ゲームクリエイターの需要・現状と将来性

ゲームクリエイターの現状と需要

スマートフォンの台頭やVR技術の登場など、目覚ましい発展を続けるゲーム業界ですが、いったいゲームクリエイターたちはどのような環境で働いているのでしょうか。

ここではゲームクリエイターの現状や需要に関して、いくつかのポイントに分けてご紹介します。

労働時間は長くなりがち

ゲームクリエイターの仕事は激務といわれますが、その一番の理由が「労働時間の長さ」です。

ゲーム制作は、常に納期との戦いであるうえ、大勢のスタッフが参加し、それぞれが自分の役割をこなして作品を完成させていきます。

自分の担当する作業が決められたスケジュールから遅れれば、他のスタッフにも迷惑をかけてしまうのです。

そのため徹夜をしたり、休日返上で出勤してでも納期に間に合うよう作業を進めることが必要になってきます。

また急な企画変更により一から作業をやり直す、予期せぬプログラムの不具合によりスタッフ総出で緊急対処をおこなう、などといったこともあります。

こうした事情から、どうしてもゲームクリエイターの残業時間は多くなりがちです。

下請けの開発会社は、より忙しくなることも

とはいえ、すべての開発現場が常にピリピリしていたり、常に激務であるというわけでもありません。

トラブルがなく、納期にも余裕があるようなときはほぼ定時で帰れたり、仕事のことを気にせずに休みをとったりすることもできます。

またゲームクリエイターの労働環境や現場の過酷さは、会社によっても異なるようです。

大手ゲームメーカーの場合は、福利厚生や休暇制度などが整っていることが多く、休みがとりやすかったり、残業時間が多くなり過ぎないように配慮してくれることもあるようです。

一方で下請けの開発会社では、厳しい納期の中で作業を進めなければならないことが多いこともあります。

またスタッフの人数が少ないことから、どうしてもスタッフ一人にかかる負担が大きくなりがちで、場合によっては会社に寝袋を持ち込み、泊まり込みで作業をする人もいるようです。

ゲームクリエイターの仕事は総じて激務とはいえ、勤務先や時期によってだいぶ異なるといえるでしょう。

厳しい状況が続くゲーム業界

現代は娯楽が多様化し、ゲーム業界は苦戦を強いられています。

ゲームソフトの発売本数は年々増えていると言われますが、大ヒットする作品がある反面、完全に赤字となるよう作品も少なくありません。

ゲームを手軽に楽しむライトプレイヤーが増加しつつある昨今では顧客の取り合いのような部分もあり、ゲーム会社間の競争も厳しくなっています。

しかし本当に面白いゲームが生み出せれば、その評価は売上というかたちで反映されます。

技術の進歩により、ゲームで実現できることは10年、20年前よりずっと増えていますが、その生かしかたを考えるのはいつも「人」です。

決して楽な仕事というわけではありませんが、良い人材が増えれば業界全体を底上げする力にもなっていくでしょう。

ゲームクリエイターの将来性

ゲームクリエイターは、若手が活躍しやすい職種であることが特徴のひとつです。https://careergarden.jp/gamecreator/wp-admin/edit.php

スキルと才能があれば、ある程度の実務経験を経たあと独立することもできます。

業界全体としては競争がますます激化するなど厳しい状況にありますが、自分のやり方次第では大きく成功できるチャンスを掴めるでしょう。

世間の流行や人々のニーズは変化していくため、マーケティング力をつけ、どのようなゲームが求められているのかを敏感にキャッチすることが大切です。

年々発展していくデジタル技術に追いついていけるよう、情報収集をしたり、新しい技術に関しても学び続け、スキルを高めていくことも重要でしょう。

またプログラムやシステムについて造詣が深く、幅広い知識を持ち全体を見渡して動けるクリエイターは、大きな仕事に関わったり、さまざまな場所で活躍することもあります。

ゲームプログラマーゲームデザイナーからゲームディレクターになるということも決して珍しい例ではなく、考え方によってはゲームクリエイターにとって大きなチャンスがある時代でもあるのです。

ゲームクリエイターの今後の活躍の場

近年は老若男女問わずスマートフォンを持つ人が多く、スマートフォンでできるソーシャルゲームを楽しむ人が増えています。

手軽にゲームを楽しめることになったことで、ライトユーザーは以前より増加傾向にあるといわれています。

斬新な発想や創造力を存分に発揮し、これまでになかったような面白いゲーム、多くの人に受け入れられるゲームを生み出せる人材は、今後ますます必要とされていくでしょう。

また、既存のゲーム機もオンライン化を進めるなど試行錯誤を繰り返しており、そのような努力を評価するヘビーユーザーも、以前より減少してはいますが確実に存在します。

さらにVR技術を搭載したゲーム機が海外でも多く発表されており、そのスペックを活用して新たな楽しさを切り拓いていくクリエイターには大いに注目が集まるでしょう。

それ以外に、アニメのスピンオフ作品や、ゲームのスピンオフアニメ、実写映画化などといったコラボレーションも今後ますます増えていくと思われます。