経営コンサルタントに必要な知識・勉強すべきこと

大学やビジネススクールで学ぶ

経営コンサルタントとして働くためには、クライアントである経営者と、対等な立場で社会経済や経営戦略について議論できるだけの知識を持たなければいけません。

知識を身につける一般的な方法は、大学の経済学部や商学部、あるいは経営学を専攻できる大学院などに進学することがあげられます。

すでに就職している人が転職をめざす場合は、ビジネススクールに通ったり経営に関する資格である「MBA(経営学修士号)」の取得をしたりするとよいでしょう。

経営・経済のプロをめざすために

国内・海外の経済・金融事情

日本国内はもちろんのこと、海外も含めての経済の最新の動きを知っておくことが大切です。

2008年のリーマン・ショックや2010年のユーロ危機のような出来事は、一国の景気だけにとどまらず世界経済に影響を与えます。

さらに2020年には新型コロナウイルスの影響により、世界的に経済活動が停止し、さまざまな業界に余波を残しました。

経営コンサルタントは金融業界のプロフェッショナルではありませんが、経済と金融は切っても切り離せない関係を持っているので、できる限り金融に関しても勉強しておいたほうがよいでしょう。

法律に関する勉強

経営を学ぶ上では、法律についても知っておく必要があります。

特に税金の制度や雇用に関する法律は経営者にとって大きな影響があるので、経営コンサルタント自身もしっかりと把握しておく必要があります。

また、こうした法律は年々変わっていくため、勉強を怠ることなく常に最新の情報を手に入れなくてはなりません。

経営コンサルタントによっては「公認会計士」や「税理士」「中小企業診断士」などの資格を生かして専門性の高い仕事をしていることがあります。

ITの知識

IT関連の最新の知識を身につけることで、業務の効率化や経費削減を実現できる画期的な案を提示できることがあります。

ITの知識を生かして、企業の業務システムやWeb系システムなどを企画・提案することもできますし、導入や運用まで携わることもできます。

こうしたITの知識をもつ経営コンサルタントは「IT経営コンサルタント」と呼ばれることもあります。

語学力

経営コンサルタントになる時点で、一定の語学力がなくてはならないということはありません。

ただし、仕事をする上では英語のデータや文献を読まなくてはならなかったり、海外のスタッフとやりとりをしたり、クライアントの要望があれば英語でプレゼンテーションを行ったりすることもあります。

外資系のコンサルファームであれば、海外の企業と関わったり、外国のコンサルタントと混合でチームを組んだりすることは珍しくありません。

とくにグローバルなコンサルティングを行いたい人は、最低でも英語のスキルは身につけておく必要があるでしょう。

さらに高い語学力がある人であれば、海外進出をめざす企業のアドバイザーとなって事業計画をサポートしたり、現地法人の設立をバックアップできたりもします。