歯科医師の働き方の種類・雇用形態

歯科医師の働き方

歯科医師は、正社員(正職員)のほか、アルバイトなどの非常勤、派遣、さらには独立・開業と、さまざまな働き方があります。

勤務先としても、個人経営の小さな歯科クリニックをはじめ、複数名の歯科医師をかかえる大手歯科クリニック、また高度な医療を提供する大学病院や総合病院など選択肢は多彩です。

雇用形態・働き方によって、給与や待遇、福利厚生、仕事内容、時間の使い方などに大きな違いが出てきます。

また、正社員(正職員)と、非常勤歯科医師・派遣歯科医師などの非正規雇用では、それぞれメリットやデメリットがあります。

時間的な融通が利きやすい非常勤での勤務を選ぶのか、それともじっくり経験を積みキャリアアップを目指す正社員を目指すのかなど、自身の目指すキャリアやライフステージに合わせた働き方を選択していく必要があります。

歯科医師の雇用形態の種類

ここでは、歯科医師の一般的な雇用形態として、4つの働き方を紹介します。

正社員(正職員)

正社員(正職員)は、週5日、1日8時間程度の定時でフルタイムで働くワークスタイルです。

歯科クリニックや大学病院など、多くの就業先が正職員での求人を出しています。

社会保険や厚生年金、また福利厚生やボーナス・退職金、昇給、キャリアアップのチャンスなど、安定した雇用環境のなかでやりがいを感じながら働けるのが大きなメリットです。

非常勤

非常勤は、日数と時間に応じて給料を得られるワークスタイルで、「時間給いくら」という形で求人が出ることが多いです。

出勤時間や曜日の相談が可という求人も多いため、複数の歯科クリニックを掛け持ちしたい、開業前の準備期間として短時間だけアルバイトをしたいといった人が、この働き方を選ぶこともあります。

家庭を持つ歯科医師にとっても、家庭や子育てと両立がしやすく、働きやすい業務形態です。

就業条件によっては、社会保険や厚生年金、雇用保険に加入することが可能ですし、条件を満たせば有給休暇も与えられます。

派遣社員

派遣社員は、派遣会社の社員として、就業先に派遣されて働くワークスタイルです。

自分の希望条件をはっきり提示し、即戦力として高時給で働きながら経験を生かしてさまざまな職場で視野や経験を広げたい、自分なりのライフスタイルを維持したいと考える歯科医師に適しています。

派遣先は、街の歯科クリニックや大規模病院などさまざまですので、希望する地域や場所、働きたい診療科などによって、いくつもの候補先から選択することができます。

独立・開業

歯科医師は、病院やクリニックに勤務する、つまり雇われて働く以外に、独立・開業が可能な職業です。

開業医になれば、経営方針や診療日、さらに給料・待遇などのあらゆる事柄を自分で決めていくことができるため、自由度は格段にアップします。

しかし、歯科クリニックの競争はますます激化しており、生き残っていくのは簡単ではありません。

いち歯科医師としての知識や技術に加え、経営者としての手腕も問われてきます。

どの地域で開業するかをよく考え、住民に選ばれる歯科クリニックを目指していく努力が必要です。