書店員になるには? 文系の大学出身のほうが有利?

書店員になる主な方法として、アルバイトやパートなど非正規雇用で書店で働き始める、正社員の採用試験を受けるの2パターンがあります。

書店員は資格や年齢が問われないことも多く、どのような人でも挑戦しやすい条件がそろっています。

ただし、採用人数がそこまで多くないケースも見られるため、しっかりと準備をして目指していくことが大切です。

書店員になるまでの道のり

中高生から書店員になるための道のりとして、代表的なルートは2つあります。

  1. アルバイトや契約社員として書店で働きはじめ、正社員登用を目指す
  2. 高校卒業後に専門学校・短大・大学へ進学し、卒業後、書店に正社員として就職する

書店員として働くうえで、必須の資格はありません。

アルバイト・契約社員・正社員など雇用形態も多様で、学生のうちにアルバイトとして書店で働いて、そのまま卒業後は正社員になるといった人もいます。

特別な学校で学ぶことを求められる職業でもないため、書店員になること自体は、それほど難しくはないといえるでしょう。

ただし、一部の書店では新卒の正社員採用では「大卒以上」を応募資格とします。

また、正社員の採用自体がそこまで多くないため、とくに有名書店では高倍率になることがあります。

十分に採用試験に向けた準備を行っておくことが大切です。

書店員になるまでのルート

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

書店員の資格・難易度

書店員になるのに資格は必要ありません。

本に関連する資格で、書店の仕事にも役立つ可能性があるものとしては、図書館で働く人が取得し、本の案内の知識を証明できる「司書」や、書店での売り上げ貢献に役立てられる「販売士検定」などがあげられます。

「司書」の資格は、図書館で資料の選択や分類、発注、貸出業務、相談などの業務を行う専門的職員の国家資格です。

司書は大学や短大で資格に必要な科目を履修すれば、無試験で取得することができます.

ただし専門科目と並行して図書館系科目を履修しなければいけない分、無試験とはいえ容易ではないといえるでしょう。

参考:文部科学省 司書について

「販売士検定」は商工会議所が行う検定試験で、接客の基礎知識、取扱商品の専門知識、売り場や店舗の管理能力、店舗経営のマーケティング知識や技能を身につけることができます。

合格率は実施の回によっても差がありますが、3級が6割ほど、2級が5~6割ほど、1級は2割前後と、やや難易度が高めです。

参考:日本商工会議所 販売士検定

ただ、これらの資格は必ずしも書店員に必要なわけではありません。あくまでも自分のスキルを高めるプラスアルファのものとして考えておきましょう。

書店員になるための学校の種類

書店員を目指すうえで、学歴が厳しく問われることは通常ありません。

高校を卒業後、すぐに書店に就職して働く人もいますし、アルバイトとして働きながら正社員を目指す人もいます。

なお、書店員というと文系のイメージがあるかもしれませんが、文系でなければできない仕事ではありません。

たとえば文学について知識を深めたい人は文学部、売り上げに関わるマーケティングの知識や専門知識を身につけたい人は経営学部や商学部、会計学を学ぶのもよいでしょう。

とにかく自分の好きな分野について勉強し、「これは頑張った」と思えることをつくっておくのが大事です。

また、書店員にはコミュニケーション能力が求められるため、学生時代に多くの人と接しておくとよいでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

書店員に向いている人

書店員は、毎日膨大な量の本と接することになるため、自分自身本が好きであることに越したことはありません。

本にはいろいろな種類がありますが、幅広くさまざまなジャンルの本に触れておきたいものです。

そのなかで、好きな本のジャンルや好きな作家さんができれば、採用試験の面接や、お客さまとの会話の中で盛り上がることもあるかもしれません。

また、書店の正社員として採用された場合には、店舗の経営やアルバイト・パートの管理や教育に携わっていく可能性が高いため、リーダーシップのある人も向いています。

さらに接客中心の仕事のため人と接するのが好きなことや、立ち仕事となるため一定の体力があることも大事なポイントです。

書店員に向いている人・適性・必要なスキル

書店員のキャリアプラン・キャリアパス

書店員のキャリアプランは、雇用形態や勤務する書店の規模によって異なります。

書店員としてデビューしたら、先輩に教わりながらまずは一通りの仕事を覚えていきます。

やがて各ジャンルの担当を持たせてもらえるようになったら、POPやコーナー作りなどを工夫します。

アルバイトであれば接客や品出し、掃除などの決まった業務が中心ですが、正社員であれば次第にマネジメントの仕事にも携わります。

大型書店は昇進制度も比較的明確で、店長に抜擢され、そこで実績を残すと、より大きな店舗の店長を任せられることもあるでしょう。

ずっと現場を続ける人が多いようですが、本社勤務に移って支店長やエリアマネージャー、幹部とステップアップする人もいます。

一方、中小規模の書店の場合は、正社員が少ないため、より早いうちからアルバイト・パートの管理を任せられたり、ベテラン社員としてのれん分けで独立し、新店舗の店長になったりする例もあります。

書店員を目指せる年齢は?

書店員を目指せる年齢に制限を設けている書店はほとんどありません。

アルバイト・パートも全国の書店で幅広く募集されていますが、ほとんどが「年齢不問」となるため、何歳からでも目指すことができます。

ただし、書店員は立ち仕事ですし、重い本の段ボールを運んだり陳列することが多く、意外にも重労働です。

体力に自信がある若いうちに目指すことをおすすめします。

書店員は高卒から目指せる?

書店員は高卒から目指すことができます。

高校卒業後にすぐ正社員登用される人もいますし、アルバイト・パートとして書店で働きはじめ、契約社員や正社員を目指す人もおり、希望に合わせた働き方を選択できる職業です。

なお、大手の書店や全国展開しているチェーン書店の正社員募集では、応募資格を「大卒以上」としていることもあります。

就職先の選択肢を広げるという点においては、大学進学しておいた方が有利になります。

書店員は男性でもなれる?

書店員の男女比について正式なデータはありませんが、女性よりも男性の比率が少ない職業といわれています。

店舗によっては従業員のほとんどが女性という店舗もありますが、男性の書店員もいないわけではありません。

入荷した本を陳列したり、返品作業でダンボールいっぱいの本を運んだりと肉体労働が多いため、店舗に男性がいることで重宝されることもあるでしょう。

書店員は男女によって仕事内容に差が出るわけではないため、男女関係なく活躍するチャンスがあります。

書店員になるには?のまとめ

書店員は、学歴や年齢が問われることがほとんどないため、どのような人でも目指すことができます。

ただし、正社員の採用はそこまで多くないため、採用試験の準備は十分に行いましょう。

アルバイト・パート、契約社員など働き方もさまざまあるため、自分に合った働き方をすることもできます。