数学者のやりがい、魅力

歴史に名を遺す

それまでに誰も解くことのできなかった問題に解答できた時や新たな法則を見つけた時、また新しい公式を作ることができた時など、自分が第一人者となることができる喜びこそ、数学者最大の魅力であるといえます。

自分の産み出した公式があらゆる人に使用される喜びは何にも代えがたいものです。

例えば、現在でも使用されている円周率の近似値は紀元前2000年頃から使われているといわれています。

このように、何世紀にもわたり、国境を超えて自分の功績を残せる可能性のある職業であることは多くの数学者のモチベーションを支えているといえるでしょう。

研究に没頭できる至高の立場

学問の世界に没頭できることは研究職全般に共通する魅力です。

研究だけで生計を立てることができる数学者はそれほど多くありませんが、日々難解な問題に挑んだり、新たな問題を産み出す努力を重ねることが職業となっていることは全ての数学者の理想であるといえます。

教育者としての喜び

数学者の中には大学などの教育機関に籍を置き、教育者として学生や生徒に関わっている人も多くいます。

自身の研究もさることながら学問を志す学生や生徒に自身の知識を教授することにやりがいを見出している人も少なくありません。

数学という学問自体の魅力に問題に対する解がはっきりしているという点が挙げられます。

結果、指導した学生や生徒の理解を明確に感じることができる学問分野であるといえます。

これは教育者冥利に尽きるというものでしょう。

他の学問に比べて指導者としての実感を強く感じることができるという側面もあるのが数学者の魅力の一つと考えていいでしょう。

難問に挑むこと自体が魅力

難解な問題に挑むことは辛く苦しいことも多い反面、強く好奇心を掻き立てられるものです。

数学を好む人は皆、多かれ少なかれ、このような特性に面白みを感じているといえます。

それはたとえ研究者という立場になろうとも、変わることはないでしょう。

むしろ、この思いを原点に数学を楽しむ気持ちを忘れずにいることこそ、数学者の本質であると考えることもできます。