経営学部で学ぶことや学科を解説 志望理由はどうする?就職先で多いのは?
「経営学」は歴史ある学問であり、経営学部を設置する大学は全国に数多くあります。
ビジネスに興味関心のある学生や、起業志向の強い学生もたくさん集まっており、他の文系学部と比較して、卒業後は民間への就職もしくは若いうちの起業を目指す人が多めです。
経営学部で学びたいことを明確にしておくと、学生生活がより有意義なものになるでしょう。
経営学部とは
経営学部は、市場の担い手である企業をはじめとする組織の管理や経営手法について学ぶ学部です。
現代はビジネスの多様化・細分化が進んでいますが、「人・モノ・カネ・情報」をどう活用して利益をあげていくか、といった経営の本質的な部分は変わっていません。
経営学部では、こうした経営に関する普遍的な知識を身につけるために、経営管理や経営情報、国際ビジネス、会計・ファイナンスといった各分野について学びます。
経営学部を志望する学生は、ビジネスに対して関心が高い人が比較的多い傾向があり、就職を早くから意識していたり、将来的に起業したいといった具体的な目標を持っていたりする人もいます。
一方で、とくにやりたいことが決まっておらず、「つぶしが利きそうな」イメージから経営学部を選ぶ人もいます。
就職に関しては、経営学部で学んだことを生かして民間企業で働く人が最も多く、就職先の業種も多岐にわたっています。
どのような職業に就いても経営に関する知識が必要となる場面は必ずあるため、経営学部でしっかりと勉学に励めば、将来にも役立つ知識が身につくでしょう。
経営学部の理念
経営学とは、経営、すなわち組織の運営にまつわるあらゆる領域について研究する学問です。
企業をはじめ、自治体やNPOなどあらゆる組織を研究対象とし、その理念や戦略、経営資源などに着目しながら、組織を効率的かつ効果的に運営するための理論の構築を目的とした学びを実践します。
経営学部では、経営のプロフェッショナルとして求められる会計・金融・戦略の理論を学び、価値観が多様化し、急速に変化する現代社会において、経営学に関する専門知識を生かしながらリーダーシップを発揮する人材の育成を目指します。
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経営学部で学ぶこと、勉強すること、授業内容、卒論
経営学部で学ぶこと
経営学部の専門科目は、経営組織や経営戦略、経営情報、財務・会計・マーケティングといった分野の科目で構成されています。
1年次は、学部の必修科目となる経営学や経済学などの科目と、社会人として生きていくうえでの基礎となる一般教養や語学などを学び、2年次以降に専門的な内容の科目が増えていきます。
応用力を身につけるために、演習など実践的な科目も置かれています。
なお、経営学部は「文系」に分類されますが、経営分析をする際には、数学や統計学など数理科学的な手法を用いる場面も多くあります。
また、分析の方法論として、社会学や心理学などの考え方も用いていくため、学際的な要素が強いことが特徴のひとつです。
経営学部の授業内容
経営学部では、企業経営全般に対する理解を深めるために、経営について理念や歴史・戦略・組織などの切り口で学びます。
経営の理念や歴史に関しては、経営哲学、経営史、経営文化論といった授業が行われます。
経営戦略に関しては、マーケティングや経営戦略論などの授業で習います。
組織に関しては、経営組織論やリスクマネジメント論などの授業で扱われます。
このほか、経営学と密接に関わる会社法などの法律に関する授業や、社会学系の学部での研究内容に近い経営社会学などの授業が行われることもあります。
経営学部の卒論の例
- 飲食店のインスタグラム広告の効果に関する研究
- 日本におけるスマートフォン市場についての分析
- 日本企業の品質管理について
- 消費成熟化時代に求められるマーケティング課題とは
- なぜロッテは高収益であるのか
- 感情労働と女性販売職の就業環境
- 経営戦略におけるM&Aの現状と課題
経営学部で学んだことの口コミ
- 簿記を習得したことで、会計の専門職に就くことになった。
- マーケティングを学んだことで、企業の戦略が透けて見えてくることがある。
- 会計の知識が身につき、独立してから自分で経理業務をこなすことに抵抗がなかった。
- 新聞の経済欄に書いてあるレベルのことであれば十分に理解できるようになった。
- 強みをつくること、顧客層を絞ったりなど経営戦略の基本的な考え方を学んだ。
- ファイナンスについて学び、個人的に投資するときにも役立っている。
- 日本企業の経営だけでなく海外の企業の経営についても学ぶことができた。
経営学部の主な学科・分野と概要
経営学科
経営学の幅広い知識と実践力を備え、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する人材を育成します。
マーケティング学科
企業と社会が直面するマーケティング課題に対して、自ら問いを立て、問題解決への筋道をつけ、意思決定できる自助力ある人材の育成を目的としています。
会計学科
簿記論や財務会計論を中心に、ビジネスの現場で不可欠となる経営情報の理解・作成ができる能力を身につけ、会計を武器にグローバルに活躍できる人材を育成します。
公共経営学科
行政などの公的組織やNPO、協業組合など、幅広い公共サービス分野のマネジメントについて学び、それらの場で社会貢献ができる人材を育成します。
市場戦略学科
市場戦略に関わる課題を発見し、企業において主体的かつ具体的に市場戦略上の問題解決が図れる人材を育成します。
経営学部で学ぶ学問分野・概要
経営哲学
優れた経営者の理念や行動原理、思想について研究します。
経営史
企業の発展を長期的な視点から考え、経営手法や経営政策について研究します。
経営文化論
企業の中で共有されている価値観や行動様式について考えます。
マーケティング論
商品企画、開発、広告宣伝、流通を連携させ、売れる仕組みを構築する方法について学びます。
経営戦略論
