重機オペレーターに必要な資格・免許

重機に関するさまざまな免許

重機にはさまざまな種類があります。

用途によって車両の最大荷重、機体荷重、最大積載量、吊上荷重などがそれぞれに異なり、操作のために必要とされる知識や技術も違うので、当然のことながら免許の種類も違ってきます。

いずれの免許も、指定された技能講習や特別教育を受けることで免許を取得することができ、基本的には18歳以上であることが条件です。

企業によっては未経験者を採用し、免許を取得するまで費用等のバックアップしてくれることも少なくありません。

特別教育と技能講習

重機を扱うための資格は、クレーンのように国家試験をパスして取得する「免許」と、特別教育や技能講習を受講して取得する「修了証」という2つのパターンがあります。

特別教育は、限定免許となり、運転する重機によって質量や大きさなどの制限があります。

一方、技能講習であれば認定されたほぼすべての重機を扱えるようになります。

車輌系建設機械の場合、技能講習を受講するには以下のような条件があります。

・普通または大型自動車免許を有する者
・特別教育を受けて3ケ月以上同機種運転の経験があること(または大型特殊の運転免許を有すること)

フォークリフトの免許

重機を操作する免許の中でも比較的簡単に取得できるのが、「フォークリフト運転技能者」という国家資格です。

最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転することができ、工場や港、工事現場などで積み荷の移動業務を行う人にとって役立ちます。

各地で行われているフォークリフト運転技能講習かフォークリフト運転特別教育を修了することで免許を取得できます。

運転技能講習の場合、各都道府県の労働局長に登録している登録期間で、運転技能講習を受講し、「技能講習修了証」の交付を受けます。

学科講習(11時間)、実技講習(24時間)、修了試験(筆記試験・実技試験)があり、18歳から受講可能です。

また、自動車免許(普通・大型・大特など)を取得している場合は、講習の一部が免除されます。

これを取得すれば、フォークリフトだけでなく、コンテナキャリア、トップリフターなども操作することができます。

車両系建設機械の免許

トラックやブルドーザー、ショベルカーなど工事現場で使う大型の車両を操作するためには「車両系建設機械」の免許を取得する必要があります。

重機の免許や資格には、操作や運転可能な車両の最大荷重、機体重量、最大積載量、吊上荷重など、細かい決まりがあるため、それぞれの区分で免許を取得します。

移動式クレーン車の免許

クレーン車の場合は、車両の大きさや種類によって学習する内容が細かく分かれています。

「小型移動式クレーン運転技能講習」「床上操作式クレーン運転技能講習」「玉掛け技能講習」があるので、扱う車両や担当する作業の内容によってどの講習を受けるか決めるとよいでしょう。

高所作業車の免許

ビルやマンションなどの高所で作業する垂直昇降型高所作業車を操作するためには、高所作業車の運転技能のための講習を受けることになります。

すでにクレーン運転士の免許を取得している人の場合、講習時間が短縮されます。