書店員の仕事内容

本を売る

本に関わる仕事はたくさんあります。ライターや作家、編集者を含め本を作る人、本のデザインをする人、印刷し本という形にする人、本を書店に販売する取次業者、卸業者などさまざまです。

本に関わる仕事の中で、書店員はお客さまに本を売り、渡す仕事です。本の流通に関わる最後の仕事といえるでしょう。

読者の方と直接会うことができるので、本に関わる仕事の中で読者に一番近い職業と言えます。

書店員の働きが売上を左右することも

書店や売場によって仕事内容は変わりますが、基本的な仕事として、朝は本のはたきがけや陳列の乱れを直し、新刊、人気商品などの確認、伝達事項の確認などを行います。

お客さまが来てからは、レジや、棚作り、本棚の整理、返品整理、在庫管理、出版社・著者などの来客対応、POP作成、閉店後にはレジの集計などの業務をします。

コミック売場ではビニール掛けをしたり、雑誌売場だと付録の挟み込みなどを行うこともあります。

書店員の働き一つで本の売り上げも大きく変わります。

外山滋古比の『思考の整理学』などは、元々、20年以上前に発刊され本ですが、2007年筑摩書房で最も売れた本となりました。ブームに火をつけたのは盛岡の書店員さんが作ったPOPです。

「もっと若い時に読んでいれば…そう思わずにはいられませんでした」というコピーによってじわじわと売れていき、再びベストセラーになりました。

POP作成、本の積み方、見せ方など、書店さんの働きは本の売り上げに影響する部分は大きいです。

レジ周辺の作業

レジの作業で他の小売店と違うのは、カバー掛けをしたり、しおりを挟み込んだりすることです。

カバーは本の大きさにより違いますが、新書や文庫、ハードカバーなどあらかじめ大きさが決まっているものもあります。

その場合は最初から各サイズに合わせて上下を折っておき、お客様が持ってきたものに合わせて両端を折り込みます。

また、お客さまに本の場所を聞かれたりした場合のご案内、場所がわかる場合は棚番号をご案内したり、足が不自由なお客さまだった場合は、本を取りに行ったりもします。

加えて、電話応対、書籍のラッピング掛けなども行います。

仕事体験談