企業が経営理念に基づきつつ環境の変化に対応し、発展するための指針について研究します。
経営組織論
企業における人的資源を最大限に活かすための組織構造や管理手法について研究します。
会社法
会社の設立や運営について定めた会社法について学びます。
経営学部で目指せる主な資格
- 公認会計士
- 税理士
- 中小企業診断士
- 証券アナリスト
- ファイナンシャルプランナー
- 簿記
経営学部で学んだ経営や会計に関する知識を生かした資格の取得を目指すことができます。
公認会計士や税理士、中小企業診断士といった国家資格から、証券アナリストのような民間資格までさまざまなものがあります。
簿記を学んでおくことで経理や会計の基本的な知識が身につき、社会人になってから役立つこともあります。
経営学部の大学選びのポイント
経営学部を設置している大学は数多くあるため、一見すると選択の余地はたくさんあるようにも思えるでしょう。
しかし、同じ経営学部であっても、大学によって経営思想や経営哲学寄りの研究が中心のところもあれば、情報処理や情報システムといった分野に力を入れているところもあるなど、学べる分野や内容には違いが見られます。
自分にとって興味の持てそうなことが学べる環境かどうか、事前にシラバスなどを見て確認しておくことが大切です。
また、経営学部は4年間で卒業して民間企業へ就職するケースが大半です。
そういった背景もあって、経営学の大学院を設置していない大学も少なくありません。
将来的に大学院への進学も視野に入れている人は、大学院の有無や研究内容について前もって調べておいたほうがいいでしょう。
経営学部の入試方法・受験科目
私立大学では、英語・国語の2科目が入試の必須科目で、地歴・公民・数学のうち1科目を選択するパターンが比較的多く見られます。
国公立大学の2次試験では、英語と数学の2科目のみというケースもあります。
経営学部では、情報システムや情報処理といった数学の知識を使う授業が行われることがあるため、入試においても数学を重視する大学が増えています。
とくに私立の中には、入試で数学を避けて受験することが可能な大学もありますが、その場合でも、入学後の授業やゼミでは数学的な知識を使う機会が出てくると考えておきましょう。
経営学部の学費
経営学部では、他の文系学科と同様、特別な研究費用を必要としないことから、他学科と比べても平均的な学費の大学が多くなっています。
私立大学の場合、4年間で400万円程度の学費になることが一般的といえます。
ただし、もちろん大学によって差があるのと、学科によっては実習の機会があり「研究実験費」といった費用が必要になる場合もあります。
経営学部の志望理由、例文、面接
経営学部の志望動機
経営学部を選択する人の志望理由は、さまざまなものがあります。
簿記や会計の知識を身につけたいという人から、マーケティングの仕事に就きたいという人、ゆくゆくは起業を目指しており、そのために必要なスキルを身につけるためにこの学部へ進学している人もいます。
経営学部では、経営に即したことを専門的に学んでいけることから、全体としては他の文系学部と比較すると、経営戦略やマーケティングなど、ビジネスの世界に興味を持っている人が多いです。
経営学部の志望動機の例文
顧客から信頼される税理士になるためには、税務だけでなく経営全般に対する深い知識を持つことが大切と考えています。
経営者の方々がどのような視点で組織をご覧になっているのか、基礎的な知識なしでは分からないと思うからです。
貴校では現存する企業を例に取って組織論の授業を行うなど、実践的な取り組みを多くなさっていると窺いました。
経営者の方をお招きして講演していただくなど、理論に留まらない「生きた経営」を学べる環境があると感じています。
税理士になる夢を叶えるためにも、貴校で経営学を学びたいと思い、志望いたしました。
経営学部のAO・推薦入試の面接で聞かれること
経営学部には、企業経営について学びたいという思いを持って入学してくる人ももちろんたくさんいますが、中には「他にやりたいことがなかった」といった消極的な理由で経営学部を選ぶ人もいないわけではありません。
そのため、大学側としても目的を持って志望しているかどうか、入学後に具体的に学びたいことや興味がある分野があるかどうか、といった点を重視した質問をすることが想定されます。
入学後にやりたいことを話せるようにしておくなど、「なぜ経営学部なのか」という部分を考えておくようにしましょう。
また、経営学は日々の企業経営に直結する分野の学問であるため、企業に関する報道などについて面接で話題にあがる可能性があります。
新聞の経済欄や企業に関するニュースを意識的に見るなどして、日頃から情報収集しておくことが大切です。
経営学部の志望理由の口コミ
- 経済や経営を学んでおくと社会に出から何にでも応用がきくと思ったから。
- 将来的に自分で会社を経営したい考えを持っていたので。
- とくにやりたいことが決まっておらず、つぶしが利くことを学びたかった。
- できる限り就職を有利にしたかったから。
- 受験勉強を続ければほぼ確実に合格できそうだったことも目指した理由の1つです。
経営学部の雰囲気・男女比
経営学部の男女比は、男性が7割、女性が3割程度となっている大学が多く、比較的男性の割合が高めといえるでしょう。
しかし、最近ではビジネスの現場でも女性の活躍が目立っていることを見ると、女性だからといって経営学部で学んだことが将来生かせないというわけではありません。
経営学部を置く大学は多くあり、大学によって雰囲気はだいぶ異なります。
都心にあるキャンパスに通う場合は、他学部との交流も多く、都会的で華やかな人も多いですが、郊外や地方のキャンパスの場合は自然に囲まれた穏やかな雰囲気が強くなります。
勉強をしながらも、サークル活動やアルバイト、企業でのインターンなどに打ち込む学生もたくさんおり、学生生活を満喫している人が多いようです。
経営学部の雰囲気・男女比の口コミ
- 8対2で女性よりも男性の学生の方が多かった。
