職業訓練指導員の1日のスケジュール・生活スタイル
職業訓練指導員の業務スケジュール
職業訓練指導員の仕事は大きく分けて以下の4つです。
1.技術指導
離職者、学卒者、在職者、障がい者を対象に就職やスキルアップなどに必要な技術や知識の指導を行います。
2.キャリアコンサルティング
面談やジョブカードを活用し、受講者のスキルや職歴、個性にマッチしたキャリアコンサルティングを行います。
3.人材育成・訓練コーディネート
地域の人材ニーズや技術的なトレンドを把握し、企業の需要に適した人材を育成するための訓練カリキュラムを作成します。
企業からの要請で在職者向けに、オーダーメイドの訓練を実施するケースもあります。
4.訓練カリキュラム開発
技術トレンドに沿った訓練カリキュラムの開発にとどまらず、訓練で使用する教材や実習装置の開発なども行います。
いずれも基本的に各都道府県が設置・運営している職業能力開発施設が職場です。
授業を中心に一日が動くため、朝出勤し、夕方に退勤するという規則正しい働き方ができます。
職業能力開発施設で働く職業訓練指導員の1日
職業訓練指導員が活躍する場には、次の施設があります。
・職業能力開発校
・職業能力開発促進センター(愛称:ポリテクセンター)
・障害者職業能力開発校
・職業能力開発大学校(愛称:ポリテクカレッジ)
・民間の認定職業訓練施設
メインとなるのは公共職業能力開発施設であるため、ここでは職業能力開発校と職業能力開発大学校で働く指導員のある1日を紹介します。