数学者のつらいこと、大変なこと、苦労

研究に長期間を要する

難解な問題に挑むことには苦労がつきものです。

時には同じ問題に数年間対峙することもめずらしくありません。

それでも思うような結果が得られないこともあります。

大変骨が折れる一方で数学者の醍醐味でもあるといえるでしょう。

研究者同士の熾烈な知恵比べ

研究者にとって好敵手の存在は励みにもある一方で脅威でもあります。

特に数学は万国共通の学問であるため、世界各国に優れた研究者が存在しています。

前項で上げたような長い期間をかけて解析していた問題を、他の数学者が見事に解いてしまうということもよくあることです。

涙を飲むことも多いですが、研究者としては避けることのできないことです。

また、前項同様、学問に関わることの醍醐味ともいえるでしょう。

定職に就けるかどうか

数学者にとって研究一本で生計を立てられるかどうかは大きな悩みの一つです。

研究職全般にいえることですが専任登用は非常に狭き門。しかも数学者のポストは決して多いとはいえません。

研究の場を得ることに苦労している数学者はかなりの数いると考えていいでしょう。

正当な評価を得られないことも

数学という学問そのものが世間の注目を集めることはほとんどないといっても過言ではありません。

どんなに素晴らしい功績を残したとしても、その努力や苦労に見合う取り上げられ方を必ずされるとは限らないのが現実です。

この点に少し物足りなさを感じてもいいようなものですが、当人たちにとってみたらとるに足らないことなのかもしれません。

分野によっては実績を作りにくい

数学はそれぞれの専門分野が高度に発展しています。同じ数学といえど、まるで異なる学問であるという側面も少なからずあるでしょう。

結果、分野によって研究者としての成功の度合いに差があるのが現状です。

あまりに難問ぞろいだったり、解析する問題が出尽くしている状況に近かったり、分野自体が発展しすぎることで難解になり、理解に時間がかかったりする分野の場合、研究者として活躍することが難しくなる場合もあります。

自身の希望する分野が研究するにあたって困難が多い場合もあるのです。