- 全ての学生が経営に興味を持っていたり、起業を目指したりしているわけではなかった。
- 男子が多いので女子もさっぱりした性格の子が多く、ゼミなども活発だった。
- 会計士資格の取得を目指す人もいる一方、ほとんど勉強しない人もいるなど両極端に分かれている印象。
- 経営学部だからこのタイプ、という特定のものはなく、いろいろな人がいた。
経営学部の楽しいこと・大変なこと・つらいこと
経営学部の授業では、現存する有名企業について経営分析をするなど、身近な話題と結びついた内容が扱われることが少なくありません。
そのため、講義内容が興味深かったといった声がよく聞かれます。
ビジネスに関心の高い学生も多いことから、意見交換や発表が活発に行われ、活気のある雰囲気で学べる点も魅力のようです。
反面、簿記試験に合格することが必須条件になっている授業があるなど、結果を求められる点が大変だったと感じている人もいます。
研究分野が幅広いため、すべての講義に必ずしも興味を持てるわけではないことがつらかったという声もあります。
ビジネスや企業経営そのものに興味が湧くかどうかによって、経営学部での学生生活を楽しめるかどうかが大きく左右されるため、自身の興味関心について出願前によく考えておくようにしましょう。
経営学部の楽しいことの口コミ
- 知名度の高い企業から規模は小さいながらも利益を出している企業など、さまざまな経営者を招いて講演をしてもらえた。
- 授業で活発に意見交換や発表が行われたので、日を追うごとにクラスの親睦が深まっていくのを感じた。
- 教授陣がバラエティ豊かで、講義で興味深い話を聞くことができた。
経営学部のつらいことの口コミ
- 簿記を初めて学んだので、最初は全く意味が分からず理解するのに苦労した。
- 中には興味を持てない授業もあるので、単位を落とさないようにするのは大変だった。
経営学部の就職先、業界、目指せる職業・仕事、進路
経営学部の就職先
経営学部の出身者の多くは、経営学という実学の専門知識を生かすために民間企業への就職を果たしています。
メーカー、金融、IT、不動産、建設、サービスなど、業界の選択肢は多岐にわたり、グローバルな活躍が期待される企業を目指す人も増えています。
銀行などの金融業界に就職する人の割合が若干多めとなっているようです。
経営学部出身という理由で業種や職種が限定されることはなく、どの職業に就いても経営学の知識を生かすことができます。
経営学部の就職の状況と需要
世間的には文系の学部に分類されながら、経営分析などを通して理系的なものの見方も培っていけることが強みとなり、難関大学を中心に文系学部の中での就職率は比較的高めとなっているようです。
経営についての専門知識を持つという意味で、他学部の学生と比べてビジネスに関するリテラシーが高いと見られることが少なくありません。
そのため、将来的にマネジメントを任せられる幹部候補として採用されることもあります。
一方で、工学部など理系の学部と比べると専門性という面では有利になる要素が少なく、大学で学んだことを元に専門職に就くといったことは難しいのが実情です。
経営学部の就職以外の進路
研究者を志したり、MBA取得や公認会計士、税理士などの資格取得を目標とし、大学院に進学して経営学をより突き詰めていくことも進路のひとつとなります。
MBA取得を目指す人はとくに、研究そのものが目的というよりは先々ビジネスに生かすために学んでおきたいと考えている人がほとんどです。
また、学生時代に起業した会社の経営を卒業後も続けたり、卒業後すぐに起業したりする人もいます。
もともとビジネスに関心が高い学生が他学部と比べて多いため、起業家を目指す人の割合も高めになる傾向があります。
経営学部の就職の状況の口コミ
- 基本的には営業職で業種はさまざま。商社、損害保険、ビール会社、通信会社など。
- 特定の分野やジャンルへの就職ではなく、幅広くいろんなところへ就職していた。
- 金融系に就職する人の割合は、文系の他学部と比べると多めだったと思う。
- 業種も絞られないため自分のやりたい仕事に就くために動いている人が多い。
- 卒業しても簿記の先生の資格しか取れないので、教職につく人はほとんどいません。
経営学部から公務員を目指せる?
公務員試験を突破し、公務員として役所などに勤める人もいます。
ただし、経営学部で学んできたことで公務員試験で特別有利になることはほとんどないと考えていいでしょう。
この点は他の多くの学部と同様、公務員試験に出題される内容が学部での履修内容や研究内容と重ならないということであり、初学者として公務員試験勉強を始める覚悟があれば問題ありません。
また、経営学部の学生の就職先は圧倒的に民間企業が多いため、公務員を目指す学生は少数派になりがちです。
公務員試験に関する話題が周囲の学生から聞こえてこない可能性が高いため、主体的に情報収集する努力が必要です。
経営学部の卒業生の感想
経営学部の卒業生の感想として、学部での勉強が非常に大変で苦労したという声は少なめです。
どちらかといえば科目負担が少なく、とくに3年次以降は授業数が減るなど、自由な時間を作りやすい環境になります。
こうした環境を生かして将来に向けた勉強や起業の準備をする人がいる一方で、負担が少ないことに甘んじて怠けてしまう人もいるのが実情です。
また、他学部と比べると「なんとなく経営学部にした」という学生も少なくないため、目的意識を持って学生生活を過ごすことが大切だという声も聞かれます。
経営学部の卒業生の感想
- 将来的に起業したい考えを持っている人にとっては学べることが多い。
- 科目負担が少ない分、大学まかせだと自堕落な生活になってしまう危険性も高いと思う。
- 数学や簿記が必修とはいえ、理系に比べると科目負担が少なく、3年生になるころには授業が楽になる。
- 社会に出てから経営学をやっておいて良かったと思える瞬間は必ずあるので、やりたいことが決まっていない人にもおすすめ。
- 何となく選んだという学生がいるのも事実なので、流されるのではなく目的意識を持つことが大切。
経営学部は文系と理系どっちが有利?
