重機オペレーターに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

重機オペレーターに向いている性格・適性

機械の操作が得意な人

重機オペレーターは「オペレーター」という名称の通り、機械を操作するのが仕事です。

安全に、正確に、かつスピーディーに作業をこなすためには、こうした操作をミスなく行える人が向いているでしょう。

バイクや車など乗り物の運転が得意な人はもちろんのこと、アクションやカーレースなどのゲームが好きな人、機械の説明書を読めばすぐに仕組みが理解できる人のほうが向いている職業といえます。

文系・理系という区別はありませんが、どちらかというと機械をいじるのが好きな理系の人のほうが多いという傾向はあるようです。

また、もともとショベルカーやクレーン車などの乗り物が好きな男性がこの職業をめざすことも多いことが特徴です。

慎重な作業ができる人

重機オペレーターとして働く上で最も大切なことは、「無事故・無違反」で仕事をすることです。

重機という大型の機械を操るだけに、ミスをしてしまった際には取り返しのつかない事故を引き起こしてしまうことがあります。

このような事故を絶対に起こさないよう、周囲の作業員としっかり確認を取り合いながら作業を進めていく慎重さが大切です。

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重機オペレーターに必要なスキル・能力

体力

重機オペレーターは、肉体的に過酷な仕事です。

オフィスワークとは違い工事や解体の現場は屋外なので、夏場は熱いなかで、冬場は寒いなかで一日中働くことになりますし、点検や部品交換などを行う際には力仕事もあります。

また、重機を操作する際は同じ姿勢で座りっぱなしになるので、腰や背中をいためてしまうことも珍しくありません。

日頃から身体を鍛えていて「体力には自信がある」という人でなければ、続けていくことが大変な職業なのです。

また、作業中に集中力や判断力が切れてしまわないように体調管理をすることも怠ってはいけません。

当たり前のことではありますが、運転をするわけですから、睡眠不足の状態で働くことや前日のアルコールが体内に残っていることも絶対に許されません。

この仕事を続けるためには、自分に厳しい態度をとることができる人でなくてはならないでしょう。

集中力

重機オペレーターの仕事には、一日中同じ作業を繰り返したり、長時間同じ姿勢で操作をしっぱなしだったりすることもあります。

慣れた作業や現場だと、どうしても雑になってしまったり、気が緩んでしまったりすることもあるでしょう。

ただし、集中力を欠いた状態で作業をしてしまえば、思わぬ事故につながったり、支持された通りの作業ができなかったり、時間がかかってしまったりします、

重機オペレーターは、どんな作業でも同じレベルを保ち、長時間続けることができる高い集中力が求められます。

重機オペレーターに向いていないのはどんな人?

重機オペレーターが働く現場では、さまざまな人たちが働いています。

同じ重機オペレーターだけでなく、現場監督や土木作業員、職人など違った職種の人たちが集まるため、仕事の内容やそれに対する考え方にも違いがあります。

現場によっては、コミュニケーションを取りにくい、チームワークが悪いと感じることもあるでしょう。

現場で仕事をする上では、事故や作業ミスを防ぐためにも、こうした他の職業の人たちとのコミュニケーションが欠かせません。

重機オペレーター自身は、黙々と作業をする仕事ではありますが、あまり人とコミュニケーションをとるのが苦手な人、初対面の人とは話しづらいと考える人は、この仕事は難しいかもしれません。