空間デザイナーのやりがい・楽しさ・魅力
空間デザイナーのやりがい・楽しさ
趣味が生かせる仕事
空間デザイナーは、もともとインテリアが好き、物作りが好きという人が多いです。
与えられた空間をどう魅せるか、人をひきつけるためには何が必要か、そのためにはどんな照明やインテリアが必要かを考える必要があるため、ときにはイメージに沿ったインテリアや装飾品を求めて、町中のショップを探し回ることもあります。
そんな作業すらも、インテリアが好きであれば苦になるどころか、やりがいにつながるほど楽しい作業に感じることでしょう。
また、イメージに沿ったインテリアがない場合は自作するという人も少なくありません。
工作・手芸などのものづくりが趣味という人にとっても向いている仕事といえるでしょう。
多くの人との出会い
空間デザイナーの仕事は決して一人でできるものではありません。
クライアントから始まり、プロジェクトチームの仲間、外注先の担当者や職人、さまざまな人たちとのやり取りや協力が発生します。
時には気の合わない人や上司、職人気質の厳しい人とのやり取りで、落ち込んだり悔しい思いをしたりすることもありますが、ひとつの仕事に向かっているという姿勢はみんな同じです。
厳しいスケジュールや苦労を乗り越えたときに生まれる仲間との絆は大きなやりがいにつながりますし、一度得た信頼は次の仕事につながることも多くあります。
20代で正社員への就職・転職
空間デザイナーの魅力
仕事の成果が目に見える
空間デザイナーをはじめ、クリエイターの仕事は結果がすべてです。
担当したイベントやお店が繁盛するか否かは、空間デザイナーの手にかかっているといっても過言ではありません。
すべてが空間デザイナーのせいではありませんが、繁盛すれば評価も上がりますし、そうでない場合は自分の評判も落ちてしまいます。
しかし一度大ヒットとなればその実力や名前は世間に知れ渡り、仕事も続々と舞い込むようになります。
何度もリテイクを繰り返し、時には他のスタッフと衝突をし、スケジュールぎりぎりで現場に手伝いに入って仕事をして…といった苦労を乗り越えているからこそ、高い評価を受けた時の喜びはひとしおです。
センスと実力だけで勝負するのが空間デザイナーの仕事です。
その道は厳しいだけに、とてもやりがいのある世界でもあるでしょう。
仕事の幅が広がりやすい
空間デザイナーをはじめとする建設・建築業界は、つながりが強い業界です。
仕事をする上で住宅設計・施工管理・ハウスメーカー・内装業者・インテリアメーカーなどさまざまな分野と関わることで、身に付けた知識やスキルを生かすことができれば活躍の場がより広がっていくのが空間デザイナーの仕事です。
また、飲食店や個人宅を手掛ける場合は、「評判が良かったから」「インテリアが素敵だったから」と口コミで依頼が来ることもあります。
コミュニケーション能力があり、しっかりと仕事をして信頼を勝ち取ることができれば、新しい仕事や活躍の場を得られるチャンスが多くある仕事です。