経営学部は入試で数学が必須または選択科目となっていることが多く、入学後も数学を使う機会があることから、文系学部の中でも理系の要素があると言われることがあります。
また、企業の経営を分析したりデータを扱ったりする上で、論理的思考が求められることも少なくないため、理系の素養がある人は生かすことができるでしょう。
ただし、数学といっても、たとえば物理学科で求められるような高度な知識は必要ありません。
そういった意味で、理系だから有利・文系だから不利といったことはありません。
入試に限って言えば、地歴・公民のどちらかが必須科目の場合、理系で社会が苦手な人は不利になることもある、といった程度と考えておいていいでしょう。
経営学部と商学部の違い
経営学部では、経営管理や組織論といった企業経営の手法について学びます。
一方、商学部ではマーケティングや会計といった、より実務寄りの実践的な知識を学びます。
ただし、経営学部で実際の取引に踏み込んだことを学ぶ場合もあれば、商学部でマーケティングを理解するために経営学の知識が必要になる場合もあります。
経営学と商学はどちらもビジネスを対象とした学問であることから、学ぶ内容についてどこからが経営学、ここまでが商学といった明確な線引きがあるわけではありません。
また、経営学だから理論だけ、商学部だから実践的なことだけ、といった限定的な学び方をするわけではないため、どちらかの学部に進むと就職に有利・不利が生じるということでもありません。
経営学部の口コミ・体験談
龍谷大学 経営学部 経営学科卒業生の体験談・口コミ
経営学科を目指した理由
将来自分の店を持ちたかったため、経営学部を目指しました。
当時はどんな店を持つかは決めていませんでしたが、経営を学ぶことで将来何らかの役に立つと思っていました。
また、経営を学ぶことは社会人になっても必要とされる知識だと思っていました。
経営学科で学んだこと・役に立っていること
経営学部で初めて簿記というものにあって人生が大きく変わりました。
簿記を学ぶことにより会社のお金の流れを理解することができるようになり、決算書を読めるようになりました。
現在ではその知識を生かし税理士をやっています。
経営学科の雰囲気
経営学部は文系です。
そのためどうしても学びに大学に行くというよりは遊びに行くという意識の学生が私も含め多かったです。
男女比は6対4くらいで男性の方が若干多い学部でした。
大学の特色もありお寺の跡継ぎの人が多いのも特徴的でした。
経営学科の楽しかったところ
経営学部の面白みはやはり経営を体系的に学べるところだと思います。
あくまで机上の空論で実践してみると全く使えないもののありますが、経済学部がミクロの視点で学ぶのに対し、経営学部はマクロの視点でより実践に近い形で学ぶことができる点は良かったです。
経営学科のつらかった・大変だったところ
一番つらいのは就職活動です。
経営学部を出たからと言っていきなり自分で起業する人はほとんどいません。
したがってどこかの企業に就職するわけですが、強みがありませんでした。
経営学で学んだことをどう企業に入って生かしていくのか、上手く答えることができなかったことが大変でした。
経営学科の卒業後の就職先・進路
わたしは卒業後税理士を目指すため専門学校に再進学しました。
わたしのように再進学する人も多く、友人はインテリアデザインの専門学校に進学していました。
もちろん、大手企業をはじめとする企業に就職した人がほとんどです。
卒業後の所感・メッセージ
大学は自由な反面、自分で判断して決めることが重要です。
目標をもって4年間過ごさないとあっという間に過ぎてしまいます。
将来自分がどうなりたいか、何をして生きていきたいかをちゃんともって、大学生活を送ってください。
共学短大 経営学部 会計学科卒業生の体験談・口コミ
会計学科を目指した理由
資格がたくさんとれるというのを聞いたからです。
そして、就職するときな職種で一般的な事務職にしようと思っていたのでそう言ったことが学べるという学科学部に致しました。
家から近くで通えるところというのもポイントでした。
会計学科で学んだこと・役に立っていること
この学部を選んで良かったことは、実際今仕事をしていて高校では教えてくれず社会に出たら当たり前と思われていることを一から教えてもらえたということです。
お茶の正しい入れ方、日本語の使い方、一つ一つの作法と言った秘書の業務のようなことが学べたのは今でもとても役に立っています。
会計学科の雰囲気
とても自主的に行動するということがと学校の雰囲気でした。
共学でもありましたが圧倒的に女子の方が多いので一見女子大にしか見えません。
だからこそ男の子も女の子の中に入ってガンガン意見も行ってくるし、他の学科の人ともとても交流があります。
会計学科の楽しかったところ
本当にたくさんの学部の方と知り合いになれたことは良かったことです。
学科などが関係なく取れるものもあり専門知識以外のたくさんの広い知識をつけられたところです。
図書館も地下まであって想像以上の蔵書数でとても嬉しかったです。
会計学科のつらかった・大変だったところ
自分自身で考えて行動するというのが一番厳しかったです。
今までそんなに考えて生きていないのと、自分で考えて責任を持って行動すると言ったことの難しさがありました。
自分から動かないと何も起こらないし、起こさない誰の記憶にも残らないので自分が今何をしたいかを改めて考えなければならないことがつらかったです。
会計学科の卒業後の就職先・進路
やはり就職先は一般職についている人が多かったです。
総合職についている人は相当自分の目的がはっきりした人だけでした。
院などにも行く人もいなかったです。
もしくは銀行員になる人もいましたが接客の仕事は少なかったです。
卒業後の所感・メッセージ
やりたいことがはっきりしている人にはとてもいいところです。
周りが結構軽いノリの人が多いので授業もサボってしまう人もいますがそのうち自分のこの先の道が見えてきたりするので、想像したことを形にできるよう行動して行くことが大切です。
今の自分が何ができ、何ができないか。
そして何をしたいかゆっくり考えるにはもってこいの場所だと思うので一生懸命悩んで遊んで、たくさんの人と関わってください。
知らない人に関係なくてもガンガン声を掛けてください!
