ソムリエの勤務時間・休日

ソムリエの勤務時間

多くのソムリエの勤務時間は、勤めている飲食店の営業時間自体よりも、いくらか早めに始まって遅めに終わります。

一般のレストランなら、昼ごろの開店が大多数ですが、ホテルに入っているレストランの場合、モーニングタイムがあるのでもっと早いかもしれませんし、バーで働いている場合は夕方以降の営業になるでしょう。

そのうえで開店準備や閉店準備をおこなうために、前後数時間の勤務を求めているお店が多いようです。

ランチとディナーを出しているレストランの場合、11~23時の範囲で営業しているお店がほとんどです。

また、ワインの輸入業者との商談や、試飲会に参加することもあり、朝から出勤をして昼から夜まで実務に入るといった日もあります。

ソムリエだけでなく飲食業界全体にいえることですが、他の業種と比べると、全体的に遅めの時間帯での勤務となります。

ソムリエの休日

ソムリエはひとつの店舗に何人もいるというわけではないため、替わりがききにくい職業です。

慢性的に人手が不足している飲食業界では、職種に関係なくほとんど休みなく働いている人が多いのが実情です。

一般的な企業で働く会社員と比べると、有給休暇も取りにくい傾向にあります。

また、お客さまがホテルやレストランに食事をしに訪れるのは、土日や祝日、職場のお昼休みや終業後といった、多くの人が休む曜日や時間帯です。

そのため、ソムリエの休日はおもに平日となるのが一般的です。

年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの長期休暇や、クリスマスやバレンタインデーといったイベントがある期間にもたくさんのお客さまが来店するので、ソムリエは休みにくいといえます。

ただし、大手のホテルやレストランでは、休暇制度が整っている可能性が高いでしょう。

ソムリエの残業時間

ソムリエの仕事は一般的に拘束時間が長いです。

ランチを提供しているレストランであれば、午前に出勤してワインセラーの温度や湿度を調整したり、在庫を確認して仕入れ業務をおこなったり、ワインの販売計画を立てたりします。

23時ごろに営業が終わった後も、ワイングラスを磨く、発注作業をする、ワインセラーの掃除をするといった業務をこなす必要があります。

なかには深夜まで残業しているにもかかわらず手当がつかないお店も存在するので、就職の際には待遇について確認することをおすすめします。

ソムリエは忙しい? 激務?

ひとつの店舗に雇われているソムリエの人数は、決して多くありません。

また、ホテルや高級レストランでない限り、ソムリエがホール業務も兼任するケースも珍しくないでしょう。

したがって、営業時間中はずっと一人のソムリエがワインの業務をおこなっているお店もざらにあります。

また、飲食店は土日の来店者が多いため、休みは平日がメインとなります。

ワインや飲食の場、人をもてなすことが心から好き、という人でなければ、途中でつらくなってしまうかもしれません。

しかし、そのぶん必要とされている実感が湧きやすい、やりがいのある仕事だともいえます。

ソムリエの休日の過ごし方

なかなか休めないなかでの休日でも、もともとワイン好きが多いソムリエには、休日もワインに関わって過ごしたいという人が珍しくないようです。

そういった人たちは、たとえばワインショップに足を運んだり、ワイン関連の本を読んだり、ワインが飲めるお店に行ったりして休日を過ごしています。

もちろん、家族や友人と過ごすこともありますが、平日が休日となることが多いため予定が合いにくく、趣味や勉強の時間に充てるソムリエが多いです。

休みの日もソムリエとしての勉強を欠かさないというような人が、一流のソムリエになるのかもしれません。

ソムリエの1日のスケジュール・生活スタイル