森林インストラクターのやりがい

雄大な自然に囲まれて

森林インストラクターの魅力は、森林とそこで暮らす動植物の命を身近に感じながら働けるところです。

同じ森に何度か通ったとしても、季節や時間帯によってそこで出会えるものは大きく異なります。

春にしか咲かない花があったり、夏にしか飛ばない虫がいたり、秋にしか食べられない山菜があったり、冬にしか見られない絶景があったり…。

その変化をいち早く見つけ、全身で感じることができるのは、森林インストラクターならではの喜びと言っても良いでしょう。

この仕事を志す人は、「キャンプが好き」「動植物に興味がある」「山登りが得意」など森林に愛着があるアウトドア派の人が多いのです。

このような人たちにとっては、大自然に囲まれながら働くことができる森林インストラクターの仕事は何よりも刺激的で楽しい仕事なのです。

里山と都市の架け橋に

昔の日本では子どもたちが森や山を駆け回って遊ぶのが普通のことだったので、動植物に触れたり森の役割を学んだりしながら育っていました。

しかし、近年では都会のマンション育ちの子も多く「虫を捕まえたことがない」「山菜を採ったことがない」「川で泳いだことがない」というような子も珍しくありません。

このような子どもたちに、バードウォッチングや山菜取り、森林浴などを通して森林の魅力やその役割を伝えるのも、森林インストラクターの仕事のひとつです。

子どもたちを対象とした林間学校や自然教室で指導を行うこともあり、とても大切な役割を果たしています。

仕事を通して、子どもたちに森林に興味を持ってもらえたり地球環境を守る心を養ってもらえたりするのが、森林インストラクターにとって何よりも嬉しいことです。

里山と都市の架け橋として子どもたちの明るい未来につながるような案内ができたときには、心から「この仕事をやっていて良かった!」「もっともっと勉強してがんばろう!」と思えるのだそうです。