思いもよらない人との出会いがあるかもしれませんので存分に楽しんでください。
四天王寺大学 経営学部 経営学科卒業生の体験談・口コミ
経営学科を目指した理由
親が自営業で母の経理を手伝っていた経緯から簿記の資格を取ろうと思ったのが1つ目の理由です。
もう1つは父親のような経営者になりたいと思い経営学を学ぶことでマーケティングの仕組みを知りいつか起業したいと思ったからです。
経営学科で学んだこと・役に立っていること
簿記の資格を取るのが卒業に必須条件なので簿記の資格を取ったことで、経理の仕事が少しできる点です。
決算の時などに役に立ちます。
また経営学を学ぶことで就職活動の時に同業他社を比較する際に役立ちます。
たとえば自分が行きたい企業が市場のどの位置にいるかなど知ることができます。
経営学科の雰囲気
私の大学では少し不真面目な学生が目立ちますが、真面目に授業を受けている人であれば、簿記の資格を2級まで取っている生徒もいます。
男子生徒が圧倒的に多く、男女比で言うと9たい1ぐらいです。
女子生徒は明るく真面目な子が多い印象です。
経営学科の楽しかったところ
簿記に力を入れて勉強できる環境は良かったです。
また、グループワークや発表の機会が多いのでプレゼンの技術が身についたり、人前で話す練習にもなるので、それが苦ではないかたはとても楽しく授業に参加できます。
経営学科のつらかった・大変だったところ
大変なのは専門的な単語が多い上に似たような用語が多く出てくるところです。
また、授業にもよりますが、他の不真面目な生徒一人のために授業全体が中断したり先生の機嫌が悪くなったりするので真面目に受けている生徒は少し苦労します。
経営学科の卒業後の就職先・進路
経営学部の生徒は営業職や販売の仕事に就く方が多いです。
特に私の周辺では自動車業界と金融業界を志望する生徒が多く見受けられました。
ファイナンシャルプランナーの資格を取る方が多かったため金融は特に多かったです。
卒業後の所感・メッセージ
良い点としましては、就職活動に関してはゼミの先生方が全力でバックアップしてくれます。
学部全員で参加必須の合同説明会もあるので就職活動に不安がある方はお勧めです。
ですが、やはり不真面目な生徒が目立つので真面目に受けたいかたには少し苦になるかもしれません。
横浜国立大学 経営学部 経営システム科学科卒業生の体験談・口コミ
経営システム科学科を目指した理由
なるべく就職を有利にしようと、経済系の学部の中から親しみやすそうな経営学部を選択しました。
その経営学部の中でも経営システム科学科は、コンピュータを利用した解析やファイナンスに特化している学科で、金融に強くなれそうなイメージがあったので志望しました。
経営システム科学科で学んだこと・役に立っていること
経営学部で必修となっていた簿記を取得したが、会計の専門職につくことにつながりました。
また、学科で学んだファイナンスの知識は会計の仕事だけではなく、個人レベルで投資する際にも役立っています。
さらに、日経新聞に書いてあるレベルの内容は簡単に理解でき、話題の仮想通貨の特徴や可能性の理解などにも役立っていると感じています。
経営システム科学科の雰囲気
男性7;女性3くらいの割合です。
学生の中には会計士資格の取得を目指す人もいる一方、ほとんど勉強しない人もいるなど両極端に分かれている印象です。
授業内容については、高度な数学が必要となる専門性の深いファイナンス理論のものから、ノートを取らずに聞くだけで大丈夫な企業倫理系の講義まで、バラエティ豊富だと思います。
経営システム科学科の楽しかったところ
バラエティ豊富な教授陣が多かったところです。
特に経営学部は、数学を駆使したファイナンス理論と、論述によって企業のあり方を探求する経営組織論・戦略論の分野に分かれており、双方の学説を支持する教授陣の中が非常に悪い状態にありました。
互いの講義にでると、もう一方の学説の悪口を教授陣が言い続ける事が多く、双方の学説における問題点を理解することができ、貴重な体験をすることができたと感じています。
経営システム科学科のつらかった・大変だったところ
数学が必修だった点です。
線形代数と微積分を習得しないと卒業できないので、文系ながら大学入学後も数学を勉強し続ける羽目になりました。
また、ファイナンスの一大理論であるポートフォリオ理論の講義では、高度過ぎる数学の内容に頭がついていかず、この数式さえ理解できれば株でお金儲けできる、と分かっていても理解できない自分の頭が嫌になりました。
経営システム科学科の卒業後の就職先・進路
一般の大手企業に入る人がほとんどです。
基本的には営業職で業種はさまざまです。周囲には商社や、損害保険、ビール会社、通信会社に進んだひとがいました。
また、公認会計士を目指す人も一定数います。女性の中には都庁職員など公務員になる人もいました。
ただ、卒業しても簿記の先生の資格しか取れないので、教職につく人はほとんどいません。
卒業後の所感・メッセージ
数学や簿記が必修とはいえ、理系に比べると科目負担が少なく、3年生になるころには授業は楽になります。
資格取得や短期留学などの具体的な目標があるのであれば、充実した学生生活を送れるはずです。
ただ、科目負担が少ない分、大学まかせだと自堕落な生活になってしまう危険性も高いと思います。
ファイナンス理論の先生の中には、高度な内容の講義してくれる先生も多いので、その高度な内容についていけるよう自堕落せずに頑張って勉強していって欲しいと思います。
神戸の国立大学 経営学部 経営学科の口コミ
経営学科を目指した理由
高校性の頃より大学では経営の勉強をして仕事に役立てたいと思っていました。
家から通える大学にたまたま同大学の経営学部がありました。
日本の『経営学発祥の地』として歴史と伝統を誇る同大学の学部なので、そこを目標にして受験することができました。
経営学科で学んだこと・役に立っていること
経営学部で学んだ事や卒論で調べた知識などをいかして、今の仕事に活かすことができています。
ミクロ経済学やマクロ経済学といった難しい本で学んだ専門の知識も実践で少し役立っていて勉強して良かったと思います。
経営学科の雰囲気
雰囲気は私学と比較すると真面目な感じがします。
実際仲良くなるととても楽しく良い雰囲気です。
男女比は7割くらいが男子です。
男子が多いので女子もさっぱりした性格の子が多くてゼミなども活発でした。
