広告宣伝のつらいこと、大変なこと、苦労

マルチタスクに追われる日々

今週中に新商品広告の企画案を仕上げないといけないけれど、現在制作中の広告の打ち合わせに走り回っている。
すでに世に出た広告についての成果報告レポートも提出しないといけない。
ゆっくり企画案を練りたいけどそんな時間もなく、締め切りがどんどん近づいてくる・・・。

これは企画立案から制作、評価まで一環して関わる人の例ですが、広告宣伝部門の人は、担当分野によらず日々マルチタスクに追われていることが多いです。

そんな環境の中でも各タスクをきっちりこなしていかなければならないプレッシャーは、かなり大きいといえるでしょう。

体力的につらい仕事

企画案の締め切り前や、制作の大詰めの際には、深夜までの残業が続くこともしばしばです。

お酒を飲みつつのミーティングは、不況に伴う経費削減の流れの中で減ってきてはいるものの、クリエイターたちとのコミュニケーションに欠かせません。

その上、勤務先によってはキャンペーンイベントの立ち会いで休日出勤があたり前の人もいます。

残業、お酒、休日出勤と、疲れが溜まる要因を多く抱えるのが広告宣伝という仕事。

睡眠時間をきちんと確保できない時期は、体力的にかなりつらいと思うことがあるそうです。

板挟みの苦労

企画・制作過程でたくさんの人と関わるのが広告宣伝の仕事です。

関係者たちの意見が常に一致していることはありえず、AさんがOKでもBさんがNGを出せば、担当者はその間を取り持たなければいけません。

いい対案が見つかり両者が納得できればベストですが、お互いに譲らない場合は、板挟みになって折衷交渉に走り回ることになります。

これがAさんBさんだけでなく、その他何人もが別々のことを言い出して譲らないことすらあります。

その場合、全員にいい顔はできませんから、何が最善かを担当者自身が判断して、みんなを説得して回らなければいけません。

コミュニケーション力がある人でも、ストレスフルな役回りといえそうです。