CTOになるには

CTOになるまでの道のり

CTOになるためには、大まかに3つの方法があります。

1つは、現場で経験や実績を積み、企業内で昇進してCTOに任命されることです。

2つめは、CTOの求人を探し、自ら応募して採用されることですが、マネジメント面の実績や高い技術力などが求められます。

3つめは、スタートアップの企業に参画する、あるいは自ら起業する道です。

CTOになるために学歴や資格は不要ですが、経営や管理、技術に関する深い理解が求められます。

ITベンチャー系の企業では20代からCTOになれる場合もありますが、多くは30代後半や40代の熟練エンジニアがCTOとなります。

基本的には、新卒入社から10年以上の経験は必要だと考えたほうがよいでしょう。

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CTOになるための学校の種類

CTOやCEO、CIOになるにあたって、学歴は不要ですが、高い水準の能力が求められるため、大学卒の人が多くなっています。

高卒で就職した人でも、専門性を高めるために学び直すケースも多く、大学院まで通う人も珍しくありません。

CTOは経営能力と技術の両面が求められるため、経済学部や経営学部、情報工学部などで学びます。

また、海外ではCTOを目指す人は専門スクールに通い、技術の他にも財務やマネジメントについて学ぶことが多いです。

日本ではCTOの採用に学歴が重視されることは少ないですが、対外的にCTOとしての知識や能力を示すために役立つことは間違いありません。

CTOに向いている人

CTOに向いている人は、技術と経営の両方に対して強い興味がある人です。

技術者としても活躍したいし、会社の経営にも携わりたいという希望のある人でなければCTOは務まりません。

また、業務の特徴から、判断力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力のある人もCTOに向いているといえます。

スタートアップ企業や,研究開発を一任されるような職場では、体力やストレスに強いことも大切です。

CTOに向いている人・適性・必要なスキル

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CTOのキャリアプラン・キャリアパス

CTOになった後は、そのままCTOとしてキャリアを終えるか、転職するか、CEOやCIOといった経営サイドの役職を目指すかといったキャリアが考えられます。

CTOの働き方はさまざまですが、マネジメントが中心であれば異業種でも活躍できる可能性も高いです。

その他にも技術顧問やCTO養成スクールの講師、技術コミュニティでの活躍の道もあります。

CTOになれるレベルなら、実績やスキルで困ることは少なく、やりたい仕事を選べるでしょう。

CTOを目指せる年齢は?

CTOには年齢制限がないため、何歳だとしてもCTOになることが可能です。

技術に加え、マネジメントの必要があることから、組織の年齢層に合った年齢やキャリアがあることが望ましいです。

そのため、30代後半~40代でCTOになる人が多いですが、ベンチャーでは20代のCTOも少なくありません。

年齢よりも、エンジニアや管理職での実績、CTOとしての適性や実力、組織との相性が大切です。

CTOは女性でもなれる?

CTOは技術力と経営やマネジメントの実力が求められ、性別は関係ありません。

現在、女性のCTOは多くはありませんが、すでに国内の大手企業でも女性のCTOが登場しています。

まだまだCTOは男性が中心ですが、女性がCTOに就任することで女性の感性から新しい企業の成長戦略が描ける可能性もあります。

女性のエンジニアは増えつつありますので、今後は一層の増加が期待できそうです。