看板学部なので皆経営を学びに来ているという意識もあるように感じました。
経営学科の楽しかったところ
相互交流・討議をしながら、また単位に追われながらも友達と一緒に楽しく取り組みました。
授業では活発に意見交換をする事で、日を追うごとに親睦を深めていきとても楽しく良い経験をしました。
中でもゼミ合宿で長野に行った事が一番心に残っていて楽しかったです。
経営学科のつらかった・大変だったところ
最後の卒論はとても大変でつらかったです。
経営戦略、経営管理、マーケティング、簿記、金融システム、コーポレートファイナンス、財務会計、国際経営、CSR論、交通論など幅広く勉強しましたが、最後に卒論のテーマで苦戦してとても大変でした。
経営学科の卒業後の就職先・進路
金融業、保険業、製造業、サービス業、リース、公務、情報通信・情報処理、人材など大手上場会社やメガバンクなど皆有名会社に幅広く就職が決まりました。
特に金融業に就職する人が多かった。
私は東京本社の人材派遣会社に就職しました。
卒業後の所感・メッセージ
海外留学を希望していましたが、経営学部では一年間休学という措置になってしまいました。
一年間休学し海外の大学で学部受験して学部留学しました。
海外の同レベルの大学で取得した単位を持ってかえれたらいいのにと思いました。
地方私立大学 経営学部 経営学科の口コミ卒業生の体験談・口コミ
経営学科を目指した理由
将来的に自分で会社を経営したい考えを持っていたので、経営学部と経営学科にてビジネスの基本的な考え方や成功している企業の研究、会計などについて学ぶために目指しました。
また、受験勉強を続ければほぼ確実に合格できそうだったことも目指した理由の1つです。
経営学科で学んだこと・役に立っていること
経営学部の経営学科で学んだことで役立っているのは会計の知識です。
在学当時は熱心に簿記を勉強し、資格を取得したので独立した際に自分で経理業務をを担当することに苦手意識はなかったです。
また、強みをつくること、顧客層を絞ったりなど経営戦略の基本的な考え方も現在の仕事で活きています。
経営学科の雰囲気
経営学部経営学科は8対2で女性よりも男性の学生の方が多かったです。
もう少し女性の学生は多いイメージででしたが、現実は違っていました。
また、経営学部経営学科に通っているからといって、全ての学生が経営に興味を持っていたり、起業を目指したりしているわけではなかったです。
経営学科の楽しかったところ
最も楽しかったのは企業の経営者を招いて講演してもらったことです。
知名度の高い企業から規模は小さいながらも利益を出している企業など、さまざまな企業の経営者のビジネスに対する考え方や苦労話を教えてもらうことができたので、とても参考になりました。
経営学科のつらかった・大変だったところ
簿記は経営学科経営学科で初めて学んだのですが、最初は全く意味がわからず、授業の内容を理解できていなかったです。
しかし、図書館で簿記のわかりやすい参考書を借りたり、市販の問題集を購入して勉強したりなど、努力したことで理解できるようになり、最終的には資格の取得まで達成できました。
経営学科の卒業後の就職先・進路
卒業後は銀行に就職して起業するための資金を貯めたり、銀行との付き合い方を学んだりしました。
同じ学部と学科の友達は銀行や保険会社といった金融機関やシステムエンジニア、不動産会社などかなりバラつきがありました。
卒業後の所感・メッセージ
経営学部経営学科は将来的に起業したい考えを持っている人にとっては学べることが多いです。
ただ、何となく選んだという学生がいるのも事実なので、流されるのではなく目的意識を持って行動すれば、確実に成長することができます。
東京の私立大学 経営学部 経営学科卒業生の体験談・口コミ
経営学科を目指した理由
その当時は特にコレ!という明確な目標がありませんでした。
親兄弟などに相談したら、経済や経営は社会人になったら必ず付いて回るものだから、それを勉強すると何にでも応用がきくからいいのではないかと言われ、有る意味ではこれしかなかった、という選択肢でした。
経営学科で学んだこと・役に立っていること
学んだことは、マーケティングです。
というと、すごく広くなりますが、広義的な意味でマーケティングを学んでおいてよかったと思います。
自分が社会人の立場で何かを売るときも、もちろん役立つけど、こうやって売ろうとしているのだなという企業の考え方が透けて見えたりするのは、社会を見る上で面白いです。
経営学科の雰囲気
正直、どこにでもあるような学部ですし、ものすごく特徴的な学部でもないので、いろんな学生がいます。
やる気の有る無し、将来目指すものが有る無し、色々といます。
男女比は男6:女4というところでしょうか。
雰囲気は特に特徴がありません。
経営学科の楽しかったところ
経営と一言に言っても、幅も奥も広いので、ちゃんと学びたい意欲のある学生の数だけ興味があるという感じはしました。
私はマーケティングでしたが、共に学んだ人は全然別だったので、お互いの知識交換が浅くだけどできるのは楽しかったです。
経営学科のつらかった・大変だったところ
経営という幅が広い分、自分の興味がない、興味がわかないことがわかった分野については、その単位を落とさないようにするのはつらかったですね。
最初は楽しそうと思って授業出るけど、興味がわかなくなることはあると思います。
経営学科の卒業後の就職先・進路
周りは大手、中堅さまざまですが、一般企業に就職していました。
一部、公務員もいました。
ここでも、特定の分野やジャンルへの就職ではなく、幅広くいろんなところへ就職するというのが経営学部の特徴でしょうね。
あまり大学院に行くのはいませんでした。
卒業後の所感・メッセージ
私と同じで、まだ明確にやりたい分野が見えない人には経営学部は有りだと思います。
決して消去法で選ぶわけではなく、社会人になったら役立つことが出てきて、学んでおいてよかったと思える日が必ず来るので、そういう日が来るのだという思いを持って取り組んでもらえるなら、経営学部は良いと思います。
神奈川大学 経営学部 国際経営学科卒業生の体験談・口コミ
国際経営学科を目指した理由
経営学部、国際経営学科を目指した理由は経営関係に興味があって経営学部に進路を絞りました。
