
しかし、無理にセキュリティを全面に押し出す学校を選ぶ必要はありません。
むしろ社会で活躍できている人は、コンピュータの基礎をしっかりと学んだ経験のある人が多くなっています。
したがって学校を選ぶ際には学部・学科名だけでなく、カリキュラムの内容をきちんと確認することが必要です。
特にセキュリティに関する科目とあわせて、情報工学や計算機工学を基礎からしっかり学べるところがおすすめです。
なお専門学校のなかには大学卒業資格も取得できる学校もありますから、興味のある方は検討してみるとよいでしょう。