【2021年版】環境コンサルタントになるのに必要な資格はある?

環境コンサルタントにおすすめの資格は?

必須の資格はない

環境コンサルタントとして働くうえで、必須となる資格はありません。

法律で役割などが明確に定義されているわけでもないため、「環境コンサルタント」と名乗っても、人によって行っている業務内容はさまざまです。

しかし、環境に関する専門的知識やスキルが求められる仕事であることは確かであり、業務に関連する公的な資格や民間の資格も多数存在しています。

スキルアップのための資格取得

資格のなかには、環境計量士のように国家資格もあれば、ビオトープ管理士のように民間資格もあります。

ビオトープ管理士の仕事

受験資格として一定以上の実務経験が求められるものもあるため、環境調査などを行うコンサルティング会社などで働きながら、スキルアップのために資格を取得していく人が多いようです。

資格を取得することで、給料がアップしたり、企業からの信用も得られやすくなったりするなどのメリットもあります。

自分の興味関心や担当する分野に合わせながら、取得を検討していくとよいでしょう。

環境コンサルタントの業務に関連する資格

環境計量士

環境に関する濃度や騒音・振動についての計量結果を証明するのに必要とされる経済産業省所管の国家資格です。

環境計量士には「濃度関係」と「騒音・振動関係」という2種類の区分があり、毎年1回、年度末頃に試験が行われます。

港湾海洋調査士

港湾や港湾海洋関連の調査について業務全体を指揮・監督し、調査計画や実施内容の確認、データの解析・考察を行う技術力があることを認定する資格です。

港湾、港湾海洋等の調査には必須の資格で、国土交通省所轄の国家資格です。

公害防止管理者

公害を発生させる可能性のある工場や施設などで、大気・水・振動・騒音などの検査を行える資格です。

資格の取得には2種類の方法があり、公害防止管理者等国家試験を受験するか、公害防止管理者等資格認定講習を受講することで取得できます。

環境アセスメント士

道路・河川・鉄道などの開発が行われる際に、環境への影響を調査して問題がないかを評価することができる資格です。

一般社団法人日本環境アセスメント協会が認定している民間資格で、資格取得には環境アセスメント関係業務の実務経験が必要です。

ビオトープ管理士

生物多様性を守り、野生生物が生息する空間を取り戻したり、保持したりするための知識や能力があることを証明する資格です。

公益財団法人日本生態系協会が認定しており、環境省や国土交通省、農林水産省などの中央省庁、各地の地方自治体で、業務入札条件や技術者の評価基準として採用されています。

環境カウンセラー

環境保全に関する取り組みについて豊富な実績や経験を持ち、環境保全に関する助言を行うことができる知識や能力があること認められ、環境省に登録されている人のことです。

環境省所管の人材登録制度であり、国家資格ではありません。