経営の中でも国際経営学科を目指した理由は英語力をつけることができる学科であり、日本の経営だけでなく海外の経営も学ぶことができるので経営学部、国際経営学科を目指しました。
国際経営学科で学んだこと・役に立っていること
今役に立っていることは英語力です。
国際経営学科では英語に力を入れていることから3年間英語を学ぶことができました。
留学経験をしたりできたことから、就職活動でも英語力をアピールすることができ、有利に進めていくことができていると感じています。
また、日本の経営だけでなく海外の経営も学べるため視野が広がりました。
国際経営学科の雰囲気
経営学部、国際経営学科は男女比率が6:4ぐらいの比率で少し男子の方が多めで、この学部がある湘南平塚キャンパスになると理学部があるため7:3で男子の方が多いイメージがあります。
国際経営学部ということから英語に意識を置いて生活している人が多いと感じています。
英語を学ぶためのスペースや外国人講師も多くいることから英語に力を入れている雰囲気です。
国際経営学科の楽しかったところ
楽しかったところは全学年次にゼミがあるため専門的に自分の学びたいことを学ぶことができ、多くの人と知り合うことで友人関係が広がり遊びや学ぶことの両方で楽しむことができました。
また、留学をすることで海外の文化を知ることができたことも楽しめました。
国際経営学科のつらかった・大変だったところ
大変だったところはキャンパスが秦野の山奥にあることから、通学が不便であり、周辺に何もない事です。
車、バイクを持ってない人はバスを使用しなければならないのでバスの混み具合によっては遅刻してしまうことがあります。
また、周辺施設がないので帰りに友達と遊んだりするのにも山を下らなければいけないことが大変でした。
国際経営学科の卒業後の就職先・進路
経営学部の就職先は人それぞれなイメージです。
業種も絞られないため自分のやりたい仕事に就くために動いている人が多いと感じています。
比率的には英語力が必要な場所や銀行などの簿記関係の能力が必要な場所への就職先が少し多いイメージです。
卒業後の所感・メッセージ
英語力を身に付けられることや国際的な経営を学び将来の視野を広げられるところが良いと感じています。
現在の立地条件は良くありませんが、2021年4月から経営学部はみなとみらいにキャンパスが移設されるので良くなると思います。
最後になりますが、英語力をつけたい方や将来海外で働きたいと考えている方には良い環境である学校です。
近畿大学 経営学部 商学科卒業生の体験談・口コミ
商学科を目指した理由
製造された商品やサービスが市場に出るまでの流通の仕組みや、ビジネスの基本を学びたかったからです。
経営学の中でも市場原理に特に興味があり、より流通の現場に直結した学問だと思い受験しました。
いつかは起業したい夢も当時ありました。
商学科で学んだこと・役に立っていること
広告関連の仕事をしていますのでマーケット分析や産業構造などを学問として取り組めたことは大きいです。
いざ働き出すと現場と学問の違いはありますが大学での学びの時間は非常に貴重なものだと今になって特に思います。
吸収できることはたくさんあります。
商学科の雰囲気
商学科の中でも、マーケティング戦略コースにいましたが広告代理店やマスコミ志望の学生も多く比較的に女性も多いので華やかさはあります。
また語学力向上を目指したプログラムもあるのでよりグローバルな視点を養うこともできます。
商学科の楽しかったところ
ゼミは楽しかったです。
サークル的な課外活動もありますし、高校生に戻ったようなある意味クラスメート的な感覚で妙な一体感が生まれます。
ゼミは自分の目指す分野をより掘り下げて取り組めますし、この大学のプログラムは非常にバラエティ豊かで楽しいです。
商学科のつらかった・大変だったところ
文系には珍しく非常にレポート提出が多かったです。
専門科目は特にですが、高校の授業のような宿題ではありませんが自己の課題として日々学ぶ姿勢が鍛えられます。
大変ではありますが、学業として取り組むには非常に有意義な時間を過ごせます。
商学科の卒業後の就職先・進路
マーケティング戦略を学びましたので、メーカーでも広報宣伝、企画系など、また営業系の仕事でも広告業界のような提案型の営業志望が多かったです。
他には旅行や観光などのサービス系、または金融システムなどの国際市場を意識した企業への就職が多いです。
卒業後の所感・メッセージ
先述した部分もありますがマーケティング、旅行観光サービス、金融システムなどの分野でさまざまな専門科目があります、そしてより追求したい方にはゼミでなお研究ができます。
大学というところは学びたい欲求にとことん答えてくれる所です。
後に貴重な時間だったと思えるので貪欲に学んで欲しいと思います。
県立N大学 企業情報学部 企業情報学科卒業生の体験談・口コミ
企業情報学科を目指した理由
高校3年生の時に進路どうしようかなと迷っていた時にたまたま大学説明会でお会いした先生の考えた方や話し方に生き方がとても素敵でかつかっこよく、その瞬間に「あぁこの先生の元で勉強がしたいな」という風に思ったからです。
企業情報学科で学んだこと・役に立っていること
自分の役割がなんなのかはっきりと理解できたことです。
また一方の視点からではなく経営、プログラミング、地域ビジネス、哲学などのさまざまな視点から物事が見えるようになった事、受け身ではなく能動的に考え、行動するという基礎を身に着けたことです。
企業情報学科の雰囲気
企業情報の学生の性格はどちらかというとオタク寄りな人が多いです。
男女比も男性のほうが多いですが一度友達付き合いをするとなると深い友達付き合いがしやすい環境にあります。
またさまざまな視点を学ぶのでいろんな話が飛び交いさまざまな情報が入りやすい雰囲気です。
企業情報学科の楽しかったところ
さまざまなことに触れられること、デザインから簿記、経営学や経済学、果ては心理学や哲学などの多くの分野を学ぶことができるので自分の考え方が自分でわかるところがすごく楽しかったです。
また学園祭ではカラオケ大会もありみんなで盛り上がるのもまた楽しかったです。
企業情報学科のつらかった・大変だったところ
多くの分野が学べるということは逆を言えば苦手な分野もある程度必修で学ばなければなりません、私の場合はドイツ語を学びたかったのですが抽選で落ち、中国語の講義を取らなければなりませんでした。
