環境計量士になるには

国家資格の取得を目指す

環境計量士は「濃度関係」と「騒音・振動関係」の2種類の資格がありますが、いずれも資格を取得する方法としては以下の2つのコースがあります。

国家資格を受ける方法

一つは、計量士国家試験を受験して合格したうえで、実務に必要な所定の経験などの条件を満たす必要があります。

実務経験の必要年数は以下の通りです。

【濃度関係】
濃度の環境計量講習の受講または濃度に関する実務に1年以上従事していること。

【環境計量士(騒音・振動)】
騒音・振動の環境計量講習の受講または騒音・振動に関する実務に1年以上従事していること。

研修を受ける方法

「国立研究開発法人 産業技術総合研究所」が実施する所定の教習を修了し、さらに実務に必要な所定の経験などの条件を満たす必要があります。

実務経験の必要年数は以下の通りです。

【濃度関係】
濃度に関わる計量の実務に2年以上従事していること。

【騒音・振動関係】
騒音・振動に関する実務に2年以上従事していること。

国家試験合格だけでは登録できない

国家試験の受験資格として学歴や年齢の制限はないため、若い人でも環境計量士試験に合格することは可能です。

しかし、環境計量士として登録するには「1年以上の実務経験」もしくは「環境計量講習受講」が必要とされるため、注意が必要です。

就職先を見つける

環境計量士は、民間の環境分析会社、言い換えると「環境計量証明事業所」といわれる種類の企業で働く人が多いとされています。

このような企業では、官公庁や企業からの依頼に基づいて仕事を行います。

1つの事業所には、その事業所が扱う分野の資格者を複数名置くことが求められており、転職の際にも環境計量士の有資格者は優遇されることがあるようです。

法律の定めにより、環境調査に対する意識はますます高まっており、需要も拡大しているようです。