ゲームクリエイターのつらいこと・大変なこと・苦労

ゲームクリエイターのつらいこと、大変なこと

ゲーム制作の現場は、ただ楽しいだけでなく、過酷な環境となることもあります。

その中でもセクションに関係なく、ゲームクリエイター全般において大変なこと、つらいことをご紹介します。

残業・徹夜が続くことも

制作の途中で「バグ」と呼ばれる不具合が発生したり、ゲームの内容をガラッと変える必要が出てきたりすると、急な残業によって対応せざるをえないことがあります。

また、この業界で「マスターアップ」と呼ばれている納期の前になると、泊まり込みで作業をしなければならない日も出てきます。

ゲーム制作の現場では、事前に決められたスケジュール通りに各工程の作業を進行させていくため、他のスタッフに迷惑をかけないためにも作業が遅れないようにしなければなりません。

夜遅くまで働き、休日返上といった日々が続くと、心身ともにどうしても疲れが溜まっていきます。

仕事のストレスを忘れられる趣味などを持ち、少し空いた時間で上手にリフレッシュすることが必要な仕事です。

粘り強さが要求される

ゲーム作品によっては、完成までに数年かけて制作を進めていくものもあります。

ゲームの内容を練り上げることから始まり、実際に形にして、バグなどを取り除いたり、ときには仕様変更の必要性が出てきたりもします。

そのような終わりが見えない状態のまま、長期にわたって作業を進めていくのはとても大変なことです。

それでも「いいゲームを作りたい」という気持ちに支えられ、ゲームクリエイターたちは粘り強く仕事をしています。

チームで動く大変さもある

制作現場では、プログラマーサウンドクリエイターグラフィックデザイナーなど、さまざまな役割をもつスタッフと協力して制作を進めていきます。

そのため自分一人の考えや意見だけでは進められないことも多く、ときにもどかしさを感じることもあるかもしれません。

「いいものを作り上げたい」という気持ちはどのクリエイターも同じですが、それゆえにすれ違いが生じ、他のスタッフと壁を感じることもあるでしょう。

しかし、その壁を乗り越えて作品が完成させることができたとき、感動や喜びを分かち合うことができるのもチームならではです。

ゲームクリエイターの悩み

ゲームクリエイターの多くは仕事のときにパソコンを長時間使用し、忙しいときには徹夜で作業することもあります。

そのため肩こりや腰痛、また「VDT症候群」といわれる目の不調に悩まされたり、睡眠時間の乱れからくる体調不良に見舞われがちです。

なかでも他のチーム同士やプロデューサーとの連携役であるディレクターの場合、人間関係で板ばさみになり苦悩することもあります。

さらに、そのゲームの総指揮をとるチーフプロデューサーは、資金や人材を集めたり、広報活動、各制作チームをまとめるなど多岐に渡って活動するため、激務になりやすいようです。

ゲームクリエイターを辞める理由で多いものは?

大きなゲーム制作会社の場合、シリーズ化しているゲームを多数抱え、さらにスマホアプリや携帯ゲーム、アーケードゲームなど、さまざまな種類のゲーム制作を同時進行していることが多々あります。

多くのプロジェクトを同時に進めるためには資金の割り振りをせねばならず、必ずしも現場チームの希望に沿えるとはかぎりません。

そのために、ゲームクリエイターのなかには「こういうゲーム作りに関わりたい!」という思いがなかなか叶わなかったり、自分が目指すゲームを制作するのが難しいといった理由で、仕事を辞める人がいるようです。

そうした人は、別のゲーム会社へと転職をしたり、自分で会社を立ち上げたりするようなこともあります。

一方、激務に耐えながら睡眠時間を削って制作をしてきたようなゲームクリエイターのなかには、心身の不調が原因で辞めざるをえない状況になる人もいます。