ソムリエになるための学校・スクール・通信講座の種類・費用



ソムリエになるための学校の種類

ソムリエになるために必ず通わなければいけない学校はなく、高校卒業程度であれば学歴もほとんど問われません。

しかし、ソムリエとして働くのに必要な知識やスキルを事前に学んでおけば、就職の際に有利になる可能性は高くなります。

ソムリエに特化した専門学校はありませんが、調理系の学校に通えば料理やお酒全般に関する勉強ができますし、観光系の学校でおもてなしの心を学べば、ホテルや高級レストランへ就職する道も開けます。

4年制大学もしくは短大へ進学したい人であれば、調理科や食物科、国際関係学観光学を専攻するとよいでしょう。

専門学校や大学ではなく、民間のワインスクールや通信講座を受講してソムリエを目指す人も多いです。

スクールや通信講座であれば、日中に働いていても勉強できるため、ソムリエ志望の社会人に人気のある方法です。

ソムリエになるには? 必要な資格は?

ソムリエになるための専門学校

調理系の専門学校

ソムリエを目指して学校へ行こうと考える場合、まず調理系の専門学校という選択肢があります。

ただし、調理系の学校では、調理師パティシエになりたい人を対象として入学者を募集しているパターンがほとんどです。

ワインに直接関われる学科はほとんどないため、直接的なソムリエの勉強にはならないかもしれません。

しかし、ソムリエの多くが飲食店で働いていることを考えると、将来的には必ず役に立ちます。

ワインだけでなく、お酒とあわせて楽しむ料理やお菓子の知識を得られますし、調理を経験することで、将来一緒に働く調理師やパティシエとのコミュニケーションもスムーズになるでしょう。

観光系の専門学校

もうひとつの選択肢として、観光系の専門学校があります。

観光系の専門学校へ進む場合は、ホテルやレストランに関する学科を選ぶとよいでしょう。

なぜなら、ソムリエの多くがホテル内にあるレストランに勤務しているからです。

ホテルではなくても、一般的に、高級感のある飲食店での需要が目立つ職業です。

丁寧な言葉づかいや接客の技術、もてなす側の心構えなどを学ぶにも優れた場だといえます。

ソムリエになるための大学

ソムリエになるための学科を設ける大学はありませんが、大卒の学歴を持ってソムリエになりたいのであれば、4年制大学もしくは短大へ進学するのもよいでしょう。

ソムリエはワインを扱う接客業なので、飲食に関する知識を学べる調理科や食物科、栄養学科、おもてなしを学べる観光学科や国際関係学などに進むのがおすすめです。

大学・短大には幅広い学部に所属する幅広い学生が通っているため、サークルや学園祭などに参加して交友関係を広げることができます。

ソムリエは、老若難所を問わずさまざまなバックグラウンドを持つお客さまと接する職業なので、学生時代に見識を広げておくことも大切です。

一方、ソムリエは実務経験が重視される傾向にあるため、高卒や専門学校卒の人よりも現場に出るのが遅くなる点にデメリットを感じる人もいます。

ソムリエになるためのスクール

ソムリエの専門学校はほとんどありませんが、ソムリエ試験の合格を目指すための民間スクールはたくさんあります。

独学でも不可能ではありませんが、効率よく資格を取るには有効な選択肢です。

ただし、ソムリエとして働くうえで資格が絶対に必要というわけではありません。

また、日本ソムリエ協会が実施する「ソムリエ呼称資格認定試験」のように、一定の就業経験がないと挑戦できない資格もあります。

今のタイミングでワインスクールに通うのがベストな選択かどうかは、しっかりと考えたほうがよいでしょう。

そのうえで必要だと思えば、今では全国にワインスクールがあるため、講座を受講するとよいでしょう。

ワインスクールに通う場合の受講費は、5〜15万円ほどが相場となっています。

ソムリエになるための通信講座

ワインの知識を得るには、通信講座を利用する方法もあります。

スクールのように決まった時間に通う必要がなく、かといって独学のように教材探しから始めなくてもよいため、忙しい社会人には人気のある方法です。

ソムリエ資格取得を目指せる通信講座は、民間のワインスクールが開いているパターンが多く、5〜15万円ほどで受講することができます。

また、ソムリエ呼称資格認定試験を実施する日本ソムリエ協会が委託する唯一の通信講座として、産業能率大学の「ワイン資格受験コース」があります。

このワイン資格受験コースは、第一次試験の合格に必要な最低限の知識を効率よく学べるのが特徴で、受講費も33,000円とリーズナブルです。

ソムリエの学校選びのポイントは?

ソムリエを目指すための学校にはさまざまな種類がありますが、もともと実務経験が重視される職業なので、学歴はほとんど問われません。

そのため、どの学校を選べば有利かという視点で見るのではなく、ソムリエに必須となるワインの知識と接客スキルを学ぶためには「どの方法が自分に合っているか」を考えるのが大切です。

一般教養を学びながら学生生活を楽しみたい人であれば大学・短大に進むのがおすすめですし、ソムリエの業務に関連するスキルを専門的に学びたいなら専門学校を、実務経験を積みながら空いた時間に学習したいならスクール・通信講座を選ぶのがよいでしょう。

どの種類の学校にもメリット・デメリットがあるため、自分がどんなルートでソムリエになりたいか、進学前に考えてみてください。