その時は苦痛な気持ちになりながら講義を受けていました。
企業情報学科の卒業後の就職先・進路
プログラミングや経営を学ぶ学科なので、販売や接客業よりかは事務やIT関係の会社に就職する方が多く、郵便局などにも努められた方もいます。
自分は経営を学んだ上で自分で物を売りたいという観点から販売業を選択しました。
卒業後の所感・メッセージ
企業情報学部はさまざまなことを学べ、また私が入学を決める点にもなった素敵な先生もいます。
そして自由な雰囲気があるのでとてものびのびと学校に通うことができました。
そしてこの学部で出会った何よりもかけがえのない友人たちと一緒の時間を過ごせた事は一生忘れる事はないでしょう。
素敵な出会いと素敵な事を学ぶのであれば、ぜひともオススメする学部です。
産業能率大学 情報マネジメント学部 現代マネジメント学科卒業生の体験談・口コミ
現代マネジメント学科を目指した理由
専門学校からの進路変更で編入学する中で専門性のあるところより応用の聞くビジネスやマネジメントの事を学びたいと思い進学していきました。
全く違う分野でしたが将来長い目で見た時学んでおきたいと言う意識は常にありました。
現代マネジメント学科で学んだこと・役に立っていること
この学部で学んだことは自分の今の人生の中で多いに役に経っています。
直接手に職と言う物ではなく、いかにしてマネジメントしたり考えていくかということなので、それらを活かすための場面は年々増えてきていました。
現代マネジメント学科の雰囲気
現役だけじゃなく社会人経験者が多かったので真面目な方が非常に多く、のんびりやっているような感じは一切しませんでした。
男女の比率は半々でどちらかというと女性が多かったように思います。
男性は学び直すと言う名目の方が非常に多かったです。
現代マネジメント学科の楽しかったところ
皆が真面目に受講していたので質問したり授業のことを聞いても積極的意見してくれました。
学ぶ場所としては非常に最適であり、毎回驚きと発見の連続でしたので、毎回学校に行って良かったなと思える内容のことが多かったです。
現代マネジメント学科のつらかった・大変だったところ
真面目であり意識高い傾向にあるので、居眠りとかやる気が低いと指摘されたり相手にされなくなります。
なので単位取れればいいやと思うのであれば、あまりオススメすることはできないので、少しでも気が抜けないのはつらかったです。
現代マネジメント学科の卒業後の就職先・進路
そのまま同じ仕事を継続したりしている方も多かったのですが、自分の場合はリーマンショックの煽りを受けたのでやむ無く地元の工場で契約社員として入る形になりました。
今は好景気ですので諦めず続ければ就職できるでしょう。
卒業後の所感・メッセージ
役立つと言ってもあくまで文系ですので突出したスキルを身に付ける事はできませんが、少しずつ学んできたことが役に立って来ます。
この学部や学科を選んで間違いだったということは起きないでしょう。
選択肢の1つとして検討してみてください。
関西の私立大学 経営情報学部 経営情報学科卒業生の体験談・口コミ
経営情報学科を目指した理由
無難に情報という部分に惹かれて、経営情報学部を志望しました。
情報は生活において切っても切り離せない部分でもあるし当時はまだ発達産業だったためとても魅力的に感じました。
自分がその分野が得意な分野だったていうのもありました。
経営情報学科で学んだこと・役に立っていること
行動という抽象的なものに対して、しっかり数値に換算し優先順位を明確に付け行動していくアルゴリズムのような考え方を、どの場面でも役に立つことが多いです。
もちろん情報科なので基本的に情報のことは触り程度いろんなジャンルやっているので役に立つことがあります。
画像加工なども役に立っていますね。
経営情報学科の雰囲気
おとなしそうな方が多かったような印象を受けます。
自分が意外だなと思ったのは情報が苦手だからこの学部に入ったという人のほうが多かったことですね。
皆さん真面目な方が多い印象でした。
男女比率は男性30%女性70%といったところでしょうか。
経営情報学科の楽しかったところ
あまりレベル的には高い学校ではなかったのですが、
高学歴の講師の方が多かったので、ゼミや授業でこれからの可能性をいうものを語っていただけるにあたってすごく説得力がありました。
私のゼミの先生は超有名国立大学出身だったのですが、飲み会の時にカラオケでのはしゃぎ方に高学歴の羽目の外し方にギャップを感じました。
お前も飲むかとビールを手渡された時は大学生を実感しましたね。
経営情報学科のつらかった・大変だったところ
課題自体は難しくなかったのですが、作業量がとても多く感じたことです。
また、出席重視で単位をいただける授業がよかったので、しっかりテストで点数をとってもやはり時間を取られてしまうという点には結構苦労した思い出があります。
経営情報学科の卒業後の就職先・進路
自分以外はシステムエンジニア、プログラマーが多かったように感じます。
私は「経営」のほうでしばらく数年フリーターをした後フランチャイズで独立することになりました。
他のフランチャイズオーナーより経営学に触れている分、事務的な経営資料などに耐性がついているのはありがたかったですね。
卒業後の所感・メッセージ
経営、情報、経済、この3つのジャンルは操り方次第で「時間、お金」どちらかをコントロールすることにアプローチできると思うのでぜひおすすめです。
ある程度できるようになってから夢を追いかけるのもありだと思います。
習ったことを家ですぐ実践しつつ卒業した後への貯えも図れるのもすごくいい点だと思います。
この記事のまとめ
国内におよそ400万社あると言われる企業の経営管理について学ぶ経営学部は、将来ビジネスに携わる上で有益な知識を得られる学部といえます。
就職や起業を早い段階から意識して行動している学生から刺激を受け、自分を高めていくチャンスもある学部です。
今はとくにやりたいことが決まっていないという人も、経営学部でビジネスの面白さをより深く知ることで、新たな興味関心が湧いてくることもあるはずです。
ビジネスへの知見を広げ、将来への足がかりを作る意味でも、経営学部で過ごす4年間は有意義なものになることでしょう。
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