環境コンサルタントの現状と将来性

求められる役割は多様化している

「環境」や「エコ」といった言葉が一般的に使われるようになり、環境系のビジネスを手掛ける企業も増えているようです。

環境ビジネスは公共工事にも密接に関わってくるため、景気が上向きで、続々と公共施設などの建設が行われていた時代には、環境ビジネスも盛り上がりを見せていました。

最近では業界全体が若干の落ち着きを見せているともいわれますが、この20年ほどの間でも、「環境影響評価法」や「土壌汚染対策法」といった環境に関わる新しい法律がいくつも誕生しており、それにともなって、新しい環境系ビジネスが生まれています。

環境問題が多様化しているなかで、環境コンサルタントに求められる役割はますます広がりを見せているといえるでしょう。

海外での活躍も期待される

環境問題は世界共通であるため、グローバルな視点を持って活躍できることが、環境コンサルタントの仕事の魅力でもあります。

人口が減少し続けている日本では、この先、環境ビジネスの大きな拡大は難しいかもしれませんが、世界各地で環境問題を専門的に扱える人材が求められており、実際に海外で環境問題の研究を続ける学者や技術者なども増えているようです。

専門的な仕事であるため、まったくの未経験者がいきない海外企業で働くのは難しいものの、国内で経験を積み、その後は世界を舞台に活躍することも十分に可能だといえます。

事業会社以外で活躍することも

環境コンサルタントという言葉の定義はあいまいであり、実際には人によってさまざまな専門分野があり、携わっている案件も異なります。

民間のコンサルティング会社や環境調査会社で働く人は多いですが、それ以外にも、地方自治体や環境省などの行政機関で環境保全に貢献する仕事をする人もいますし、NPOやNGOなどの団体で活動することもできます。

環境ビジネスはこれからさらに発展していくことが考えられるため、自分の力によって、新たな活躍の場を創り出すこともできるのではないでしょうか。