国連職員の生活

国連職員の職場

国連職員と聞くと、国連本部を思い浮かべ、官僚組織であり事務局として働くイメージや、通訳、会議運営を主催する職員のイメージがある人もいるでしょう。

しかしながら実際の国連職員の職場のほとんどは、国連本部ではありません。

国連加盟国は193の国があり、その全てが国連職員の職場となるのです。そのため、世界中の職員と国籍を超えて多様性の中で働くことも国連職員の魅力でしょう。

国連職員の生活水準は?

国連職員の勤務地は世界各地に広がっており、中には紛争地帯や難民キャンプ支援の仕事を行う職員もいます。

そこで不安に感じるのは、生活水準はどの程度なのか、安全なのか?ということではないでしょうか。まず給与については、国連職員はどの国に赴任されたとしても同程度の水準が維持されるような制度となっています。(国連共通制度 ※OECD等金融機関を除く)

また生活水準は、国によっても少々異なりますが、ある一定以上の生活環境は確保されているようです。

国連職員は異動がつきもの?

実は、国連職員で終身雇用者は少数です。ほとんどは、数年契約や中には数ヶ月の契約までさまざまです。また、国連職員は、転勤・異動も多く、職員は空席が公表されると、希望の席に応募します。

それゆえ、2年程度で転職活動(空席に応募)をする必要が生じ、こうした異動は国連で働く限りつきものとされています。

中にば過酷な場所で任務に当たることもあるため、短い任期でないと厳しい…という部分もあるのでしょう。

この雇用体制については、受け取り方は人それぞれですが、さまざまな職場や貢献の機会に恵まれる、成果を求められるため緊張感を持ち仕事に取り組めるなど、プラスに捉える職員も多くいます。

家庭と両立はできる?

国連職員にはさまざまな手当があり、扶養手当や帰国休暇・手当、家族訪問休暇など、離れて暮らす家族にも配慮した制度もあります。

また、出産休暇をはじめ、子供の出産1人当たり最長2年の育児休暇をとることも可能であることや、自宅勤務や日本でいう時短勤務 など、国連は、家族に配慮した勤務環境を作ることにも力を入れています。

しかし、そのような働きやすい環境であっても、忙しい環境であるため、キャリアとライフ・ワーク・バランスをどう取っていくのかが課題となっています。