DTPデザイナーの年収はいくら? 給料についてくわしく解説

平均年収

DTPデザイナーの平均年収は、300万円~400万円程度がボリュームゾーンとされています。

勤務先の種類や規模によっても差が出やすく、大手の広告代理店や出版社であれば比較的よい給料が望めますが、下請けとしてデザインやDTPのみを手掛けている制作会社では、給与水準はやや低めとなるようです。

なお、この業界では、自分をより高く評価してくれる会社を求めて転職を繰り返す人が多い傾向にあります。

経験者が転職する場合の給料は、経験や能力によって変わってくるでしょう。

なお、小さなデザイン会社では年俸制で残業代がつかないこともあるため、働いた分だけ収入になる派遣社員やアルバイトの形態を選ぶ人も多くいるようです。

フリーランスの場合はクライアントや仕事量にもよりますが、仕事の獲得に悩む人から、会社に所属していた時の数倍稼ぐ人まで、千差万別です。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

大幅な収入アップは難しい

DTP業界全体が低年収傾向にあり、この仕事で長く働き続けたとしても、大幅な収入アップは期待しにくいといわれています。

また、最近はDTPデザイナーよりもWebデザイナーの需要が伸びていることもあり、DTP一本で食べていくのはさらに難しくなるともいわれています。

この分野で収入を上げていきたいのであれば、デザイナーとして世間から注目されるくらいの実績を残すか、アートディレクターやプロデューサーなどの管理職を目指していく必要があるといえるでしょう。

アートディレクターの仕事

あるいは、Webデザインについてのスキルを磨き、グラフィックとWebのどちらも対応できるデザイナーになるという方法も考えられます。

Webデザイナーの仕事

フリーランスとしてさまざまな仕事に挑戦する

DTPデザイナーとして稼いでいる人は、会社である程度の経験と実績を積んだところでフリーランスとなって、自分で仕事の幅を広げているケースも目立ちます。

フリーランスになれば、多様な領域の案件に挑戦することもできますし、得意分野の案件に注力しながら単価を上げていくことも可能です。

しかし、個人でそれなりの収入が得られるだけの仕事を獲得していくには、確かなスキルとフットワークの軽さ、コミュニケーション能力なども求められてくるでしょう。