女性の森林インストラクターのキャリアパス・結婚後の生活

女性の森林インストラクターの現状

森林インストラクターは、森林という自然の中で働くという性質上どうしても「体力」が必要な職業でもあるため、どちらかといえば男性が多い職業であるというイメージを持っている人も多いのではないかと思います。

実際、森林インストラクターの資格を取得する人は男性のほうが割合としては多く、近年の合格者を見てみると7割近くを男性が占めている様子です。

では、森林インストラクターという仕事は女性には向いていない職業なのかと言うと、決してそんなことはありません。

前提として、森林インストラクターには民間資格が必要なのですが、この資格試験の受験資格に性別は関係ありません。

資格試験の受験においても「女性だから不利」「男性だから有利」ということはありませんし、合格後・就職後の仕事内容や待遇においても男女で差別されるということはないのです。

女性の森林インストラクターの強み・弱み

昨今、いわゆる「山ガール」「アウトドア女子」というように、自然環境に触れたいと思う女性は増加傾向にあります。

そんな人たちの案内人として森林インストラクターがいるわけですが、女性のツアー参加者の中には、女性森林インストラクターの方が話しやすいと感じる人もいるでしょう。

森林インストラクターの結婚後の働き方・雇用形態

結婚を機に職場を離れる女性も多いですが、森林インストラクターの仕事は職場復帰がそれほど難しくない環境にあるといえます。

「森林インストラクターの民間資格」は5年ごとの更新が必要ではありますが、実務についていなくても資格登録を更新することができます。

実務経験のブランクがあると、急にフルタイム勤務が不安であれば、アウトドアショップや森林ツアーを主催するツアー会社のパートやアルバイトでの募集を探すのも良いでしょう。

森林インストラクターは子育てしながら働ける?

森林インストラクターの仕事は基本的に昼型であり、昼間に子どもを預けられる環境が整っているのであれば子育てしながらでも働き続けることは不可能ではありません。

ただし、気にするべきポイントとしては「体力を使う仕事である」という点です。

森林インストラクターの仕事は、勤務先や季節にもよりますが、場合によっては1日中歩き続けなければならないケースもあります。

仕事で体力を消耗するため、自宅での子育てや家事に体力を残す工夫が必要になるのです。

週末や行楽シーズン、長期休暇がある時期は繁忙期になるため、勤務時間を調整する、あるいは子育てや家事を家族や親戚に手伝ってもらうなどの対策も相談しましょう。

森林インストラクターは女性が一生働ける仕事?

森林インストラクターの資格には、年齢制限はありません。

つまり、更新手続きを怠らなければ、生涯にわたって森林インストラクターを名乗ることができるのです。

実際、民間企業や公務員を定年退職した後に、森林インストラクターの資格取得を目指す高齢者も珍しくありません。

勤務先によっては定年が決まっている場合もありますが、NPOなどに所属してボランティアの森林インストラクターとして活動する分には年齢の制限は存在しないといえます。

もちろん、高齢になるにしたがって体力などの問題は出てきますが、実際に高齢でありながら森林インストラクターとして活動している人も少なくありませんし、培ったノウハウは森林インストラクターとしての強みの1つとなります。