広告宣伝の種類

広告宣伝の職場の種類

広告宣伝の職場には、大きく分けて2つの種類があります。企業の一部門としての宣伝広告部門と広告代理店です。

企業内のいわゆるインハウス(社内)の広告宣伝部門では、自社企業の商品・サービスの広告宣伝を担当しています。

広告代理店では、クライアントから広告宣伝業務を請け負い、クライアントの要望を汲み取って広告を出稿したり、キャンペーンイベントを立ち上げたりします。

インハウスの広告宣伝部門では、社風にもよりますが、自社内で予算を割り当てられ、ある程度自由にさせてもらえます。(上層部判断、関係者との調整はもちろんあります)

しかし広告代理店の場合は、まずクライアントの要望ありきのため、制限がある中での制作になることが多いでしょう。

広告宣伝の中での役割分担

ひと口に広告宣伝と言っても、企業によっては部門内での役割分担がはっきりしていることがあります。

とくに大手企業の社内部門や、大手の広告代理店では、営業、マーケティング、企画、制作進行など、細かく担当が分かれています。

反対に中小企業では、少人数がマルチプレイヤーとしてすべての役割をこなすのが一般的です。

業界と事業規模によるメディア使いの違い

どの業界でも広告宣伝の仕事は必要とされていますが、業界や事業規模によってメディアの使い方が異なる場合があります。

メーカーなどの大手であれば、いわゆる4大メディア(新聞、テレビ、ラジオ、雑誌)に効率的に広告を打つことができます。

しかし中小企業だと、予算の関係で媒体が限られます。そのため店頭広告やウェブ広告、SNSなど比較的低予算でのメディア展開となります。

アパレルメーカーとなると、媒体は大きく雑誌に偏ります。

ターゲット層により雑誌の種類を選ぶことができるため、的を絞った展開がしやすいというメリットがあります。

エンターテイメント業界や旅行業では、インターネット上で情報検索をしたりチケットを購入する人が増えているため、ウェブ広告に比重を置き始めています。